こんにちは、シゲです。
・初めてホイールを変えようと思っている。
・けど、高価だしなるべく出費を抑えたいな~。
・コスパが高いホイールを教えて欲しい。
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は、下記です。
- 1:コスパが高いロードバイクホイール3選
- 2:コスパの高いロードバイクホイールの選び方
- 3:上位モデルのホイールは必要ない理由
- 4:【補足】気に入ったホイールがないなら手組もあり
「ロードバイクの走行に慣れてきたし、そろそろ走行を速めたい!!」「ホイールを変えると速く走行しやすいと聞くけど、どうなんだろう?」と悩んでいませんか?
確かに、ロードバイクで少しでも速く走行したいなら、初めにホイールを変えるのが効率がいいです。
正直、ホイール選びで、快適に走行できるか決まると言っても過言ではありません。
しかし、ホイールは10万円以上のものもザラだし、手が出しにくいという方もいますよね。
そこで、本記事では5万円程度で変えるコスパが良いホイールを紹介します。
趣味で走行する程度なら、十分すぎる性能を持っているので、初めてホイールを買い替えるという方は、参考にしつつ自身に合ったホイールを見つけてみて下さい。
ロードバイク歴5年以上で、ロードバイク仲間から様々なホイールを借りて使ってきた私がノウハウを共有しますね。
1:コスパが高いロードバイクホイール3選
コスパの高いロードバイクホイールは、下記3つ。
- カンパニョーロ Zonda
- フルクラム レーシング5
- シマノ WH-RS500
各々、詳しく解説していきますね。
カンパニョーロ Zonda
イタリアのメーカーで、コンポも作っている会社で、自転車のことをかなり熟知しているため、性能もいいです。
質量も1590gと鉄下駄(完成車購入時に付いているホイール)と比べても、400g以上軽くなります。
初めてホイールを変えるという人は、カンパニョーロ Zondaにする人も多いですね。
値段は、約6万円と少しだけ高いですが、ビジュアル+性能を考えたら損をしない1品です。
フルクラム レーシング5
フルクラムは、カンパニョーロの子会社でイタリアのメーカーですね。
ツールドフランスなどを走っているプロ選手でも使っているメーカーなので、信頼できます。
質量は1650gと少し重めですが、約4万円ほどで購入できるため、お手頃です。
見た目も、イタリアメーカーだけあってこだわって作っているのが見て分かります。
「なるべくみんなと被らないホイールにしたい」と考えている方にはおすすめです。
シマノ WH-RS500
安心安全の日本メーカーで、自転車乗りにはお馴染みのメーカーです。
コンポで世界シェア1位なだけあり、ホイールにもこだわりを感じます。
フルクラム レーシング5と同様、質量は1640gとやや重めですが、5万円以下で購入できますよ。
日本メーカーなので、何かあった時に問い合わせしやすく、迅速に対応してくれるのが良い点ですね。
また、日本製ということもあり、メンテナンスなどを情報も手に入りやすくなります。
「トラブルなどで損をしたくない」という方は、シマノ WH-RS500が選ぶといいでしょう。
2:コスパの高いロードバイクホイールの選び方
ここからは、コスパの高いロードバイクホイールの選ぶ方について詳しく解説していきます。
具体的には、下記3つを意識して選ぶことが重要です。
- アルミの上位モデルを選ぶ
- 5万円前後のホイールを選ぶ
- サイズ、種類で選ぶ
各々、詳しく解説していきますね。
アルミの上位モデルを選ぶ
アルミの下位モデルは、今使っている鉄下駄ホイール(完成車購入時に付いているホイール)と大差がないし、カーボンだと壊れやすいという弱点があるからです。
レース思考で壊れてもいいという方は、カーボンを選んでもいいですが、大半の人は長く使いたいはず。
長く大切に使うためにも、アルミの上位モデルを選びましょう。
5万円前後のホイールを選ぶ
安すぎると性能が低いし、高すぎると軽量化をし過ぎて壊れやすくなるからです。
「安かろうは悪かろう」という言葉があるように、安い物は素材も悪いし、ろくな性能を出せません。
せっかく数万円だして購入しても、前使っていたのと変わらないとしたら、がっかりしますよね。
それに、価格が高いと軽量化しすぎて安全性が気になります。
10万円以上出費して、3ヵ月で壊れたとなったら、バカバカしくないですか?
我々みたく趣味でロードバイクに乗る人達は、5万円前後のホイールで十分です。
サイズ、種類で選ぶ
サイズ、種類が違うと使えなくなってしまうからです。
サイズは、リム幅C15かC17があり、タイヤのサイズが異なります。
組み合わせは下記。
- リム幅C15=タイヤ700×23C
- リム幅C17=タイヤ700×25C
上記が標準になるので覚えて覚えておいて下さい。
ちなみに、間違えて組み合わせても使えないことはないですが、本来の性能が出せず、快適に走行はできないので注意が必要です。
それよりも、もう1つの種類の方が重要ですね。
具体的には、下記ブレーキの種類で選ぶ必要があります。
- リムブレーキ
- ディスクブレーキ
上位モデルの完組ロードバイクなら、ディスクブレーキが多いですね。
それ以外の場合、ほとんどがリムブレーキになります。
※リムブレーキとディスクブレーキの違いは、ググればすぐわかるため、割愛します。
上記2つのサイズ、種類を間違えると使えなくなる可能性があるため、しっかり確認してから購入しましょう。
ちなみに、今回紹介して3つのホイールはいずれも、リムブレーキ用のホイールになります。
選んでみよう
下記3つの選び方を参考に、自分に合うホイールを見つけてみて下さい。
- アルミの上位モデルを選ぶ
- 5万円前後のホイールを選ぶ
- サイズ、種類で選ぶ
カンパニョーロ Zonda
※ビジュアル+性能重視
フルクラム レーシング5
※ビジュアル+価格重視
シマノ WH-RS500
※安全性+価格重視
3:上位モデルのホイールは必要ない理由
上位モデルのホイールが必要ない理由は、下記2つ。
- 上位モデルはレース向け
- メンテナンスをしないと本来の性能が出ない
では、詳しく解説していきます。
上位モデルはレース向け
上位モデルのホイールは、レース向けで軽量化をもっとも重視しており、耐久性が落ちます。
ツールドフランスなどのレースを見たことがある方なら分かると思ますが、パンクや故障でホイールやロードバイク自体を変えることも頻繁にあります。
やはり、早く走る代償として、耐久性が落ちるのは仕方がないことです。
しかし、我々はレースで勝とうとはしていませんよね。
耐久性や長く使い続けることを優先的に考えたら、上位モデルのホイールは必要なしです。
メンテナンスをしないと本来の性能が出ない
当たり前ですが、ホイールも使い続ければ、汚れやゆるみが発生して性能が落ちます。
しかし、大半の人はホイールをメンテナンスしないで乗り続けますよね。
また、「高級なものだし、自分でメンテナンスして壊れたら嫌」という思いが強くなり、メンテナンスをサボるはず。
残念ながら、ショップでもメーカーから完成した状態でホイールを買っているため、メンテナンスを嫌がります。
※または、ショップ経由メーカーに依頼するため価格が高く付く
自分で気楽にメンテナスするためにも、上位モデルのホイールは必要なしです。
本気でレースに参加しない人は必要なし
ここまで解説してきた通り、下記2つの理由から上位モデルのホイールは必要ありません。
- 上位モデルはレース向け
- メンテナンスをしないと本来の性能が出ない
無理に10万円以上出しても、コスパが悪いですよ。
5万円前後のホイールで、自分でメンテナンスしつつ、長く使い続けましょう。
カンパニョーロ Zonda
※ビジュアル+性能重視
フルクラム レーシング5
※ビジュアル+価格重視
シマノ WH-RS500
※安全性+価格重視
4:【補足】気に入ったホイールがないなら手組もあり
本記事で紹介した3つのホイールや読者が独自で調べても「欲しいホイールが見つからない」と感じているなら、手組するのもありです。
なぜなら、手組には完組ホイールにはない魅力があるから。
具体的には、下記3つですね。
- 自分オリジナルのホイールが作れる
- メンテナンスをして本来の性能を保ちやすい
- 手組の方が愛着が湧く
自分オリジナルのホイールが作れる
リム、ハブ、スポークなど様々なメーカーの部品を自分で選定して組み合わせることができるからです。
例えば、リムはマビック製でハブはシマノなどですね。
スポークも自分で色を塗れば、他人が使っていない自分だけのホイールを作ることもできます。
完組ホイールで気に入ったものがないなら、手組で作るのもありですよ。
手組の方法を知りたい方は、下記DVDが参考になります。
100本以上手組をしている人が解説しているので、信頼できるし非常に分かりやすいですよ。
手組に興味を持った方は、このDVDをみてイメージを膨らませるのもいいでしょう。
メンテナンスをして本来の性能を保ちやすい
手組をすれば、どこを調整していいかすぐに分かるようになるからです。
ホイールの調整は意外と奥が深いですよ。
・玉当たり
・スポークテンション など
上記は1部だけですが、手組をすることでこのような調整ができるようになります。
定期的に、メンテナンスをすれば、本来の性能を保ちやすく快適に走行できるため、手組もありです。
手組の方が愛着が湧く
自分で作った物には苦労した思い出もあるし、大切にしたいと感じるからです。
母親が苦労して生んだ子供を大切と思うのと同じです。
それに、せっかく使っていたホイールをすぐに取り換えるとか寂しくないですか?
長く愛着を持って大切に使うために、手組でホイールを作るのもありです。
5:自分に合ったホイールを見つけよう!!
最後に本記事の内容をまとめます。
コスパの高いロードバイクホイールは、下記3つ。
カンパニョーロ Zonda
※ビジュアル+性能重視
フルクラム レーシング5
※ビジュアル+価格重視
シマノ WH-RS500
※安全性+価格重視
下記基準を参考に、自分に合ったホイールを選んでみて下さい。
- アルミの上位モデルを選ぶ
- 5万円前後のホイールを選ぶ
- サイズ、種類で選ぶ
なお、上位モデルのホイールを購入するのは下記理由から辞めましょう。
- 上位モデルはレース向け
- メンテナンスをしないと本来の性能が出ない
上位モデルは、長く使い続けるには向いていません。
もし、自分の気に入ったホイールがないなら、手組もありです。
ということで、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。