200㎞のロングライドで、3回ほどパンクしたことがあるシゲです。
・パンクした時に、携帯ポンプとCO2ボンベどちらを使った方が良いのかな?
・どちらの方が費用対効果が良いか教えて欲しい。
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は下記です。
- 1:携帯ポンプとCO2ボンベを比較
「気持ち良く走行していたけど、いきなりパンクかよ…」「パンク修理しないといけないけど、めんどくさいし萎えた…」という経験をロードバイクを趣味にしている人達なら、体験したことがあるはず。
正直、パンク修理はめんどくさいし、もっと楽に時短してパンク修理できないかなと思いますよね。
実は、パンク修理を楽にして、修理時間を短縮できる方法があるんです。
その方法とは、空気入れを、CO2ボンベに変えることです。
実際に私がパンクした時に、苦労して30分以上かかっていたパンク修理が、10分ほどで修理できるようになりました。
ライド中の空気入れは、空気携帯ポンプよりもCO2ボンベの方が優れています。
是非、走行する際は、CO2ボンベを使ってみて下さい。
とはいえ、具体的に何が携帯ポンプより優れているの?と疑問に感じる方もいるはず。
そこで、本記事では、携帯ポンプとCO2ボンベの違いを紹介しますね。
ロードバイク歴5年以上で200㎞のロングライドで、3回ほどパンクした経験がある私が、ノウハウを共有しますね。
1:携帯ポンプとCO2ボンベを比較
早速ですが、結論からいうと下記結果から、CO2ボンベの方が圧倒的にいいです。
項目 | CO2ボンベ | 携帯ポンプ | 内容 |
空気圧を適正範囲に入れられるか? | 〇 | △ | 【CO2ボンベ】1回で簡単に適正範囲の空気圧を入れられる 【携帯ポンプ】何度も空気を入れるため、適正範囲内か確認できない |
時間効率がいいのは? | 〇 | ✕ | 【CO2ボンベ】約20分でパンク修理できる 【携帯ポンプ】約30~40分でパンク修理できる |
持ち歩きが楽なのは? | 〇 | ✕ | 【CO2ボンベ】サイクルジャージのポケットに入れられるくらい小さくて軽い 【携帯ポンプ】バックに入れるか、フレームに取り付けが必要 |
費用対効果がいいのは? | 〇 | ✕ | 【CO2ボンベ】簡単に、適正範囲内に空気圧を入れられるため、パンク修理の成功率が高い 【携帯ポンプ】適正範囲内に空気圧を入れられるかわからないため、パンク修理のに失敗しやすい |
時間と労力を考えても、CO2ボンベの方が圧倒的。
パンク修理に使うなら、CO2ボンベを選ぶべきです。
結論は、以上なのですが、簡易的過ぎるので、詳細を補足していきますね。
具体的には、下記4つの項目で比較しています。
- 空気圧を適正範囲に入れられるのは?
- 時間はどちらの方が短い?
- 持ち歩きが楽なのは?
- 費用対効果がいいのは?
詳細を詳しく解説していきます。
空気圧を適正範囲に入れられるのは?
空気圧を適正範囲に入れられるのは、CO2ボンベですね。
CO2ボンベ1本分で、入れられる空気量が決まっていて、空気圧メーターがなくても、タイヤの適正範囲に空気が入れることができるからです。
携帯ポンプだと、1度のポンプのバーを上下に動かす動作で、どれくらいの空気圧になったか確認するすべがなく、「手が痺れてきたけど、まだ入れる必要ある?」と感じ、空気圧が甘くなる可能性も高いですよ。
携帯ポンプより、CO2ボンベの方が、空気圧を適正範囲にいれることができます。
とはいえ、「CO2ボンベは1回で使い切りのため、2回以上パンクが起こったら、対応できない」と懸念される方もいるはず。
しかし、相当運が悪くなくれば、1回のライドで2回以上パンクすることはほぼありません。
それに、CO2ボンベを2つ準備しておけば、問題ないです。
ちなみに、私は初めてロングライド(200㎞)をした時に、3回パンクした経験があります。
最初の1回は、自然に起きたことなので仕方がなかったですが、2~3回目は、携帯ポンプで空気入れて、適正空気圧以下で走行した結果のパンクでした。
一生懸命ポンプのバーを上下に動かし、手が痛くなりながら空気を入れ、何とか走行して帰宅することができましたが、「もう二度と、携帯ポンプは使うか!」と決意しましたね。
パンク時の空気入れは、CO2ボンベ1択です。
時間はどちらの方が短い?
時間が短く処理できるのは、CO2ボンベです。
CO2ボンベは、一度レバーを緩めれば、自動で空気を入れることができるため、ほぼお任せ状態のまま、短い時間で空気をいれることができます。
体感で3分も掛からず、空気を入れられますよ。
しかし、携帯ポンプの場合は、10分以上掛かることもザラいあります。
当たり前ですが、ポンプのバーを何度も上下に動かして空気を入れないといけないため、時間も労力も相当かかりますよね。
私が、初めてCO2ボンベを使ったところ、下記を実感できて感動したことを覚えています。
- 超楽に空気入れられる!
- 汗をかくことなく、手も痛くない!
- パンク修理時間をかなり短くて、早く走行できる!
「携帯ポンプを使っていた時は、何だったの?」と感じるほど楽でした。
また、パンク修理に掛かった時間も下記結果で、CO2ボンベの方が早かったです。
- CO2ボンベ =トータル約20分
- 携帯ポンプ =トータル約30~40分
パンクの修理時間を短くできるのは、CO2ボンベの方です。
持ち歩きが楽なのは?
持ち運びが楽なのは、CO2ボンベです。
携帯ポンプの場合、バックに入れるか、ロードバイクのフレームに付ける必要があります。
しかし、CO2ボンベなら、サイクルジャージに入れられます。
ロードバイクは、スピードを出すために、できるだけ荷物を減らし軽量化するスポーツです。
そのため、バックを持っていると邪魔になるし、フレームに付けると総重量も重くなって、快適に走行できなくなります。
しかし、サイクルジャージのポケットに入れられる大きさと軽さのCO2ボンベなら、持ち運びに最適です。
とはいえ、「最近は、サイクルジャージのポケットに入れられる携帯ポンプもある」という意見もあると思います。
しかし、携帯ポンプが小さくなったということは、1回で入れられる空気量がさらに、少なくなるということです。
ポンプのバーを何回も上下に動かすと手が痛くなるし、疲れやすくなり、修理完了後の走行を楽しめなくなってしまいます。
私は、何回もポンプのバーを上下に動かすのは、労力を相当使し時間効率も悪いため、使いません。
快適に走行するためにも、CO2ボンベの方がコスパが良いです。
大きさについては、下記に画像を参考にしてみてください。ボールペンを持ち運ぶと考えれば、そこまで苦労しませんよね?
持ち運びが楽なのは、CO2ボンベになります。
費用対効果がいいのは?
費用対効果がいいのは、CO2ボンベです。
本体価格は、下記になります。
- 【携帯ポンプ】約2,500円
- 【CO2ボンベ】約2,500円
- 【ボンベ単体】1本あたり約200円
携帯ポンプは一度買えば、ほぼ永久的に使い続けるメリットがあります。
対して、CO2ボンベは、使い切りのため、1度使用したら、新しいボンベに買い替える必要があります。
そのため、本体単体で見ると携帯ポンプの方が得しているように感じるはず。
しかし、今まで説明してきた通り、携帯ポンプだと空気圧を適正範囲に入れるのは大変だし、修理する時間はかかるし、持ち運びにも向きません。
また、携帯ポンプの場合、適正の空気圧を入れられたかわからないため、何度もパンクする可能性が高くなりますよ。
何度もパンクをすると、チューブ(約1,000円)も余計に必要になり、かえって高くつきます。
CO2ボンベの場合、1回で適正の空気圧を入れられるため、何度もパンクする可能性を少ないし、1本あたり約200円とそこまで高価ではないため、そこまで気にする必要もないはずです。
費用対効果がいいのは、CO2ボンベです。
まとめ
本記事の内容をまとめます。
結論は、CO2ボンベの方が圧倒的に使いがってがいいです。
具体的な結果は下記。
項目 | CO2ボンベ | 携帯ポンプ | 内容 |
空気圧を適正範囲に入れられるか? | 〇 | △ | 【CO2ボンベ】1回で簡単に適正範囲の空気圧を入れられる 【携帯ポンプ】何度も空気を入れるため、適正範囲内か確認できない |
時間効率がいいのは? | 〇 | ✕ | 【CO2ボンベ】約20分でパンク修理できる 【携帯ポンプ】約30~40分でパンク修理できる |
持ち歩きが楽なのは? | 〇 | ✕ | 【CO2ボンベ】サイクルジャージのポケットに入れられるくらい小さくて軽い 【携帯ポンプ】バックに入れるか、フレームに取り付けが必要 |
費用対効果がいいのは? | 〇 | ✕ | 【CO2ボンベ】簡単に、適正範囲内に空気圧を入れられるため、パンク修理の成功率が高い 【携帯ポンプ】は、適正範囲内に空気圧を入れられるかわからないため、パンク修理のに失敗しやすい |
ということで、携帯ポンプかCO2ボンベか悩んでいる方は、CO2ボンベを選びましょう。
ただし、長期間(1日以上)ロードバイクで外出する際は、パンクを2回以上する可能性もあるため、CO2ボンベを2本以上持っていくことをおすすめします。
また、CO2ボンベは、一時的な対応のため、帰宅後は自宅にある大容量入る空気入れで、空気を入れ直して下さい。
ちなみに、私が愛用しているCO2ボンベは下記になります。
操作方法が簡単で、初心者でもすぐに使うことができるため、便利ですよ。
是非、パンクに備えて持ち運んで走行してみて下さい。
ということで、以上になります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。