こんにちは、シゲです。
・仕事でいつも残業や休日出勤になってしまう…
・仕事の効率を上げて、楽に仕事ができるようになりたいな~
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は、下記になります。
- 1:仕事の効率を上げる方法
- 2:効率だけを上げても仕事が楽にならない理由
- 3:効率を上げて余裕ができたらすべきこと
「残業が多くて、睡眠もまともにできず、情緒も不安定で辛い」「仕事の効率を上げて今の辛い状況から抜け出したい…」と悩んでいませんか?
確かに、仕事の効率を上げられれば、作業時間も減り定時で帰宅できて、睡眠時間や家族との時間を作ることができます。
しかし、断言しますが、仕事の効率を上げるだけでは、仕事自体が楽になりません。
最悪の場合、今以上の仕事をこなさないといけなくなり、自分自身で自分の首を絞めることになってしまいます。
とはいえ、仕事の効率を上げて上手く自己管理ができれば、余裕がある働き方も可能ですよ。
忙しすぎる仕事で疲弊して「このままだと限界にきそう」と感じている方は、本記事を参考に睡眠時間や家族との時間を確保してみてください。
11年勤めた会社で効率を上げたが、もっと疲弊してストレスの限界で退職した私が、対策方法など詳しく解説していきます。
1:仕事の効率を上げる方法
まずは、仕事の効率を上げる方法から紹介していきます。
具体的には、下記9個が仕事の効率を上げる方法になります。
- 目標設定・優先順位をつける
- 目標にこだわりすぎないで行動を始める
- 今日やるべき事を決める
- 時間を制限する
- 常に改善の意識をもつ
- 単純作業は、他人に任せる
- 自動化できる物は自動化する
- 緊急性の高い仕事はやらない
- 余力を残す
目標設定・優先順位をつける
目標設定と優先順位がないと、仕事の予定が明確にならないからです。
例えば、目標設定せずに、今週やることを理解できていないまま作業を始めるとします。
作業配分もわからないため、週後半にやれていない仕事に気づき、負担が一気に増えてしまいます。
また、優先順位をつけないと「どの仕事から処理しよう」と悩む時間が増えますよね。
作業途中でも「やはり、別の仕事から処理しよう」と次々と判断を変えてしまうため、実作業が進まなくなります。
上記理由から、目標設定・優先順位をつけることで、効率を上げましょう。
具体的な方法を知りたい方は、下記記事を参考にしてみて下さい。
-
仕事の段取りって必要?【必要あり ~作り方も紹介~】
2023/1/29
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目標にこだわりすぎないで行動を始める
完璧な目標を作ろうとすると、目標設定に時間が掛かりすぎるため、実際の作業時間が短くなるからです。
私が11年勤めた会社に在籍中は、3~6ヵ月間の目標設定を1日で作り、次の日からはすぐに作業を開始していました。
感覚で申し訳ないですが、目標設定を1日で作っても質は70~80%くらいは完成されていたと思います。
また、作業しながら少しづつ目標設定を修正していったため、大きな問題は発生しませんでした。
たぶん、目標設定を完璧にしようとしたら、3日くらいは掛かっていたはずです。
上記理由から、目標にこだわりすぎず行動を始めることで、効率を上げましょう。
今日やるべき事を決める
今日やるべき事を決めることで、現実味を感じることができるからです。
現実味を感じないまま作業しても、「できるかできないかわからないしな」と感じ、ダラダラ仕事をするだけになってしまいます。
一例を下記で説明します。
- 【月・週単位】
- 月:プロジェクトA~D
- 週:プロジェクトA
これだと、「今週中にプロジェクトAを完成させる」という大雑把な目標にしかならないため、本当に達成できるか実感が持てません。
そのため、ダラダラと作業をしてしまい、週後半に切羽詰まった状況になるはずです。
では、日単位の目標があったら、どうなるでしょうか?
- 【月・週・日単位】
- 月:プロジェクトA~D
- 週:プロジェクトA
- 日:プロジェクトAの○○書類作成、商品作成作業
「今日中に、プロジェクトAの○○書類作成、商品作成作業を完成させる」という明確な目標になるため、達成できるかできないかを判断きるようになります。
そのため、達成できると判断したら実感が湧き、集中して作業に取り組めるようになります。
上記理由から、今日やるべき事を決めることで、効率を上げましょう。
時間を制限する
時間を制限することで、作業自体にメリハリがつくからです。
- 12:00までに、メール処理、部下への指示出し
- 15:00までに、○○の書類作成
- 16:00までに、作業改善の検討
- 17:00までに、明日の予定詳細を決める
こんな感じで、時間を制限すれば「○○時までに終わらせないといけない」と意識することができるため、ダラダラと作業をしなくなります。
上記理由から、時間を制限することで、効率を上げましょう。
常に改善の意識をもつ
常に改善の意識をもつと、作業中に「こうやればもっと効率良くなるのに…」というアイディアが生まれるからです。
例えば、メールを処理するにしても、何も考えていなかったら、毎回返信を書くのに1から文章を作らないといけなくなります。
しかし、常に改善の意識をもっていれば、「返信の文章をテンプレート化してみよう」などのアイディアが浮かび、導入することで、返信の効率を上げることができます。
ちなみに、私が使っていたのは、返信ボタンを押した時に、すでに挨拶文が入るという仕組みです。
上記理由から、常に改善の意識をもつことで、効率を上げましょう。
単純作業は、他人に任せる
単純作業は、誰でもできる作業だからです。
誰でもできる作業でも、仕事内容次第で処理時間が変わるため、効率が悪くなる可能性があります。
また、誰でもできる作業なら、単価が安い人にやってもらった方が、利益にもなり得です。
他人に任せる方法は、下記になります。
- 外注化する
- 部下に任せる
- アルバイトを雇う など
外注化やアルバイトは、会社の利益になると上司に説明すれば、承認を貰えるはずです。
上記理由から、単純作業は、他人に任せることで、効率を上げましょう。
自動化できる物は自動化する
当たり前ですが、自動化するば効率が上がるからです。
例えば、Excelでデータ入力をする場合、手で1つ1つ入力するより、マクロで1クリックで入力した方が、短い時間で処理できます。
他にもPythonを使えば、自動化できる幅は広がるため、Pythonを学習するのもありです。
上記理由から、自動化できる物は自動化することで、効率を上げましょう。
緊急性の高い仕事はやらない
緊急性の高い仕事をやってしまうと、予定していた仕事にまで影響するからです。
例えば、作業A~Cをやる予定で、急に作業Dを今日中に終わらせて欲しいと依頼があったとします。
作業Dを優先して処理してしまうと、作業A~Cの一部が今日中に終わらなりますよね。
仮に、作業A~Dの仕事を処理できたとしても、作業に全力になるため、改善を考える余裕がなくなり、いつまでも効率を上げることができません。
上記理由から、緊急性の高い仕事はやらないと決め、効率を上げましょう。
余力を残す
余力を残すことで、作業の改善を考える時間が確保できることと、緊急性の高い仕事に対応できるようにするためです。
例えば、納期が5日後の作業なら、下記にみたいな感じです。
- 作業を4日で終わらせ、残り1日を反省及び改善に当てる
- 作業を4日で終わらせ、残り1日を予備日にする
こんな感じで、余力を残すことが重要になります。
上記理由から、余力を残すことで、効率を上げましょう。
2:効率だけを上げても仕事が楽にならない理由
いくら効率を上げても、仕事量が増え続けるだけだからです。
例えば、月に100個商品を作るのが限界だとします。
そこで、会社から利益を上げるために、月120個作れるようにしてくれと依頼されます。
試行錯誤しながら、何とか効率を上げて月に120個作れるようになりました。
次に、会社から別商品の製造個数を増やしてくれと依頼されます。
このように、効率を上げただけでは、新しい仕事が増えるだけなので、いつまでも楽にはなりません。
むしろ、仕事量が増えて、責任と負担が大きくなり自分が損をするだけです。
効率を上げ余裕ができた時に、どう行動するかで仕事が楽になるか決まってきます。
そこで、効率を上げて余裕ができたあとにどうすれば仕事が楽になるのか?を解説していきますね。
3:効率を上げて余裕ができたらすべきこと
効率を上げて余裕ができたらすべきことは、下記2つになります。
- 自己投資の時間に使う
- 作業の改善
自己投資の時間に使う
自己投資の時間に使えば、自分のためになるからです。
そのため、周囲と同じ仕事量を処理しつつ、余った時間で自己投資に使うことで、新しい仕事を増やさずに済みます。
具体的な自己投資の方法は、下記になります。
- 新しいスキルを覚える(プログラミングなど)
- 新しい知識を覚える(本、ネットなど)
たとえ、上司に見つかったとしても「○○作業の効率を上げるために、覚えていました」と言えば、説教されることもないはずです。
上記理由から、自己投資の時間に使うことで、仕事が楽になります。
作業の改善
作業を改善する時間に当てれば、新しい仕事を増やさなくて済むからです。
また、作業を改善できれば、より仕事が楽になります。
作業改善時間の確保は、仕事を楽にするためには、必ず必要な時間です。
例えば、下記みたいな感じです。
- 6時間:作業
- 2時間:改善を検討
改善を続け、作業時間を4時間に短縮できれば、2時間分余裕ができ仕事が楽になります。
これが、8時間ずっと作業だった場合、2時間分の余裕を作ることはできていません。
上記理由から、作業の改善に時間を使うことで、仕事が楽になります。
ということで、以上になります。
本記事で紹介した仕事の効率を上げる方法を使い、時間に余裕を作りましょう。
余った時間は、新しい仕事は入れず、「自己投資」「作業改善」の2つに当てれば、仕事を楽にすることができます。
あなたも仕事を楽するために、仕事の効率を上げ、余った時間を自分にために使ってみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。