こんにちは、シゲです。
・最近、部下のモチベーションが下がっている気がする。
・部下のミスが増えてきて、仕事に支障が出てきている。
・部下のモチベーションが下がる原因を知りたい。
・部下のモチベーションを上げる方法を知りたい。
・ついでに、部下への指導が上手くなる方法も知りたい。
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は下記。
- 1:部下のモチベーションが下がる原因
- 2:部下のモチベーションを上げる方法
- 3:部下への指導が上手くなる方法
「最近、明らかに部下の仕事に対する姿勢が悪い…」「モチベーションが下がっているのはわかるけど、どうすればいいか分からない」と悩んでいませんか?
確かに、部下のモチベーションにより、仕事の進みが大きく変わるし、一緒に仕事をしていても気持ちよくないですよね。
しかし、他人のモチベーションを上げるのは至難の業だし、どうしていいかわからないはず。
そこで、本記事では部下のモチベーションを上げる方法を紹介します。
部下のモチベーションを上げて、居心地の良い状態で仕事を進めたい方は、本記事を参考に職場の人間関係を改善してみてください。
11年勤めた会社で、部下5人に指示を出していた経験がある私が、ノウハウを共有しますね。
1:部下のモチベーションが下がる原因
部下のモチベーションが下がる原因は、下記2つになります。
- 部下の仕事とプライベートのバランスが悪い
- 部下の実績に対する利益がない
では、詳しく解説していきます。
部下の仕事とプライベートのバランスが悪い
部下の仕事とプライベートのバランスが悪いと、部下のモチベーションが下がる原因になります。
そもそも日本の会社で働く限り、仕事の拘束時間(労働+休憩+通勤)は、最低でも10時間使っています。
また、睡眠時間を考えると、実際にプライベートで使える時間は、5時間以下になります。
そのため、基本的「プライベート」より「仕事」の方が使う時間が多くなってしまいます。
さらに、残業や休日出勤をしてしまうと、プライベートの時間が削られてしまい、仕事とプライベートのバランスが崩れてしまいます。
そのため、仕事のために生きているのではないかと感じ、部下のモチベーションが下がる原因になります。
私は過去に、年間残業を700Hを11年続けていた時があります。
当時の私は、プライベートの時間がほぼなく、帰宅しても食事→風呂→寝る→出勤の繰り返しで、「なんで、仕事しているんだろう?」と考えることが多かったです。
そのため、ストレスも溜まりましたし、仕事に対するモチベーションが下がっていました。
結局、モチベーションが上がることはなく、ストレスが限界にきたため、退職することを選択しました。
上記理由から、部下の仕事とプライベートのバランスが悪いと、部下のモチベーションが下がる原因になります。
部下の実績に対する利益がない
部下の実績に対する利益がないと、部下のモチベーションが下がる原因になります。
部下が頑張って良い実績を出しても、すぐに利益があるのは会社だけです。
そのため、いつまでも給料が上がらなかったりすると、部下のやる気はなくなります。
また、仕事内容も新しいことをできれば、新しいスキルが覚えられるため、部下のやる気は高くなります。
しかし、やり慣れた仕事を頑張っていても、「単純作業の量だけが多い」「短期間でやり慣れた仕事をしているだけ」と感じるだけで、部下の利益(新しいスキルが覚えられるなど)になっていないと感じてしまい、部下のモチベーションが下がる原因になります。
私は、以前の会社に11年勤めていましたが、基本給は2万円しか上がりませんでした。
しかし、11年間で仕事量は、3倍近くなっていましたし、私よりも仕事の実績をあげていない人が、昇進して私よりも良い給料をもらっていました。
結果、私のモチベーションが下がり続け、最終的には「このままこの会社にいても、自分のためにならない」と考えることが増え、退職をしました。
上記理由から、部下の実績に対する利益がないと、部下のモチベーションが下がる原因になります。
2:部下のモチベーションを上げる方法
部下のモチベーションを上げる方法は、下記4つになります。
- プライベートを優先させる
- 仕事+プライベート両方とも面倒をみる
- 部下の実績から、何らかの利益を与える
- 諦める
では、詳しく解説していきます。
プライベートを優先させる
部下のプライベートを優先させることで、部下のモチベーションを上げることができます。
会社員の場合、定時で仕事を終わらせても、プライベートより仕事に使っている時間が多くなっています。
そのため、できるだけプライベートの時間を増やしてあげることで、プライベートを充実させることができ、プライベートと仕事両方ともやる気を上げることができます。
プライベートを優先させて時間が確保できると下記思考になります。
- プライベートを充実させたい
- 充実させるには、お金が必要
- お金を増やすには、昇進する必要がある
- 仕事を頑張る
このように、プライベートを優先させることで、部下のモチベーションを上げることができます。
私は、以前の会社を退職後は、プライベートを優先すると決断して、フリーランスになることを決意しました。
その後、プライベートを優先することができ、フリーランスとして稼ぐことにもモチベーションを上げることができています。
その一つに、ブログ収入を増やすという目標もあるため、記事の毎日更新を実施できています。
上記理由から、部下のプライベートを優先させることで、部下のモチベーションを上げることができます。
仕事+プライベート両方とも面倒をみる
部下の仕事とプライベート両方とも面倒をみると、部下のモチベーションを上げることができます。
先ほどから、部下のモチベーションを上げるには、プライベートと仕事のバランスが大切だとお伝えしてきました。
そのため、部下のプライベートにも目を向けていないと、部下のモチベーションを上げることはできないです。
たとえば、一緒に有給休暇を取って旅行に行くとかですね。
「来月、サイパンに一緒に行こうぜ」などを伝えて旅行の計画を立てます。
本当に嫌われていなかったら、一緒に行ってくれるでしょう。
部下も「上司も頑張っているし、サイパン行くために、仕事頑張るか」とやる気がでる可能性も高くなります。
また、旅行の計画など、プライベートまで面倒をみることで、部下から信頼をされることもでき、仕事も円滑に進めることができるようになります。
ただし、いきなりプライベートなことを誘っても、部下は「嫌々参加させられている」と感じてしまうため、まずは、部下のプライベートの時間を増やしてあげるだけにしましょう。
その後、徐々に部下とのプライベート時間を増やしていきましょう。
正直、仕事だけの付き合いでと考えている人は、部下のモチベーションを上げることは、ほぼできないため、この方法はオススメしません。
上記理由から、部下の仕事とプライベート両方とも面倒をみると、部下のモチベーションを上げることができます。
部下の実績から、何らかの利益を与える
部下の実績から、何らかの利益を与えることで、部下のモチベーションを上げることができます。
人は、何かしらの欲求を満たしたいと感じて行動し、欲求を満たすことで幸せを感じる生き物です。
そのため、部下の実績から、何らかの利益を与えられるようにするだけで、部下自身が幸福感を得られため、部下のモチベーションを上げることができます。
たとえば、部下が実績を出した分だけ、基本給を上がるなどですね。
- 欲求=給料を上げたい
- 行動=仕事の実績を上げる
- 利益=基本給を上がった
この利益がなかったら、無駄に仕事の実績を上げただけなので、会社は得しますが、部下自身は損をしているため、モチベーションが下がるだけです。
また、今回は、給料で説明しましたが、「新しいスキルを覚える」「人の管理方法」「実働時間」など考えれば、部下が得られる利益は、いくらでもあるはずです。
上記理由から、部下の実績から、何らかの利益を与えることで、部下のモチベーションを上げることができます。
諦める
部下のモチベーションを上げることを諦めるのもありです。
部下の中には、「考えるの嫌だから、上司の言うことだけを聞いていよう」と考えている人がいます。
まず、部下の気持ちを「上司に任せる」から「自分で仕事をする」に変える必要があります。
他人の考え方を変えるには、相当な労力を使わないと変えることはできません。
そのため、相当な労力を使うだけで、疲れてしまいますし、「何で、あの部下は、モチベーションが上がってくれないのだろう?」と考えているだけでも気持ちが萎えるだけなので、諦めるのもありです。
私も以前勤めていた会社で、部下がいた時がありました。
その部下は、何をするにも「〇〇の仕事終わりました。次は何をしますか?」と私に確認をしていました。
何度か「自分で考えてみて」と注意もしましたが、結局は直りませんでした。
私は「なんで、あの部下は成長できないのかな?」と悩んだ時もあり、その度に気持ちが沈んでいましたね。
結果、悩んで気持ちが萎えていた私が損をしていました。
上記理由から、部下のモチベーションを上げることを諦めるのもありです。
3:部下への指導が上手くなる方法
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ということで、以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。