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部下が期待通りに仕事をしない原因【対処方法も紹介】

部下が期待通りに仕事をしない原因【対処方法も紹介】

こんにちは、シゲです。

・部下が期待通りに仕事をしないで困っている。
・部下が期待通りに仕事をしない原因を知りたい。
・部下が期待通りに仕事をしない時の対処方法を知りたい。

というお悩みにお答えしていきます。

本記事の内容は下記。

  • 1:部下が期待通りに仕事をしない原因
  • 2:部下が期待通りに仕事をしない時の対処方法

「部下に期待していたのに、全然成果を出さない…」「どうすれば、部下が期待値以上の結果をだしてくれるようになるのかな?」と悩んでいませんか?

部下が期待通りの仕事ができないと、計画に狂いが出てイライラしてしまいますよね。

しかし、どうしていいかわからないという方もいるはず。

そこで、本記事では部下が期待通りに仕事をしない原因と対処方法を紹介します。

部下の仕事に落胆しないためにも、本記事を参考に居心地の良い職場にするきっかけにしてみて下さい。

11年勤めた会社で部下5人に指示出しをしていた経験がある私が、ノウハウを共有しますね。

1:部下が期待通りに仕事をしない原因

部下が期待通りに仕事をしない原因

部下が期待通りに仕事をしない原因は、下記4つになります。

  • 部下自身が責任を持ちたがらない
  • 部下自身が現状で満足している
  • 期待が高すぎる
  • 理不尽な仕事を依頼している

では、詳しく解説していきます。

部下自身が責任を持ちたがらない

部下自身が責任を持ちたがらないと、部下が期待通りに仕事をしない原因になります。

部下自身が責任を持ちたがらない場合、誰でもできる仕事しかしないため、期待している仕事内容よりも質や量が少ない仕事しか処理できません。

また、責任を持ちたがらない人は、責任を追及された時に「〇〇さんからの指示でやりました」と責任転換をできるようにしています。

そのため、思考が停止し、部下自身がいつまでも成長できていないため、上司は「部下が期待通りに仕事をしない」と感じてしまいます。

私も過去に、責任を持ちたがらない部下がいました。

その部下は、毎回「〇〇の仕事終わりました。次何しましょうか?」と私に確認をしてきていました。

毎回私も指示を出すのが続き、1年以上経った時に、部下が全く成長していないことに気づきました。

そのため、私が期待している仕事内容を、部下1人で全く処理できない状態になっていました。

上記理由から、部下自身が責任を持ちたがらないと、部下が期待通りに仕事をしない原因になります。

部下自身が現状で満足している

部下自身が現状維持で満足していると、部下が期待通りに仕事をしない原因になります。

部下が現状のままでも、問題ないと意識していると、すでにやったことがある仕事しかやらなくなります。

そのため、新しい仕事に挑戦したり、改善しようとしないため、成長できません。

成長していないと、上司の期待したレベルまで上がることはないため、上司は、「部下が期待通りに仕事をしない」と感じてしまいます。

私が以前勤めていた会社で、年齢が45過ぎても仕事ができない人がいました。

その人は、年功序列で会社から評価されてきた人で、良い給料を貰っていたため、現状に満足していたのでしょう。

上司から言われたことを、最低限やっているだけなので、新しい仕事には一切関わろうとしませんでしたし、私が改善案などを出しても「現状のやり方が一番安定するから」と言い訳をして、避けていました。

結局その人と5年ほど一緒に仕事をしていましたが、「この人は成長していないな」と感じましたし、むしろ徐々に衰えているとも感じました。

上記理由から、部下自身が現状維持で満足していると、部下が期待通りに仕事をしない原因になります。

期待が高すぎる

そもそも部下に対する期待が高すぎると、部下が期待通りに仕事をしない原因になります。

部下に対する期待が、将来の最終目標になっている人は割と多いです。

期待内容が、将来の最終目標の場合、期待が高くなっているのは当然で、期待している目標と現状に大きな差が生まれてしまいます。

そのため、部下の小さな成長には気づけず、「部下が期待通りに仕事をしない」と感じてしまいます。

たとえば、売り上げで考えてみましょう。

  1. 【目標】
    • 最終目標(期待値):1ヵ月で1,000万円を達成させて欲しい
  2. 【実績】
    • 先月:1ヵ月で30万円
    • 今月:1ヵ月で50万円

最終目標の1,000万円から考えてみると、20万円の売り上げ増は微々たるものだと思い、まるで売り上げを伸ばせていないように感じます。

しかし、実際は、先月の1.5倍以上の成果を出しているため、相当な努力をしているものだとわかります。

このように、期待値=将来の最終目標だと、部下の成長をきちんとみることができないため、「部下が期待通りに仕事をしない」と感じてしまう原因になります。

理不尽な仕事を依頼している

部下だけに理不尽な仕事を依頼していると、部下が期待通りに仕事をしない原因になります。

上司という立場を利用して、部下だけに理不尽な仕事を依頼する人がいます。

たとえば、会社の上層部に「〇〇の仕事を2週間前倒しで納品しろ」という無茶ぶりをされた時に、部下に対して「2週間前倒しと上層部に依頼されたから、徹夜で終わらせて」などの依頼をすることです。

これらの理不尽な仕事で苦労するのは、実際に作業をする部下だけで上司や会社の上層部ではないです。

そのため、部下は「何で俺らがやらないといけないんだ」「上の管理能力が悪いからだろ」と感じて仕事を断ったり、最低限な仕事しかしなくなってしまいます。

私は、以前勤めていた会社で、理不尽な仕事が多かったです。

上層部の管理能力のなさで、納期遅延を起こしそうになっている案件を、週に3日ほど徹夜をして無理やり終わらせた経験があります。

もちろん、上層部や上司は徹夜もせず、呑気に進捗だけを気にしていましたね。

結果、私は普段の仕事でも必要最低限のことしかやらなくなりましたし、「上司の言うことは異常だ」と感じていたため、上司の言うことに反発するようになりましたね。

上記理由から、部下だけに理不尽な仕事を依頼していると、部下が期待通りに仕事をしない原因になります。

どうしても、理不尽な仕事を依頼する場合は、部下だけではなく、自分も一緒に苦労しましょう。

一緒に苦労することで、部下から「上司も被害者なんだ」と感じてくれるはずです。

2:部下が期待通りに仕事をしない時の対処方法

部下が期待通りに仕事をしない時の対処方法

部下が期待通りに仕事をしない時の対処方法は、下記3つになります。

  • 期待を段階に分けて部下に伝える
  • 部下に責任がある仕事を丸投げする
  • 部下を期待しない

では、詳しく解説していきます。

期待を段階に分けて部下に伝える

部下が期待通りに仕事をしない場合は、期待を段階に分けて部下に伝えましょう。

期待値=将来のビジョンだけだと、部下の成長が見えにくくなってしまいます。

そのため、部下が期待に沿った仕事をしていないと感じてしまいます。

そこで、オススメなのが、目標を数段に分けておくことです。

目標を数段に分けることで、期待値は低く設定できるため、部下の成長や努力を確認しやすくなります。

また、目標を数段にすることで、「この目標なら頑張れば達成できるかも」と部下に思わせることができるので、モチベーションアップにもつながります。

先ほど説明した売り上げの例に、目標を数段つけしてみましょう。

  1. 【目標】
    • 3ヵ月後:1ヵ月で70万円
    • 半年後:1ヵ月で100万円
    • 1年後:1ヵ月で200万円
    • 2年後:1ヵ月で500万円
    • 3年後:1ヵ月で800万円
    • 最終目標(期待値):1ヵ月で1,000万円を達成させて欲しい
  2. 【実績】
    • 先月:1ヵ月で30万円
    • 今月:1ヵ月で50万円

このように、数段で目標を設定することで、目標値が低くなるため、部下は「残り3ヵ月で20万円か。頑張っているか」と考えられます。

また、実際の売り上げが、3ヵ月で15万円増だったとしても、部下は15万円の売り上げを伸ばすことに成功していると認識できるため、部下の成長や努力を感じることができます。

しかし、いきなり「1ヵ月で1,000万円」と聞いたら、「無理でしょ」と考えてしまい、最低限な仕事しかしなくなってしまいます。

上記理由から、部下が期待通りに仕事をしない場合は、期待を段階に分けて部下に伝えましょう。

部下に責任がある仕事を丸投げする

部下が期待通りに仕事をしない場合は、部下に責任がある仕事を丸投げするのもありです。

少し荒治療な方法ですが、責任がある仕事を丸投げにすることで、一気に成長する人がいます。

特に若い人の場合は、頭が柔軟なため効果が期待できます。

責任がある仕事を丸投げすることで、部下が他人事から自分事に意識を変えることができ、責任感が生まれます。

責任感があれば、他人に頼ることが少なくなり、自分で問題を解決するために、考え行動するようになります。

そのため、部下自身でできることが広がるため、期待した仕事もこなせるようになります。

しかし、この方法は、忍耐力がある部下なら有効的な方法ですが、忍耐力ない部下にやってしまうと、辞めてしまったり、うつ病になってしまうなどする可能性があるので、相手を選んで判断して下さい。

ちなみに、私は社会人になりたての時に、上司から責任がある仕事を丸投げされた時がありました。

入社3ヵ月くらいで、一人で顧客対応などもさせられ、当時は「無茶ぶりだ」「お前やってみろよ」と苛立ちましたが、今では、仕事がある程度できるようになったのもこれがきっかけだと感じています。

上記理由から、部下が期待通りに仕事をしない場合は、部下に責任がある仕事を丸投げするのもありです。

ただし、人により向き不向きがあるため、実施する場合は、相手を選んで判断して下さい。

また、相手から嫌われる覚悟ももった方がいいです。

私も当時の上司は、恩はありますが、人間的には嫌いです。

部下を期待しない

部下が期待通りに仕事をしない場合は、部下を期待しないのもありです。

正直、どこの職場でも、現状維持を好み変える意思がない人はいます。

他人の考え方は、簡単には変えられないため、変えようとすると相当な労力が必要になります。

さらに、相当な労力を使っても変えられない場合が多いはずです。

そのため、現状維持を好む部下は諦めて、誰でもできる簡単な仕事を任せましょう。

私の体験からの推測なので、偏見かもですが、主婦は、現状維持が好きな人が多い気がします。

私が以前の会社に勤めていた時に、主婦の方に改善意見を聞いても「現状のままでいいよ」と言う人が大半でしたし、必ず私を含めて数名の上司に「これ終わったよ。次何しようか?」と確認をしていました。

たぶん、その主婦に「もっと自分で考えて行動してくれ」と言ったところで、やんわりと「嫌」と言われるだけでしょう。

上記理由から、部下が期待通りに仕事をしない場合は、部下を期待しないのもありです。

どうしても、仕事量が多い場合は、外注依頼するなどいくらでも方法があるので、模索しましょう。

ということで、以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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