こんにちは、シゲです。
・困った時に頼り過ぎている人を見ていると、困った時お互い様という言葉は良いことなのかわからなくなる…
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は下記。
- 1:困った時はお互い様を常識にしてはいけない【理由を解説】
- 2:手を貸すかの判断基準
「困った時はお互い様と言われるけど、本当かな?」「何か毎回頼られ過ぎて損している…」と悩んでいませんか?
困った時はお互い様ということわざがありますが、正直頼られてめんどくさいことの方が多くて疲れますよね。
我慢しているとストレスにもなるし、正直断りたいはず。
しかし、断ると自分だけ浮いてしまって一人になり孤独を感じるかもという不安もありますよね。
断言しますが、苦労してまで相手に手を貸す必要はありません。
むしろ、無理に手を貸しても、自他共に損をするだけで、自分の苦労が水の泡になります。
とはいえ、「本当に困っている人に冷たくはできない…」という気持ちもなくはないですよね。
そこで、本記事では、他人が困った時に手を貸すかの判断基準を紹介します。
私も困った時はお互い様精神で働いて、負担がデカくなり、ストレスで圧し潰されそうになりましたが、余計なことに手を貸さなくなってからはストレスが激減し、負担もなくなり快適な生活ができるようになりました。
他人が困った時に全部手を貸してしまい、苦労している方は、本記事を参考に他人に利用される依頼を断り、自分を守るきっかけにしてみてください。
1:困った時はお互い様を常識にしてはいけない【理由を解説】
困った時はお互い様を常識にしてはいけない理由は下記。
- 中途半端に手を貸しても相手のためにならない
- 助けて貰うのが当たり前になり手を抜く
- 自分が困った時はほぼ助けて貰えない
- 環境が変わればほぼ会わない
各々、詳しく解説していきますね。
中途半端に手を貸しても相手のためにならない
自分が余裕がないのに手を貸しても、相手の悩みは解決できないからです。
仕事でも、自分の仕事に余裕がない状況で、同僚の仕事を手伝っても、自分と同僚の仕事両方とも処理できず、困った状況が増えるだけですよね。
中途半端に手を貸しても、何度も失敗し続けずっと手を貸さないといけない状況になり、悪循環です。
助けて貰うのが当たり前になり手を抜く
また、困った時はお互い様が当たり前になると、常に“誰かに助けてもらえばいい“と考え、自然と手を抜くようになります。
仕事でも、手伝って貰っている人は、いつも同じ人ですよね。
これは、自然と手を抜いていて“同僚に手伝って貰えればいい”と考えているのが原因です。
困った時はお互い様を常識にすると成長できず、一歩先を進むことができなくなってしまいます。
むしろ、他人に助けてもらい続けるため、迷惑な人になります。
自分が困った時はほぼ助けて貰えない
それに、今まで手助けをした人も、本当に自分が困った時はほぼ助けてくれません。
私の場合だと、11年勤めた会社を辞める時に、今まで手助けをしてきた部下には、赤の他人みたいな対応をされましたね。
結局、困った時はお互い様は、お互いが思っていないと効果がないです。
一方的に思っている事の方が多いので、自分が困った時はほぼ助けてくれません。
都合のいい人にならないためにも、基本的に困った時はお互い様の精神は不要です。
環境が変わればほぼ会わない
誰でも、関わる人は同じ環境で過ごしている人になってくるからです。
例えば、学校の同級生も卒業後、ほぼほぼ会わなくなりますよね。
環境が変わったら、関わる人も自然と変わってきます。
10年後も付き合っている人なんて、一握りしかいませんよ。
大半の人は、一生関わり続ける人達ではないので、無理して助けるのは辞めましょう。
相乗効果の関係性が正常
それに、人間関係を良好にするには相乗効果が必須になります。
ビジネスでも同じで、下記のような構造になっているから、商売が上手く回っています。
- 顧客:商品やサービスを使って、生活を豊かにする
- 会社:商品やサービスを売って、売上を上げる
- 従業員:商品やサービスを作って、給料を貰う
上記関係性が崩れたら、ビジネスとして成り立ちません。
人間関係も同じですよ。
損する人がでれば、良好な関係は築けないです。
困った時はお互い様は、確実に損をする人ができるので、続ければ続けるほど人間関係は悪化します。
理屈抜きで感情だけに頼っても、お互いのためになりません。
困った時はお互い様を常識にするのは辞めよう
ここまで解説してきた通り、下記理由から困った時はお互い様は常識にしてはいけません。
- 中途半端に手を貸しても相手のためにならない
- 助けて貰うのが当たり前になり手を抜く
- 自分が困った時はほぼ助けて貰えない
- 環境が変わればほぼ会わない
困っている人を見て全て手助けをしても、自他共に損をするだけですよ。
困った時はお互い様を常識にするのは辞めましょう。
とはいえ、「手助けをしないと薄情な人にも思われるし…」と不安に感じる方もいるはず。
確かに、全く手助けをしない人は嫌われますよね。
そこで、手を貸すかの判断基準を紹介します。
2:手を貸すかの判断基準
手を貸すかの判断基準は下記2つ。
- 信用できる人に限定する
- 自分が余裕がある時だけにする
各々、詳しく解説していきますね。
信用できる人に限定する
繰り返しますが、相手が困っている時助けても、自分が困っている時に相手が助けてくれるとは限らないからです。
自分が困っている時に助けてくれるかは、相手との関係性でしかありません。
正直、曖昧なので、基本的には手助けしないのが最適ですが、本気で信用できる人なら手助けをしてもいいと思います。
一生付き合い続けるし、信用しても大丈夫と判断できる人なら、手助けするのもあり。
助ける人を限定するなんて非常識な人と思われるかもですが、誰でも関わる人を限定して生きているので問題ありません。
自分が余裕がある時だけにする
2つ目は、自分に余裕がある状況ですね。
なぜなら、自分に余裕がないと自分が苦しくなるだけだから。
月収が20万円のAさんが、月収5万円のBさんが「生活できない…」と悩んでいる時に、お金を貸すとします。
さて、Aさんは、どんな暮らしになりますかね?
Aさんも食べていくだけで精一杯になり、辛い状況になってしまいますよね。
それなら、月収100万円のCさんがBさんにお金を貸した方が、辛い状況になる人が減ります。
今回は、分かりやすくするためにお金で例えましたが、精神状態でも同じことが言えます。
余裕がある。たったこれだけで、嫌な気分をしないで済み本当の意味で助けることができます。
全ての人を助けるのは不可能
とはいえ、「手助けする人を限定するなんて…」を考えている方もいるはず。
確かに、助けられる人が多いことは、良いことだと思います。
しかし、全て人を助けるのは不可能です。
例えば、アフリカに住んでいる貧困の人を助けろと言われても、できませんよね。
残念ですが、全員を助けられる画期的な方法はありません。
むしろ、1人でも助けられるだけで立派です。
助ける人は限定していいので、自分の中で助ける人を決めましょう。
困った時はお互い様を続けても、他人のための言動が増えるだけ
また、全て人に困った時はお互い様を続けても、他人のための言動が増え続けて、自分の人生を疎かになります。
自分の人生を楽しめていない人が、本当の意味で支援できるでしょうか?
できないですよね。
困った時はお互い様を続けても、自分の人生はよくならず、手助けもできなくなります。
まずは、自分の人生を良くして余裕ができた後、自分のやれる範囲で手助けをしてみて下さい。
手を貸す人は限定しよう
ここまで解説してきた通り、手を貸すかの判断基準は下記。
- 信用できる人に限定する
- 自分が余裕がある時だけにする
上記2つを守れば、手助けをしても後から後悔することはなくなります。
人は誰でも、関わる人を限定して生きていきます。
全ての人と仲良くするのは無理なので、手助けをする人も限定して生きていきましょう。
3:困った時はお互い様を常識にするのは辞めよう
本記事の内容をまとめます。
困った時はお互い様を常識にしてはいけない理由は下記。
- 中途半端に手を貸しても相手のためにならない
- 助けて貰うのが当たり前になり手を抜く
- 自分が困った時はほぼ助けて貰えない
- 環境が変わればほぼ会わない
また、どうしても手を貸したいなら、下記基準で判断してみて下さい。
- 信用できる人に限定する
- 自分が余裕がある時だけにする
自分の人生を良くしたいなら、困った時はお互い様精神は捨てるべきです。
他人を助けすぎて消耗している方も、今からでも遅くありません。
自分のためにも、今すぐ困った時はお互い様の精神を辞めましょう。
そして、お互いに相乗効果ができる関係性だけを重視してみて下さい。
3年後、自分も成長でき、人生が良い方向に変わったことを実感できるはずです。