こんにちは、シゲです。
・上司との会話が続かない。
・上司と会話が続かない原因を知りたい。
・上司と会話が続かない時の対処方法を知りたい。
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は下記。
- 1:上司と会話が続かない原因
- 2:上司と会話が続かない時の対処方法
「上司と会話が続かず、素っ気ない態度になってしまう…」「人間関係も良好にならないし、どうにか会話を繋げたい」と悩んでいませんか?
確かに、上司と会話が弾まないと居心地も悪いし、良い評価も貰えそうにないですよね。
そこで、本記事では上司との会話を弾ませる方法を紹介します。
上司と会話が続かず職場の居心地が悪いという方は、本記事を参考に職場の人間関係を良好にするきっかけにしてみてください。
11年同じ会社に勤めた経験がある私がノウハウを共有しますね。
1:上司と会話が続かない原因
上司と会話が続かない原因は、下記3つになります。
- 「はい」「わかりました」しか返事をしていない
- プライベートと仕事は分けている
- 上司の方が全てにおいて立場が上と感じる
では、詳しく解説していきます。
「はい」「わかりました」しか返事をしていない
上司の質問や依頼に対して、「はい」「わかりました」しか返事をしていないと、会話が続きません。
「はい」「わかりました」などの一言で終わってしまう返事だと、そこで話が完結してしまうので、会話が続かなくなってしまいます。
また、「はい」「わかりました」などは、肯定するのが前提の返事なため、上司は自分の意見に賛成してくれたと感じ、それだけで満足してしまいます。
逆に言うと、全てを肯定する人は、「本当は、何を考えているかわからない」「少し不気味だ」と感じるため、近寄りがたくなってしまいます。
そのため、いつまでも上司を仲良くできなく、壁ができたままになってしまいます。
私は過去に、「はい」「わかりました」と必ず肯定する部下がいました。
その部下に、仕事を依頼しても「はい」「わかりました」とだけ返事をするだけだったため、「さっきの説明で納得してくれたんだ」と感じ、すぐに会話が終わってましたね。
しかし、実際は口下手なだけで、後から「このやり方を教えて下さい」などの依頼を受けることが度々ありました。
上記理由から、上司の質問や依頼に対して、「はい」「わかりました」しか返事をしていないと、会話が続きません。
プライベートと仕事は分けている
プライベートと仕事を分けていると、上司と会話が続かない原因になります。
プライベートと仕事を分けていると、上司との会話も仕事の話しかしなくなります。
そのため、仕事の指示や進捗具合などの事務的な会話しかせず、上司は部下の人間性を見ることができません。
そのため、仕事でも必要最低限の事しか言わなくなるため、会話が続かなくなります。
私は過去に11年同じ会社に勤めていましたが、プライベートと仕事を分けて考えていたため、上司とは仕事の話しかしませんでしたよ。
そのため、会話の9割は5分以内に終わっていました。
逆に、プライベートとの話が好きな同僚は、同じ上司と30分以上会話する機会が多かったです。
上記理由から、プライベートと仕事を分けていると、上司と会話が続かない原因になります。
上司の方が全てにおいて立場が上と感じる
上司の方が全てにおいて立場が上と感じると、上司と会話が続かなくなる原因になります。
上司の方が全てにおいて立場が上と感じていると、人間的に自分より優れている人だと考えてしまい、「自分なんかの意見を言っても、反論されちゃう」「自分の意見は間違っているんだ」と卑屈になってしまいます。
そのため、全てにおいて立場が上と感じる人に対して、肯定した意見しか言えなくなるため、会話が続かなくなります。
たとえば、私が野球で有名なイチローさんと会話できる機会があるとしたら、会話が続く自信がありません。
なぜなら、イチローさんの方が人間的に優れていると感じるため、「何を言っても、イチローさん独自の意見で反論されるんじゃないか?」と感じるし、「余計な事を言ってしまって、イチローさんを怒らせたらどうしよう」と不安にもなっているからです。
たぶん、イチローさんの意見と私の考え方が違っていても、イチローさんの意見に肯定すると思います。
上記理由から、上司の方が全てにおいて立場が上と感じると、上司と会話が続かなくなる原因になります。
2:上司と会話が続かない時の対処方法
上司と会話が続かない時の対処方法は、下記4つになります。
- 「YES」+「AND」で返事をする
- プライベートの話もする
- 上司でも、人間的には同じ立場と認識する
- 上司と会話が続かなくても問題なし
では、詳しく解説していきます。
「YES」+「AND」で返事をする
「YES」+「AND」で返事をすることで、上司との会話を続けることができます。
先ほど、「はい」「わかりました」とだけ返事をすると話が完結してしまうため、会話が続かないとお伝えしてきました。
これは、「YES」+「AND」の「YES」の部分しか使っていないためです。
そこで、重要なところは、「AND」の部分で、このANDがあるのとないのとでは、会話の続き方が違います。
たとえば、上司から仕事依頼があったとします。
- 【「YES」のみの場合】
- 上司「〇〇の仕事を2日後に終わらせられる?」
- 自分「はい」
- 上司「じゃあよろしく」
- 【「YES」+「AND」の場合】
- 上司「〇〇の仕事を2日後に終わらせられる?」
- 自分「はい」
- 自分「2日後だと、定時では厳しいですね。残業をすれば間に合いますが、生憎予定があるので難しいですね。」
- 上司「そっか。じゃあ4日後ならどう?」
- 自分「4日後なら定時でも対応可能です。」
- 上司「じゃあ4日後に報告待っているよ」
このように、「AND」を増やすだけで、会話を続けることができます。
上記理由から、「YES」+「AND」で返事をすることで、上司との会話を続けることができます。
プライベートの話もする
プライベートの話もするようになると、上司との会話が続きます。
プライベートの話をすると、上司も部下の人間性が見えてくるため、壁がなくなりやすくなります。
また、部下の人間性が見えてくると、上司の感情的な部分も出すことができるため、上司の人間性もわかるので、上司の新たな一面をみることができ、会話が続くことが多いです。
私も以前勤めていた会社で、仕事の事しか会話をしない同僚がいました。
しかし、飲み会に行った時に、たまたまその同僚も参加していた時に、ロードバイクの話になりました。
そこで、私も「ちょっと興味あるな」と会話したことが、きっかけで一緒にロードバイクをレンタルしてみたりと仲良くなった経験があります。
退職した今でも、定期的に会ってロードバイクに乗ったり、ご飯を食べに行ったりする仲になりました。
たぶん、飲み会でプライベートの話をしなかったら、今の関係性はなかったと思います。
上記理由から、プライベートの話もするようになると、上司との会話が続きます。
上司でも、人間的には同じ立場と認識する
上司でも、人間的には同じ立場と認識すると、上司との会話が続きます。
上司は、会社内なら、自分より立場が上なのは仕方がないです。
しかし、会社以外では、人間的に考えて立場が一緒です。
そのため、自分の意見や考え方を伝えても問題ないので、気楽に会話をすることができます。
気楽に会話をすることで、上司に自分の意見や考え方を伝えることができ、自分の人間性を見せられるため、上司も意見や考え方を部下に使えやすくなります。
私は、現在年齢が5個以上上の人と仲良くさせてもらっています。
その人とは、礼儀や敬語をしっかりと使うだけで、自分の意見や考え方を必ず伝えています。
考え方が違ったりすることもありますが、お互い「この人はこういう考え方なんだ」と理解をしているため、喧嘩をすることはありません。
上記理由から、上司でも、人間的には同じ立場と認識すると、上司との会話が続きます。
上司と会話が続かなくても問題なし
正直、上司と会話が続かなくても問題ないです。
そもそも、上司と会話が続いても得をすることは限りなく少ないです。
たとえば、仕事中にプライベートの話をして、会話が続けば、仕事をする時間が削られ、結果的に、実績が少なくなります。
また、上司との会話が増えたからと言って、新しくスキルを覚えることはできないはずです。
さらに、上司との会話が増えたとしても、会社からの評価が上がる確率は限りなく低いです。
理由は、そもそも会社で良い評価を貰っている人の割合は、全体の10%以下のはずです。
全体の10%の中でも、エリート・年功序列・ゴマすりする人などを考えると全体に1~2%程度しか残っていないはずです。
つまり、上司と会話が続いただけでは、良い評価を貰える可能性はかぎりなく低いと言えます。
上司と会話が続いて得をするのは、会社や上司です。
部下自身は残業や余計な仕事依頼などを受ける機会が受けるため、損するだけです。
私は、過去11年同じ会社に勤めていましたが、11年間で給料は2万円しか上がりませんでした。
また、上司も含んだ会議などに参加すると、プライベートの話や他の部署の愚痴などの会話も増えていて、無駄な時間が多かったと感じました。
上記理由から、上司と会話が続かなくても問題ないです。
むしろ、上司との会話が少ない方が、得が多いです。
ということで、以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。