こんにちは、シゲです。
・相談を乗る時に上手くアドバイスをしたい。
・どうすれば、上手く相談に乗ることができるの?
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は下記です。
- 1:上手く相談に乗る方法
- 2:相談に乗らない選択もあり
「色んな人から相談されることが多い。けど、上手くアドバイスできない」「上手く相談に乗るにはどうすればいいの?」と悩んでいませんか?
ぶっちゃけ、相談される側でできることは、3つしかありません。
そこで、複雑に考え込む必要はないです。
むしろ、本記事で紹介する3つのポイントさえ掴んでいれば、十分相手の役に立てます。
毎回上手く相談に乗れずに、申し訳なく感じる方は、参考にしてみてください。
11年勤めていた会社で、よく相談に乗っていた経験がある私がノウハウを共有しますね。
1:上手く相談に乗る方法
上手く相談に乗る方法は、下記3ステップです。
- ①話を聞いて共感をする
- ②選択肢を提案する
- ③相手の背中を押す
正直、この3つ以外は必要ありません。
では、各々詳しく解説していきますね。
①話を聞いて共感をする
相談する人も、共感してくれる人のことを信じるからです。
例えば、上司の仕事の進め方に不満を持っているとして、同僚に相談したところ、下記2パターンの回答を貰ったとします。
- あの上司は自分が最優先だからな~
- そう?俺はあの上司好きだけど
どっちの方が、より深く相談したくなりますか?
圧倒的に前者のはず。
このように、まずは話を聞いて共感することから初めてみて下さい。
より深い内容の悩みを聞くことができますよ。
②選択肢を提案する
一通り話を聞いたら、解決するための選択肢を提案しましょう。
選択肢を提案することで、意見の押し付けにはならず、相手の役に立てるからです。
上司の仕事の進め方に不満を持っている人なら、下記のような提案ですね。
- 自分一人で仕事を回せるようになる
- 部署異動を希望する
- 定時で帰宅して副業で稼ぐ
- 会社を辞める
これだけです。
重要なのが、“あくまでも選択肢を提案するだけ“ということ。
人は、意見の押し付けに嫌悪感を感じやすいため、あくまでも相手に選ばせることが重要。
自分の意見は言わずに、選択肢だけ提案しましょう。
③相手の背中を押す
最後に相手の背中を押す言葉をかけましょう。
理由は、日本人は簡単に行動に移さないから。
特に悩んでいることなら、尚更行動しにくいですよね。
しかし、行動しないことには、悩みは解決できないのも事実。
相手を動かくためには、相手の背中を押す必要があります。
- 行動しないと何も変えられないことだけは確かだよ。
- 俺は○○を初めて、日々の生活が楽しくなったかな。
- ○○なら、俺もやっているし、教えられるからやってみない?
上記のような感じで、相手の背中を押して行動を促しましょう。
上手くアドバイスしようとしなくてOK
なぜなら、他人の悩みを完璧に理解することは、誰にもできないから。
例え、親でも自分の悩みを本気で理解してくれる存在ではないですよね。
“共感する→選択肢を提案する→相手の背中を押す“これだけで十分相手の役に立てています。
無理に「上手くアドバイスしないと…」と気負う必要はないですよ。
最終的には相手に任せよう!!
繰り返しになりますが、悩みはその人本人にしかわからないからです。
それに、どれだけ上手くアドバイスできたとしても、相手が行動をしなかったら、相手の悩みはいつまでも解決できません。
下記、3つを実施したら、後は相手次第のため、深追いする必要はないことを覚えておいて下さい。
- ①話を聞いて共感をする
- ②選択肢を提案する
- ③相手の背中を押す
2:相談に乗らない選択もあり
正直に言うと、相手の相談に乗らないのもありです。
なぜなら、相談に乗っても、自分のためになるとは限らないから。
具体的な理由は、下記3つ。
- 行動するかは結局相手次第
- 相手との関係が深くなるとは限らない
- 自分の時間と労力が減る
各々、詳しく解説していきますね。
行動するかは結局相手次第
先ほどの繰り返しになりますが、行動するかは結局相手次第で、相手が行動しなかったら、相談された悩みは一生解決できないからです。
また、話(愚痴)を聞いて欲しいだけの人もいるので、「この人にアドバイスしても行動しないしな~」と判断できる人には、相談に乗らない方が良いですね。
私も11年勤めた会社で、恋人ができないと悩んでいる同僚から相談された時があります。
私は、「そこまで恋人が欲しいなら、結婚相談所にも行ってみるのもありだよ」とアドバイスをしましたが、同僚は行動せず毎日「恋人ができない」と嘆いているだけでした。
結果的に、親身になりアドバイスした私が損しましたね。
行動をするかは結局相手次第なので、無理に相談に乗る必要はありません。
本気で助けたいと思っている人だけ、相談に乗りましょう。
相手との関係が深くなるとは限らない
人間関係は、生活する環境により変わるからです。
例えば、学生時代毎日のように遊んでいた友達でも、社会人になったら会う回数は激減しますよね。
また、実際に会わなくなった学生時代の友達も何人かいるはず。
このように、どんなに親しい関係の人でも生活環境が変われば、会わなくなります。
相談に乗りその瞬間は、相手との関係が深まったとしても、一生ものではないので、無理に相談に乗る必要はありません。
自分の時間と労力が減る
相談に乗ると、必ず自分の時間と労力を使うからです。
例えば、下記のようなことですね。
- 相手の話を聞く(会話する)
- 解決方法を考える
- 相手が行動できる言葉をかける
しかし、相手が行動しなかったら、上記は全て無駄になってしまいます。
自分の時間と労力は無限ではないし、人は誰でも自分のために生きているため、本気で助けたいと思えない人の相談に乗るのは辞めるべきです。
他人の悩みは無理に深堀しない方が良い
先ほどの繰り返しになりますが、相談=自分の時間と労力を使っている行為だからです。
例えば、会社を辞める気がない人の退職相談に乗っていても、自分が損し続けるだけですよね。
他人の悩みは無理に深堀せず、自分のために生きましょう。
3:相談に乗るのはほどほどにしよう!!
本記事の内容をまとめます。
上手く相談に乗る方法は、下記3ステップです。
- ①話を聞いて共感をする
- ②選択肢を提案する
- ③相手の背中を押す
「上手くアドバイスしないと…」と気張る必要はありません。
上記3ステップで相談に乗るだけでも、十分相手の役に立っていますよ。
本気で相談に乗りたいと思える人なら、上記3ステップを使い相談に乗ってみて下さい。
なお、相談に乗らない選択もありです。
理由は下記。
- 行動するかは結局相手次第
- 相手との関係が深くなるとは限らない
- 自分の時間と労力が減る
行動しない相手に、どんなに良いアドバイスをしても、一生悩みは解決できません。
自分の時間と労力が無駄になるだけなので、本気で助けたいと思う人以外は、無理に相談に乗る必要はないです。
相談に乗るか乗らないかは、読者に任せますが、自分のためになる選択をしてみて下さい。
ということで、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。