こんにちは、シゲです。
・仕事の残業は必要か?
・残業を辞められない理由は何か知りたい。
・残業を減らす方法を知りたい。
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は下記。
- 1:仕事の残業は必要あるか?
- 2:残業を辞められない原因
- 3:残業を減らす方法
「仕事時間が長すぎて、プライベートの時間がない…」「けど、残業しないと生活が成り立たないし…」と悩んでいませんか?
確かに、今の仕事の給料が低いと残業ありきで残業から抜け出せないですよね。
しかし、基本的に残業は不要です。
現に、残業をしても、会社だけが得をして自身が損する未来が待っています。
最悪、仕事人間になり、人生の楽しみがなくなってしまいますよ。
とはいえ、「残業をどう減らせば…」という方もいるはず。
そこで、本記事では残業を減らす方法を紹介します。
残業で仕事だけの人生にはなりたくない方は、本記事を参考にして、残業の日々から抜け出すきっかけにしてみてください。
年間残業700Hを11年続けた経験がある私が、ノウハウを共有しますね。
1:仕事の残業は必要あるか?
「仕事の残業は必要か?」とお悩みの方は、基本的には、残業は必要ないです。
残業の原因は、ほぼ外的要因から発生しているからです。
たとえば、「急に顧客からの電話がきて、対応したため予定していた作業が終わらない。」や「急な社内会議などが入って、予定していた作業が終わらない。」などがあげられます。
そのため、予定の仕事が定時間内で終わらず、残業時間にずれ込んでしまいます。
ただし、生活費が足りない理由の場合は、残業が必要か、必要ないかの判断は難しいです。詳しくは、本記事の続きで解説しています。
なお、ダラダラ残業するのは、会社にもあなたのためにならないため、辞めましょう。
私は、年間残業700Hを11年続けた経験があります。
初めの1~3年目までは、「いつか会社が変わって残業も減るだろう。」と期待しました。
しかし、11年経っても会社は変わりませんでした。
そのため、会社を退職することを選び、今では残業せずに済んでいます。
上記のことから、残業は基本的には必要がありません。
2:残業を辞められない原因
「残業を辞められない原因は何か知りたい」とお悩みの方は、下記4つが原因になります。
- 生活費が足りない
- 顧客や関係部署など他の人との対応で、自分の時間が取れない
- 上司などがまだ残っているため、先に帰れない
- 会社からの評価が下がる
では詳しくみていきましょう。
生活費が足りない
残業を辞められない原因として、「生活費が足りない」という方もいると思います。
基本給では、生活をするのが厳しいため、残業をして稼ぐ必要があるという主張ですね。
これは、半分正解で半分不正解です。
務めている会社により異なるため、正解か不正解か判断しづらいです。
判断するためには、基本給と残業代を比較する必要があります。
たとえば、毎月基本給15万円貰っているとし、時給に換算します。
150,000円 ÷ 20(稼働日) = 7,500円(1日当たり)
7,500円 ÷ 8(時間) = 約937円(1時間当たり)
基本給の時給を算出することができましたね。
では、「基本給の時給換算」と「残業代の時給換算」を比較してみましょう。
「基本給の時給換算」 < 「残業代の時給換算」の場合
残業時間の方が、定時より稼げている状況ですね。
そのため、残業をしてもあなたに得があるため残業をしても良いでしょう。
ただし、残業代の時給単価が低い場合は、残業ぜずに別の収入源を作ることに時間を使いましょう。
「基本給の時給換算」 > 「残業代の時給換算」の場合
定時時間の方が、残業より稼げている状況ですね。
そのため、残業をしてもあなたは損をしているため、残業は辞めましょう。
残業時間を別の収入源に使う方が、あなたのためになります。
上記の理由から、「生活費が足りない。」は、残業を辞められなくなる原因の一つになります。
顧客や関係部署など他の人との対応で、自分の時間が取れない
「顧客や関係部署など他の人との対応で、自分の時間が取れない」は残業を辞められない原因になります。
たとえば、メールの確認などをしていると、「顧客から、今からOOの件について調整させて欲しい」という内容のメールが入っていたとします。
この場合、予定していた自分の作業より、優先して顧客と調整をしてしまいますよね。
同様に、関連部署なども急な依頼がきて時は、対応などもしてしまいます。
そのため、気づいたら、予定していた自分の作業が、定時以内に終わらず、残業時間に作業しないといけなくなってしまいます。
上記の理由から、「顧客や関係部署など他の人との対応で、自分の時間が取れない。」は、残業を辞められなくなる原因の一つになります。
上司などがまだ残っているため、先に帰れない
残業を辞められない原因として、「上司などがまだ残っているため、先に帰れない。」があります。
上司が頑張っているのに、自分だけ先に帰るのは気が引けると考えてしまうため、結局残業をしてしまいます。
これは、日本人特有の「公平であることが美徳」という考え方からくるものでしょう。
しかし、上司の方が給料を多く貰っているため、仕事量が多くなるのは当たり前です。
そのため、上司と合わせてもあなたが損するだけですよ。
上記理由から、「上司などがまだ残っているため、先に帰れない。」は、残業を辞められなくなる原因の一つになります。
会社からの評価が下がる
残業を辞められない原因として、「会社からの評価が下がる。」があります。
人は誰でも、誰かに認められたい(承認欲求)と感じてしまう生き物です。
そのため、自分が会社から評価されたい、認められたいと考えてしまうため、会社からの評価が下がることを嫌います。
また、給料などにも関わってくるため、当然ですよね。
承認欲求は、様々な心理学者なども論文などで認めています。
有名なところだと、「マズローの五段階」や「アドラー心理学」などがあります。
承認欲求について詳しく知りたい方は、下記本をどうぞ。
この本は青年と哲学者の対話方式で書かれているため、非常にわかりやすくなっています。
上記理由から、「会社からの評価が下がる。」は、残業を辞められなくなる原因の一つになります。
3:残業を減らす方法
「残業を減らす方法を知りたい」とお悩みの方は、下記5つが残業を減らす方法になります。
- 仕事を断ろう
- 自分の持っているスキルをすべて公開しよう
- やるべきことを明確にしよう
- 自分の仕事を最優先に確保しよう
- 環境を変える
では詳しくみていきましょう。
仕事を断ろう
残業を減らすために、自分の容量範囲外の仕事は断りましょう。
残業の原因は、ほぼ外的要因になります。
そのため、外的要因の仕事を断ることで、残業時間を減らすことができます。
顧客の場合は、断りづらいなどありますが、同じ部署の仕事などは断れるはずです。
たとえば、上司から「OOの進捗が遅れていて、XXをやってくれ」と依頼されたとしても、OOの進捗が遅れている原因はあなたにはないため、断る権利はあります。
過去の私は、外的要因が断れなかったため、疲労していました。
その間、上司や関係部署の人などは、先に帰宅して、イライラした記憶があります。
また、上司は昇進していったが、私は給料などほぼ変化がなく、損をしただけでした。
上記理由から、残業を減らすために、自分の容量範囲外の仕事は断りましょう。
あなたが損するだけです。
自分の持っているスキルをすべて公開しよう
残業を減らすために、自分の持っているスキルをすべて公開しよう。
あなただけができる仕事を持っていると、他の人は「あなたに任せとけばいいや」と考えるため、あなたに仕事が集中してしまい、結果残業が増えてしまいます。
そのため、あなたの持っているスキルをすべて公開することで、「誰でもできる仕事」にすることができ、残業を減らすことができます
しかし、「自分だけができる仕事を持っていた方が、会社から評価されるのでは?」と考えている方もいるはずです。
よく考えて下さい。会社は売上が上がることが目標です。
売り上げを上げるためには、顧客に商品を売るか自社の費用を削る必要があります。
自社の費用を削るには、作業を効率化するか、単価の低い従業員を雇うことが重要ですよね。
そのため、あなただけができる仕事より、誰でもできる仕事にした方が会社のためになります。
つまり、あなたが「あなたしかできない仕事」を「誰でもできる仕事」にした実績を説明した方が、会社から評価されるはずです。
上記理由から、自分の持っているスキルをすべて公開することで、残業を減らすことができますし、会社からの評価もされるはずです。
やるべきことを明確にしよう
残業時間を減らすには、やるべきことを明確にしましょう。
やるべきことが明確になれば、それ以外の仕事をする必要がなくなりますよね。
そのため、残業を減らすことができます。
仕事を始める前に、本日やるべきことを箇条書きで書いてみましょう。
そうすることで、今日やるべきことが明確にすることができます。
上記理由から、やるべきことを明確にすることで、残業を減らすことができます。
自分の仕事を最優先にしよう
残業を減らすためには、自分の仕事を最優先にする必要があります。
あなたが今日予定している仕事は、今日または、近日中に終わらさないといけない仕事の可能性が高いです。
急な依頼の外的要因の仕事は、納期はもっと先になるはずです。
もし、急な依頼で納期が、今日または、近日中の場合は断っても問題ないでしょう。
そのため、最優先の仕事は、今日予定している仕事なのです。
上記理由から、自分が今日予定している仕事を最優先にすることで、残業を減らすことができます。
環境を変える
残業を減らすためには、環境を変えましょう。
これは最終手段なのですが、効果は絶大です。
「会社が良くなれば、残業も減るだろう」と考えて、同じ仕事を続けていても、会社は簡単に変わってくれません。
そのため、自分が環境(転職など)を変えることで、残業時間を減らすことができます。
私は、年間残業700Hを11年続けた経験があります。
11年苦痛だった残業を、会社を退職することで、解消することができました。
11年間も悩んできたものが、一瞬で解消することができたので、「こんなに簡単に解説できるのか。」「辞めてよかった。」と感じることができました。
また、ストレスも減らすことができたため、非常にいい結果だったと感じています。
上記理由から、環境を変えることで、残業を減らすことができます。
ということで、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。