こんにちは、シゲです。
・会議などで反対意見を伝えたいけど、どう伝えればいいか分からない…
・また、反対意見を言って嫌われたくない。
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は下記です。
- 1:反対意見を上手く伝える方法
- 2:反対意見は無理に言わなくてもいい
「意見が食い違うことがよくある」「でも、自分の意見を伝えて納得して貰いたい」と感じていませんか?
正直、相手を怒らせずに反対意見をいうにはコツが必要です。
本記事では、そのコツを紹介していきます。
反対意見が上手く伝えられず、人間関係が壊れるのが怖いと感じている方は、参考にしてみてください。
11年勤めた会社で、反対意見を言ってた私がノウハウを共有しますね。
1:反対意見を上手く伝える方法
反対意見を上手く伝える方法は、下記3つ。
- ①結論から話す
- ②理由を話す
- ③具体的な対策案を出す
各々、詳しく解説していきますね。
①結論から話す
反対意見以外でもですが、結論から話さないと聞く側が嫌な気分になるからです。
例えば、友達と外食に行く際、下記のような状況だったらイライラしますよね。
- 友達A「どこで飯食べる?」
- 自分「俺は、寿司食べたい」
- 友達B「和食もいいけど、洋食もありじゃない?」
- 自分「今日は寿司がいいかな」
- 友達B「じゃあ、イタリアンやフレンチは?」
- 自分「Bは結局何がいいの?」
こんな感じですね。
結論から伝えないと無駄な会話が続き、相手をイライラさせてしまいますよ。
嫌われるかもと不安かもですが、自分の意見を言う時は、結論から話しましょう。
相手の意見は否定しない
なお、反対意見の結論を言う時に、相手の意見を全否定する人がいますが、絶対に辞めましょう。
なぜなら、全否定は相手の気分が悪くなるから。
例えば、会議であなたが意見が出した直後、「それは絶対に違う」と全否定されたら、嫌な気分になりますよね。
頭ごなしに、相手を否定しても何も生み出せません。
直接、相手の意見は否定せず、自分の意見として反対意見を伝えましょう。
②理由を話す
結論を伝えたら、その理由を伝えましょう。
理由を伝えることで、自分の意見の意図を相手に伝えられるからです。
ダイエット方法で例えてみますね。
- 相手「ダイエットをするなら、食事制限が最適だと思う」
- 相手「理由は、食事制限をすれば生活習慣を変える必要がなく挫折しにくいから」
- 相手「ダイエットなら食事制限が一番」
- 自分「俺は、運動が最適だと思う」
- 自分「なぜなら、運動をすれば消費エネルギーが減るし、健康にもいいから」
- 自分「個人的には運動が最適だと思うな~」
こんな感じです。
理由を伝えることで、自分の意見を相手に受け入れやすくなります。
なお、理由を伝える時は、確実に論理的に話をしましょう。
感情だけの理由だと、相手は納得できない可能性が高いからです。
理由は、論理的に伝えましょう。
③具体的な対策案を出す
最後に、具体的な対策案を伝えましょう。
対策案を提示することで、協議が進むからです。
先ほどのダイエットで例えると下記ですね。
- 相手「ダイエットをするなら、食事制限が最適だと思う」
- 相手「理由は、食事制限をすれば生活習慣を変える必要がなく挫折しにくいから」
- 相手「ダイエットなら食事制限が一番」
- 自分「俺は、運動が最適だと思う」
- 自分「なぜなら、運動をすれば消費エネルギーが減るし、健康にもいいから」
- 自分「個人的には運動が最適だと思うな~」
- 自分「とはいえ、食事制限か運動どっちがいいかは人それぞれ違いますよね」
- 自分「それなら、両方試してどっちが効果的か確かめよう」
- 相手「OK」
こんな感じですね。
代替え案を提案することで、今後何をするべきか決めることができます。
相手のメリットになることを伝える
なお、対策案を提案しても相手の感触が悪いなら、相手のメリットになることも伝えるといいですよ。
相手が「自分にもメリットがあるなら…」と妥協してくれる可能性が高くなるからです。
WIN-WINの関係性を作れれば、相手に嫌われることも減りますよ。
どうしても相手の感触が良くないなら、自分の意見で相手にメリットになることも伝えましょう。
嫌われる覚悟は絶対に持つべき
なお、残念ながら自分の意見を伝えるなら、嫌われる覚悟は絶対に持つべきです。
なぜなら、価値観が合わない人達は必ずいるからです。
どんなにメリットがあることでも、自身の意見と突き通そうとする人もいるし、相手も○○が嫌いだからと言う私的な理由で突っかかってくる人もいます。
残念ながら、確実に嫌われない方法はないので、嫌われる覚悟は絶対に持ちましょう。
自分のために反対意見を伝えよう
ここまで解説してきた通り、下記手順に沿って反対意見を伝えれば、上手く相手に伝わります。
- ①結論から話す
- ②理由を話す
- ③具体的な対策案を出す
反対意見が言えず悩んでいるなら、上記に沿って反対意見を言ってみて下さい。
なお、「反対意見を言って、周りから嫌われたくない」という思いが強いなら、無理に反対意見を言わなくて大丈夫です。
2:反対意見は無理に言わなくてもいい
反対意見は無理に言わなくてもいい理由は、下記。
- 意見を受け入れられても手伝ってはくれない
- 討論の時間が無駄
- 他人任せをしても不満は解消されない
各々、詳しく解説していきますね。
意見を受け入れられても手伝ってはくれない
仮に、自分の意見を伝えて、相手に受け入れられたとしても、実施するのは結局本人次第だからです。
例えば、友達にブログで稼ぐなら、自分のサイトを持つ方が良いと伝えて納得して貰えたとしても、ブログを運営するのは自分だけですよね。
友達は、自分のブログ運営を手伝ってくれません。
結局、自分の意見を伝えて周囲に納得して貰えても、やるのは自分以外にいないので、無理に反対意見を伝えなくてOKです。
討論の時間が無駄
自分の意見を伝えて納得して貰えても、相手が自分の思い通りに行動してくれるとは限らないからです。
結局、自分で行動することが最も大切ということですね。
また、自分で行動をして結果を出せば、周囲も認めてくれるようになりますよ。
イチローさんも、周囲が「無理だ」と諦めた事を実際に行動して結果を出し、周囲から認められるようになりました。
討論する時間が無駄になるので、無理に自分の意見を言わなくて大丈夫です。
他人任せをしても不満は解消されない
また、他人任せをしても自分の不満は解消されません。
仮に、仕事のやり方に不満を持って上司達と会議をしても、安定が好きな人は確実にやり方を変えないですよね。
他人に協力して貰ってやり方を変えようとしても、確実に変わりません。
それなら、自分だけでも黙々とやり方を変えた方が、不満解消できますよ。
他人に頼っても、不満は解消できないという事を忘れないで下さい。
自分で行動する事が最短の近道
ここまで解説してきた通り、下記理由から無理に反対意見を言わなくても大丈夫です。
- 意見を受け入れられても手伝ってはくれない
- 討論の時間が無駄
- 他人任せをしても不満は解消されない
結局、自分の不満を解消したり、理想を叶えるには、自分で行動をしないといけません。
他人はコントロールできないので、無理に共感して貰わなくても大丈夫です。
それに、嫌われることもなくなりますよ。
自分で行動することが最も重要ということを忘れないで下さい。
3:反対意見より行動を優先しよう
本記事の内容をまとめます。
反対意見を上手く伝える方法は、下記3つ。
- ①結論から話す
- ②理由を話す
- ③具体的な対策案を出す
上記に沿って、反対意見を伝えてみて下さい。
なお、どうしても相手に嫌われたくないなら、無理に自分の意見を伝えなくてOKです。
- 意見を受け入れられても手伝ってはくれない
- 討論の時間が無駄
- 他人任せをしても不満は解消されない
他人はコントロールできないので、協力してくれる可能性は限りなく少ないです。
それなら、すぐに自分で行動した方が確実に自分のためになります。
無理に自分の意見を伝えるのは辞めて、自分のために行動を始めましょう。
ということで、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。