こんにちは、シゲです。
・伝えることはできるけど、思ったような結果にならない…
・上手く伝えて、自分が思うような結果を出したい!
上記悩みを持っている方は、解決に近づける1冊になっています。
本記事の内容は下記。
- 1:伝え方が9割の要約
- 2:本書を読んだ学び
- 3:購入すべき?
伝わるけど、口下手で断られることが多く、苦労していませんか?
しかし、安心して下さい。
今回紹介する“伝え方が9割”を読みしっかり実施すれば、自分が思うような結果を出す確率がぐーんと上がる伝え方ができるようになります。
結果を出す伝え方を覚えたいという方は、是非読んでみて下さい。
とはいえ、「本当に買う価値があるの?」と疑問に感じる方もいるはず。
そこで、本記事では概要などがわかるように要約して紹介します。
少しでも結果を出せる伝え方ができるようになりたいなら、本記事を読むだけでも十分有益ですよ。
5分で読めるので、最後まで読んでみて下さい。
1:伝え方が9割の要約
伝え方が9割の主な内容は下記。
- 「ノー」を「イエス」に変える技術
- 相手の頭の中を想像する7つのコツ
- 強い言葉を作る技術
各々、詳しく解説していきますね。
「ノー」を「イエス」に変える技術
正直にいうと、絶対に「ノー」を「イエス」に変えることは不可能です。
しかし、確率を上げる方法はあります。
具体的には下記。
- ①自分の頭の中をそのまま言葉にしない
- ②相手の頭の中を想像する
- ③相手のメリットと一致するお願いを作る
各々、詳しく解説していきますね。
①自分の頭の中をそのまま言葉にしない
ストレートに伝えても、相手が納得できる可能性は低いからです。
また、ストレートに伝えることは、こちらの要望をいきなり相手に伝わることになります。
デートなら、「デートしよう」とかですね。
しかし、興味がない異性なら、「デート?したくないよ」と感じて断るはず。
考えなしの伝え方では、相手を納得させられません。
自分の要望を叶えるためにも、まずは自分の頭の中をそのまま言葉にせず、我慢して考える姿勢を整えましょう。
②相手の頭の中を想像する
2つ目は、相手の頭の中を想像することです。
相手の考えていることが分かれば、相手の求めていることも理解できるからです。
自分の願いを受け入れてもらうには、相手の求めていることを知ることが必須になります。
嫌われているわがままな人ほど、自分のことしか考えていないですよね。
相手の求めていることを理解するためにも、相手の頭の中を想像しましょう。
※具体的な方法は、後半で紹介します。
③相手のメリットと一致するお願いを作る
最後は、相手のメリットに一致するお願いを作りましょう。
デートなら「驚くほど旨いイタリアンがあるけど、行かない?」と誘ってみるとかです。
相手の頭の中は下記。
- ✕デートしたくない
- 〇イタリアン好き
- 〇新しい物好き
相手に取ってメリットになる提案なら、「YES」と言って貰いやすくなります。
相手の頭の中を想像する7つのコツ
ここからは、相手の頭の中を想像するコツを紹介します。
具体的には下記。
- ①相手の好きなこと
- ②嫌いなことの回避
- ③選択の自由
- ④認められたい欲
- ⑤あなた限定
- ⑥チームワーク化
- ⑦感謝
各々、詳しく解説していきますね。
①相手の好きなこと
好きなことをする時は、誰でも心が躍りますよね。
アイドル好きな人なら、アイドルのライブやアイドルの話題をすれば、会話も広がります。
また、握手会のチケットを提供すれば、一緒にいってくれる可能性が高くなるでしょう。
相手の好きなことを想像しましょう。
②嫌いなことの回避
逆に、嫌いなことの回避も有益です。
例えば、交差点で下記2つの注意看板どっちが響きますか?
- スピード下げろ!
- この先で死亡者年間100人以上。スピード下げよう!
後者の方が、死を回避したいために、スピードを下げる気になりますよね。
嫌いなことの回避することを想像するのもありです。
③選択の自由
人は、決断が得意ではないが、2つの選択肢を比較するのは得意だからです。
ビジネスでも、案を1つしか提案しないと、「NO」か「YES」の回答しか貰えないですよね。
しかし、案を2つ以上持っていくと、2つ以上の案の中から、1つを選択しようとします。
選択の自由を与えることで、あなたのお願いが受け入れやすくなりますよ。
④認められたい欲
誰でも、承認欲求を持っていて、「誰かに認められたい」と無意識に考えているからです。
遊びなら、下記2つどっちで誘われた方が嬉しくなりますか?
- 週末、遊ぼう
- ○○と一緒だと、笑顔になれるから、週末遊ぼうよ
明らかに後者の方が、嬉しく感じて遊びに行きたくなりますよね。
相手は、どんなことに認められたいと感じているか想像しましょう。
⑤あなた限定
人は、あなた限定に弱いです。
仕事でも、「○○さんしかお願いできない」と依頼されたら、「やるしかないか」と感じて、仕事の依頼を受け入れますよね。
逆に、誰でもできる仕事なら、やる気も出ないはず。
人は、あなた限定に弱いことを覚えておきましょう。
⑥チームワーク化
皆やっていることは、安心できるからです。
例えば、大半の人がiPhoneを使っている理由は、“みんなが使っているから”ですよね。
正直、androidでも、iPhoneと同じように使うことができますよ。
一般的に使う分には、機能や性能も大差ありません。
人は、皆やっていることに魅かれるので、チームワーク化も意識しましょう。
⑦感謝
感謝されたら、悪いイメージは持たないし、無自覚で返さないと…と考えてしまうからです。
仕事依頼される時でも、感謝された方が、次の仕事も頑張りたくなりますよね。
- 【〇】○○さん、ありがとう。次の仕事は…
- 【✕】次の仕事は…
相手が何に感謝されたいかを想像しましょう。
強い言葉を作る技術
まず、前提として強い言葉とは、相手の感情を動かす言葉のことです。
この方法を使うことで、グッと相手を近づけさせることができますよ。
具体的な方法は下記。
- ①サプライズ法
- ②ギャップ法
- ③赤裸々法
- ④リピート法
- ⑤クライマックス法
各々、詳しく解説していきますね。
①サプライズ法
人は、サプライズに弱いです。
具体的な方法は下記。
- 伝えたい言葉を決める
- 適したサプライズワードを入れる
代表的なサプライズワードは下記。
- (語尾に)!
- びっくり、~
- そうだ、~
- ほら、~
- 実は、~
- 凄い、~
- 信じられない、~
- あ、~
売り切れを伝えたいなら、「売り切れだ」よりも、「信じられない、売り切れだ!」の方が伝わりやすいですよね。
②ギャップ法
ギャップを作ることで、相手により響きやすくなります。
ただの“嬉しい“という言葉よりも、”心がさけそうなほど嬉しい“の方が、より嬉しさが伝わりますよね。
具体的な方法は下記。
- 最も伝えたい言葉を決める
- 伝えたい言葉の正反対のワードを考え、前半に入れる
- 前半と後半を繋げるように自由に言葉を埋める
ギャップがある言葉を作るために、上記を試してみて下さい。
③赤裸々法
赤裸々法を使うことで、臨場感を相手に伝えることができます。
ただの「緊張している」よりも「手に汗が湿っているくらい、緊張している」と言われる方が、緊張感が伝わりますよね。
具体的な方法は下記。
- 最も伝えたい言葉を決める
- 自分のからだの反応を赤裸々に言葉にする
- 赤裸々ワードを伝えたい言葉の前に入れる
2の作り方が分からないという方は、下記を自分に解いて見つけてみて下さい。
- 顔は?
- のどは?
- 唇は?
- 息遣いは?
- 目は?
- うぶ毛は?
- 肌は?
- 頭の中は?
- 手のひらは?
- 指の先は?
- 血のめぐりは?
自分の体感していることを赤裸々に伝えましょう。
④リピート法
リピートすることで、相手の記憶に残りやすくなるからです。
歌でも、同じ言葉を繰り返していることが多いのも、記憶に残りやすいからですよ。
- 伝えたい言葉を決める
- 繰り返す
上記を使って、相手の記憶に残る言葉を作っていきましょう。
⑤クライマックス法
クライマックス法を使うことで、注目を集められます。
話す前に「ここだけの話ですが…」と言われると、より聞きたくなりますよね。
具体的な方法は下記。
- いきなり伝えたい話を使えない
- クライマックスワードから始める
主なクライマックスワードは下記。
- ここだけの話ですが、~
- 他では話さないのですが、~
- 誰にも言わないでくださいね、~
- これだけは、忘れないでください、~
- 一言だけくわえますと、~
- ワンポイント・アドバイスですが、~
- 3つのコツがあります、1つ目が、~
注目を集めるために使用してみて下さい。
2:本書を読んだ学び
私が本書を読んで学んだことは下記。
- どんないい伝え方にも型が存在する
- すぐに実施できるノウハウがある
- 初めの50ページは読み飛ばしてもいい
- 【補足】文章を書く人向け
各々、詳しく解説していきますね。
どんないい伝え方にも型が存在する
いい伝え方は、才能ではなく、努力でできるということは、衝撃でしたね。
実際に内容を読んでも、自分でできそうと思えたので、勇気を貰えました。
すぐに実施できるノウハウがある
また、すぐに実施できるノウハウの内容が詰まっていたのは、かなり有益でしたね。
私の場合だと、ブログに活かせる内容になっているので、すぐに使っていきます。
アウトプットしないと知識として積み上げらないので、すぐに実施しましょう。
初めの50ページは読み飛ばしてもいい
とはいえ、初めの50ページくらいは、概要的な内容で読んでいても、飽きます。
正直、読み飛ばしてもいいレベルですね。
しかし、50ページ以降はめちゃくちゃ有益なので、読む価値はありますよ。
【補足】文章を書く人向け
実際に、しゃべるというよりも、文章にして伝えるときに使える方法が満載でした。
しゃべるのがメインの方は、少し物足りないと感じるかもです。
3:購入すべき?
結論から言うと、文章で上手く伝えるのが苦手という方なら、しっかり読んでおいて損しない1冊です。
とはいえ、口頭でも使えるノウハウもあるので、無駄になることはないでしょう。
上手く伝えられず、思ったような結果にならないと悩んでいる方は、本書を読みつつ実施して、少しずつ結果を出していきましょう。
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