こんにちは、シゲです。
・事前にリスクを洗い出して、失敗を避けたい。
・リスクを洗い出す具体的な方法を教えて。
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は、下記です。
- 1:リスク洗い出し方法【やるべきことは3つだけ】
- 2:全てのリスクを洗い出すのは不可能
「挑戦する前にリスクを把握できれば、安心できる」「けど、リスクの洗い出しってどうやればいいの?」と感じていませんか?
確かに、挑戦前に全てリスクを洗い出せていたら、安心して挑戦できますよね。
しかし、全てのリスクを洗い出すことはどんな人でも不可能です。
正直、結果を出しているインフルエンサーも全て計画通りにいくことはありません。
とはいえ、リスクを洗い出すことで、失敗の確率をグっと下げることは可能です。
少しでも安全に挑戦できるようになりたい方は、本記事でノウハウを紹介するので、参考にしてみて下さい。
11年勤めていた会社で、商品の品質を保証する部署に勤め、計画を頻繁に立てていた経験がある私がノウハウを共有しますね。
1:リスク洗い出し方法【やるべきことは3つだけ】
リスクの洗い出し方法は、下記3ステップのみです。
- ①予想し続ける
- ②紙に書き出す
- ③許容範囲を決める
①予想し続ける
リスクを避けたいと考えるのは、全て将来のことだからです。
将来のことは、予想するしかないですよね。
例えば、料理未経験の彼女が、初めて手料理に挑戦するなら、下記リスクを予測するとかですね。
- 気合を入れ過ぎて、めちゃくちゃめんどくさい料理を選ぶ
- こちらから料理の種類を指定する(カレーなど簡単なものにする)
- 料理中に、オリジナリティを出そうと変なアレンジをする
- クックパッドを勧める。一緒に料理をする。
- 不味い料理を作ってしまった
- 彼女にも食べさせて外食をする。1度で成功するほうが凄いと言い食べる。
こんな感じで、予測し続けることでリスクを洗い出すことができます。
予測を続けて、失敗するパターンを洗い出してみて下さい。
過去の実績を参考にすると失敗しにくくなる
予測する時に、過去の実績を参考にする方法もありです。
過去の実績を参考にすれば、成功確率が上がるからです。
私が過去に勤めていた会社でも、過去の実績から見積もりを出したりしていましたね。
実際に作業していても、見積もり通り(売上は除く)の実績になることが大半でした。
予想することに煮詰まったら、過去の実績を参考にするのもありですよ。
②紙に書き出す
頭だけだと、記録しきれないからです。
紙に書き出すと言いましたが、電子データでもOKですよ。
私はリスクを洗い出したり、何か計画する時は、必ず電子データに書き出しています。
リスクを洗い出す時は、箇条書きで書きますね。
頭だけだと、リスクを洗い出すことはできません。
予測して思いつくリスクを、可視化出来る状況にするためにも書き出しましょう。
③許容範囲を決める
何事でも、リスク0で成功させることは不可能だからです。
例えば、プログラミングで稼げるようになりたいとしても、下記初期費用は必ずかかります。
- プログラミングを学習するための費用(本やコンサル料など)
- PC代金
- コードを覚える時間
このように、全くノーリスクで成功させることはできません。
予測が全て終わったら、ここまでなら許せるという許容範囲を決めましょう。
リスクを洗い出し失敗を避けよう!!
ここまで解説してきた下記3つの方法で、リスクを洗い出すことができます。
- ①予想し続ける
- ②紙に書き出す
- ③許容範囲を決める
上記を試してリスクを洗い出し、失敗を回避してみて下さい。
とはいえ、全てのリスクを洗い出すのは不可能です。
「ここまで解説しておいて、ふざけんな!!」と感じるかもですが、事実になります。
すみません…
しかし、未来のことを全て予想して的中されるのって無理じゃないですか?
リスクを洗い出せる人は、全世界探してもいませんよ。
2章からは、“全てのリスクを洗い出すのが不可能な理由”と“リスクを洗い出せなくても失敗しない方法”を解説していきます。
失敗を避けたい方は、最後まで読んでみて下さい。
2:全てのリスクを洗い出すのは不可能
まずは、全てのリスクを洗い出すのが不可能な理由から解説していきます。
理由は、下記2つ。
- 将来のことは誰にもわからない
- いくらリスクを検討しても、実行したら差異ができる
将来のことは誰にもわからない
繰り返しになりますが、将来のことは誰にもわからないし、予測するにも限界があるからです。
例えば、20年前に下記状況を予測できた人はいないはずです。
- コロナの影響で不況が続く
- AIの発展で、職が脅かされる
- 終身雇用が崩壊し、リストラされる
このように、将来のことは誰にもわかりません。
予測をしてリスクを洗い出しても、予想外のことは必ずあります。
全てのリスクを洗い出すのは不可能であることは、覚えておいて下さい。
いくらリスクを検討しても、実行したら差異ができる
世の中、曖昧なことばかりだからです。
例えば、不具合が発生させてしまい、顧客に謝罪と対応策の案を提案しに行くとします。
「リスクも洗い出したし、この対応策で大丈夫だ」と考えていても、対応した顧客が気に入らない方法だったら、断られますよね。
また、こちらから顧客の人員を選定するのは不可能です。
このように、世の中には、曖昧な事が多いため、いくらリスクを検討しても、失敗する時は失敗します。
リスクを検討している時は、現状維持のまま変われない
検討している際は、行動をしていないため、事実がわからないままからです。
例えば、会社の上層部が会議ばかりなのは、リスク0で売り上げを上げる方法を検討しているためです。
しかし、実際にリスク0で売り上げを上げられる方法が見つからないため、下記を繰り返します。
- ① 会議を開く
- ② 協議するが結論が決まらない
- ③ 会議を中断する
- ④ ①にもどる
上記を繰り返していても、売り上げは上げられないですよね。
リスクを検討している時は、現状維持のままです。
失敗が怖いのはわかりますが、現状維持を続けても、望んだ結果を出すことはできませんよ。
ある程度、リスクの洗い出しができたら、思い切って行動を始めましょう。
実行しながら問題を解消して、許容範囲以内に収めることが重要
ここまでの解説で、全てのリスクを洗い出すのが不可能なことがわかったと思います。
とはいえ、「失敗を避けるのは無理ってこと?」と疑問に感じる方もいるはず。
しかし、失敗を避ける方法は、リスクの洗い出しだけではありません。
その方法は、実行しながら問題を解消して、許容範囲以内に収めることです。
実行しながら、問題を解決していけば、最終的に失敗にならないからです。
例えば、自転車に乗れなくて、1ヵ月以内(許容範囲)に自転車に乗れるようになろうとします。
始めの方は、自転車に乗るコツが分からず、何度も転ぶはずです。
しかし、1ヵ月後に自転車に乗れていれば、失敗にはならないですよね。
このように、失敗を避けるには、実行しながら問題を解消して、許容範囲以内に収めることが重要になります。
リスクを洗い出すには、限界があるため、行動しながら問題を解消していくやり方も覚えておいて下さい。
失敗しても問題なし
仮に失敗しても、得られることはあるため、全てが無駄になることはないからです。
例えば、ブログで収益化を狙い、入念に計画を立ても稼げなかったとします。
しかし、下記知識とスキルが身に付けられますよ。
- コーディング技術(サイトデザイン)
- 読者に分かりやすい文章の書き方
- 執筆スピード
実際に稼げていなくても、ブログを始める前に比べて、成長することができています。
リスクの洗い出しに時間をかけていても、現状維持が続き時間が無駄になるだけですよ。
実行しながら問題を解消して、許容範囲以内に収めることを目指しましょう。
3:リスクの洗い出しはほどほどにしよう!!
本記事の内容をまとめます。
リスクの洗い出し方法は、下記3ステップです。
- ①予想し続ける
- ②紙に書き出す
- ③許容範囲を決める
失敗する確率を下げるためにも、試してみて下さい。
とはいえ、全てのリスクを洗い出すのは不可能です。
理由は、下記2つ。
- 将来のことは誰にもわからない
- いくらリスクを検討しても、実行したら差異ができる
いくらリスクを洗い出しても、失敗するときは失敗します。
また、リスクの洗い出しを続けても、時間が無駄になるだけです。
失敗を避けるためには、実行しながら問題を解消して、許容範囲以内に収めることが重要になります。
仮に、失敗しても、得られることが必ずあるため、損はしませんよ。
リスクの洗い出しはほどほどにして、まずは挑戦してみましょう。
ということで、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。