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【サッと見るだけでOK】嫌われる勇気の要約

【サッと見るだけでOK】嫌われる勇気の要約

こんにちは、シゲです。

・誰も信頼できず、疑ってしまい、良好な交流関係が築けない…

・将来、自分の人生は幸せになれるのかな?

上記悩みを持っている方は、解決に近づける1冊になっています。

本記事の内容は下記。

  • 1:嫌われる勇気の要約
  • 2:本書を読んだ学び
  • 3:購入すべき?

誰も信頼できず、何事も無難に生きている自分にイライラしていませんか?

しかし、安心して下さい。

今回紹介する“嫌われる勇気”を読みつつ、本格的に実施すれば、自分に嘘をつかず充実した生活ができるようになります。

私も、11年勤めた会社で、他人が信頼できずストレスが限界に近づきつつあるときに、本書を読み、衝撃を受けました。

今では、会社も辞め、以前に比べてゆとりある理想の生活を送り、充実して過ごせています。

正直、何度も読み返したくなるくらい良書です。

私と同じように、誰も信頼できず、疑ってしまう自分を変えたいなら、読んでおいて損はしないので、ぜひ読んでみてください。

とはいえ、「本当に買う価値があるの?」と疑問に感じる方もいるはず。

そこで、本記事では概要などがわかるように要約して紹介します。

信頼できるような人がいないと悩んでいる方なら、本記事を読むだけでも、十分有益です。

5分で読めるので、本記事を最後まで読んでみて下さい。

1:嫌われる勇気の要約

1:嫌われる勇気の要約

嫌われる勇気の内容は、主に下記に分かれています。

  • 人は変われるし、世界はシンプルで、誰でも幸福に慣れる
  • 過去の原因ではなく、今の目的を優先する
  • すべての悩みは対人関係
  • 他者の課題を切り捨てる
  • 世界の中心はどこにあるか?
  • 「いま、ここ」を真剣に生きる

各々、詳しく解説していきますね。

人は変われるし、世界はシンプルで、誰でも幸福に慣れる

なぜなら、「世界」が複雑なのではなく、「自分」が複雑にしているから。

退職一つでも「自分が辞めた後、困る人がいないか?」「辞めた後、きちんと就職できるのか不安」など、無理やり関係性を作って複雑化させているのは自分ですよね。

問題は、世界がどうだとかではなく、あなたがどうしたいかです。

変われて幸福になれるかは、勇気の問題になります。

過去の原因ではなく、今の目的を優先する

過去の原因で、物事が決まるのではなく、今の目的を決めることで物事が決まります。

仕事でも、ミスした時に「上司の指示が…」と言い訳をする人がいますが、上司の指示を断ることもできたはずです。

過去の原因で物事が決まるのではなく、今の目的を決めることで物事が決まります。

答えは、誰かに教えられるのではなく、自らの手で導き出すものです。

大切なのは、何が与えられたではなく、与えられたものをどう使うかですよ。

不幸であるのは、あなたが選んだ

不幸であることを善だと判断している(人は常に変わらないと決意している)からです。

ブラック企業で、疲弊すると分かっていても、働き続けるのは、「低収入だけど、安定して給料を貰える」「能力が低い自分は、転職も難しい」という理由を自分で決めているためです。

多少の不満があっても、「このままの自分」でいることが、楽で安心できます。

選び直すことも可能

とはいえ、物事が過去の原因ではなく、今の目的で決まるということは、今からでも人生を選び直すことが可能ということです。

上手くいかないことを諦める必要はないですよ。

自分の手で幸せを掴みましょう。

すべての悩みは対人関係

全ての悩みは対人関係が原因になっています。

自分が嫌いなのは、「自分を好きじゃない方がいい」と決心しているから

よく、自分の容姿を汚す言葉を発信する人がいますよね。

目的は、容姿が悪いと言った方が、他人が気にしてくれるから。

つまり、“他人が自分を気にしてくれるかも”という可能性の中に生きることができるためです。

他者から嫌われ、対人関係の中で傷つくことを過剰に恐れているからこそ、あえて自分を嫌っています。

孤独を感じるのも他者が必要

それに、孤独を感じるのも他者という存在がいるからです。

宇宙の中でたった一人しかいない状況なら、寂しさも感じなくなります。

他者という存在がいるからこそ、孤独を感じます。

内面の悩みは存在しない

例えば、劣等感なら、主観的な思い込みが原因です。

高身長の女性が「背が高い女性なんてかわいくない」という発信を聞いたことがあるはず。

しかし、客観的にみたら、「スレンダーで綺麗だし、魅力的」と感じますよね。

劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な感覚」で決まります。

とはいえ、主観だからこそ自分の手で選択可能で、劣等感を消すことができます。

優越性の追求、劣等感、劣等コンプレックス

劣等感でも、良い状況と悪い状況があり、良い状況で活用すれば、成長過程で有益な存在になります。

  • 【良い状況】※どちらも成長過程には重要な要素
    • 優越性の追求 =向上したい、理想を追求する感覚
    • 劣等感 =理想を達成できない自分は劣っているという感覚
  • 【悪い状況】
    • 劣等コンプレックス =「どうせ、自分には…」とあきらめてしまう感覚(言い訳)

受験で例えるなら、下記のような感じですね。

  • 【優越性の追求】第一志望に絶対に合格する
  • 【劣等感】今、合格ラインに入れていないから、今の1.5倍勉強しよう
  • 【劣等コンプレックス】今、合格ラインに入れていない。自分には能力がない…

劣等コンプレックスだけが悪いということを覚えておきましょう。

人生は他者との競争ではない

また、意識しておくべきは、人生は他者との競争ではないということです。

同じ平らな平地に、前進んでいる人もいれば、その後ろを進んでいる人もいるという感覚ですね。

競争や権力争いなどをしても、最終的に復讐に繋がるだけです。

  • 争い→勝ち負けが決まる→争い(復讐)の繰り返し

競争から降りることで、初めて不幸から抜け出すことができるようになります。

誰とも競争するのではなく、前を向いて進めばいいだけです。

われわれは、同じじゃないけど対等と考えて、自分が正しいと思ったら、他の人がどんな意見でも、完結させましょう。

人生のタスクをどう乗り越える?

劣等感以外の悩みも、対人関係が原因です。

本書では、“人生のタスク=仕事・交友・愛の過程で生まれる対人関係“として解説しています。

仕事なら、ニートや引きこもりになるのは、上司や同僚にバカにされたり、理不尽な説教

をされることが原因で、仕事内容自体が嫌という人はいないですよね。

交友なら、友達の多さなどで、人の価値は決まりません。

愛なら、この人と一緒に居るととても自由に振る舞えると思えた時に、愛を実感できます。

すべての悩みは対人関係が原因ですよ。

さまざまな口実をつけて人生のタスクを回避するのは、人生の嘘です。

他者の課題を切り捨てる

我々は、他人の期待を満たすために生きていません。

承認欲求を求め続けても、最終的に他人の人生を生きることになります。

また、他人も、自分(あなた)の人生を満たすために生きていません。

承認欲求は不要です。

では、承認欲求を避けるにはどうするかというと、他者の課題を切り捨てることです。

課題の分離

対人関係のトラブルは、他人の課題に踏み入ること。自分の課題に土足で踏み込まれる。この2つに分類されます。

だからこそ“「これは誰の課題なのか?」と考え、他人の課題に手を出さない“だけでも効果的です。

重要なのが「これは誰の課題なのか?」と決める時、結末を最終的に引き受けるのは誰か?ということ。

例えば、友人が転職に悩んでいるとして、首を突っ込み「この企業が良いから受けろ」というのはNG。

なぜなら、実際にその企業で働くのは友人だから。

つまり、これは友人の課題なのです。

もちろん、援助するだけならいくらでもOK。

  • 使いやすい転職サイトを紹介する
  • 退職祝いでパーティーを開く
  • 自分の転職経験の話をして安心させる

上記のような援助なら問題ありません。

重要なのは、自分を変えられるのは自分だけという意識です。

他者の評価は、他者が決めることで、自分にはどうにもできません。

「これは誰の課題なのか?」と考え、他人の課題に手を出さないことを徹底し、自分の信じた最善の道を選んで生きていきましょう。

承認欲求の束縛=誰にも嫌われたくない

承認欲求の束縛が強いのは、誰にも嫌われたくないという思いがあるからです。

しかし、誰にも嫌われたくないと考えてとった言動は、本来の自分ではなく、自分と他人に嘘をつき続ける生き方になります。

正直、嘘をつく生き方を続けても、辛いだけですよね。

つまり、承認欲求にこだわる=嘘をつき続ける生き方は、不自由になります。

自由とは、他人から嫌われること

自由になるには、他人から嫌われることを覚悟する必要があります。

他者の評価を気にせず、他者から嫌われることを恐れず、承認されないかもというコストを払わないと、自分の生き方を貫くことはできません。

正直、他人から嫌われるのは怖いし、克服するのは難しいですよね。

しかし、対人関係のカードは自分が握っていて、自分が好きと思い続ければ、嫌われず良好な関係は築けます。

怖がらず、自由を手に入れるためにも、他人から嫌われることから逃げずに生きましょう。

世界の中心はどこにあるか?

また、対人関係のゴールは、共同体感覚(他者を仲間だと認め、そこに自分の居場所があると感じること)です。

例えば、仕事でも「この仕事は自分がしないと…」と考えるのは、会社という場所に自分の居場所(特別感)を作ることで、自分に満足感を得ています。

「他者からどう見られているか」ばかり気にしている生き方は、自分しか関心がない自己中心的な生き方です。

自分中心に世界が、回っているという考えは傲慢ですよ。

“自分は共同体の一部で、中心ではない“という考えを忘れずに意識しておくことが重要。

所属感は、与えられるものではなく、自分の手でつかむものです。

「この人は私に何を与えてくれる?」ではなく「私はこの人に何を与えられるか?」を意識しましょう。

共同体感覚は無限大

また、共同体感覚は、無限大にあります。

極端なことを言うと、学校で居場所がなくても、社会に出たら自分を必要をする場所があると感じることができれば、満足感を得られます。

より大きな共同体の声を聴くことを意識することで、所属感を得られ、満足感を得られますよ。

関係性が壊れることを恐れて生きるのは、他者のために生きる不自由な生き方になります。

自由になるには、共同体感覚が必要不可欠。

課題の分離→共同体感覚に進む道筋

では、課題の分離から共同体感覚に進むには、どうすればいいのでしょうか?

答えは、横の関係を築くことです。

なぜなら、縦の関係が対人関係を悪化させるから。

仕事で例えるなら、上司が部下に説教する関係性も縦の関係性になります。

上司は、自分の思うように部下を動かす(操作)のが目的で、部下も説教されることで、自分には能力がないと考えてしまい、所属感が失われます。

縦の関係性は、能力が上の人が、能力がある人を見下すことになり、共同体感覚を得られません。

横の関係を築くには、ありがとうなどの感謝の言葉をかけるだけ。

人は感謝の言葉を聞いた時に、自分が他者に貢献できたと自覚できます。

人は自分が共同体で有益だと思えた時に、自分の価値を自覚できますよ。

「いま、ここ」を真剣に生きる

また、自己受容、他社信頼、他者貢献という方法もあります。

自己受容は、ありのままの自分を受け入れることです。

  • 自己肯定=できないのに「私にはできる」を暗示をかける
  • 自己受容=できなくてもできない自分を受け入れる

肯定的な諦めで、変えられないものと変えられるものの見極めことができます。

2つ目の他社信頼は、条件なしで他者を信じることです。

  • 信頼=条件なしで信じること。
  • 信用=条件ありで信じること

条件なしで他者を信じることで、自分の意識の中で他者が仲間になります。

裏切られるかは他人の問題であり、自分がどうするか考えればいいだけです。

それに、信頼することを恐れていたら、結局誰とも深い関係性を築くことはできません。

3つ目の他者貢献は、自分を捨てて誰かに尽くすのではなく、自分の価値を実感するためにあると意識することです。

承認欲求を通じて得た貢献感に自由はないです。

自分の価値を実感するために、他者に貢献しましょう。

人生が線ではなく、連続した点

人生を線で考えるのでなく、連続した点で考えるのも重要です。

なぜなら、計画的な人生は再現不可能だし、われわれは今ここを生きるしかないからです。

いくら計画を立てても、予想外のことは必ず起きるし、過去のことを悔やんでも過去は変えられません。

やるべきは、今を真剣に必死に生きることです。

今を真剣に生きれば、過去や未来を見ることもなくなります。

人生の最大の嘘は、今を真剣に生きていないことです。

人生の意味は、自分自身で与えるものなので、今を真剣に生きましょう。

2:本書を読んだ学び

1:嫌われる勇気の要約

本書を読んで学んだことは下記。

  • 他者の課題には介入せず、自分の課題には誰一人として介入させない
  • 「いま、ここ」を真剣に生きる
  • 嫌われる覚悟がない人は、深い関係になれない

各々、詳しく解説していきますね。

他者の課題には介入せず、自分の課題には誰一人として介入させない

11年勤めた会社で、他者の仕事に介入して、辛くなっていた自分には、この一言が刺激的でした。

他者の課題には介入せず、自分の課題には誰一人として介入させないだけで、多くの悩みは無くなるでしょう。

「いま、ここ」を真剣に生きる

私たちが、やるべきなのは、 「いま、ここ」を真剣に生きることだけです。

将来は予想外のことが必ず起こるし、過去は変えられないことは事実。

今を真剣に生きるというのが、シンプルで私の心に刺さりましたね。

嫌われる覚悟がない人は、深い関係になれない

また、嫌われる覚悟がない人は、深い関係性を築けないというのも、響きましたね。

結局、良好な関係性を築くには、嫌われる覚悟で接する必要があります。

会話口調で読みやすい

また、本書は全て“青年”と“哲人”の会話口調で書かれています。

普通の本だと、一方的な発信になり読みにくいのですが、会話口調なので、読者の疑問もすんなり入っていてわかりやすいですね。

図や絵などは一切ない

とはいえ、図や絵などがなく、文章だけなので飽きやすさはありました。

しかし、一気読みしなくればいいだけです。

私も3日に分けて読み切りました。

3:購入すべき?

結論から言うと、信頼できるような人がいないと悩んでいる方なら、しっかり読んでおいて損しない1冊です。

ただし、図とかでの説明はないので、理解しにくい部分などはあります。

とはいえ、人生の教科書と言ってもいいほどの内容なので、何度も読み返す価値ありです。

本書を読みつつ実施して、自分に嘘をつかず充実した生活を目指しましょう。

「読書をして知識を高めたいけど、出費が高い…」と悩んでいませんか?

正直、書籍を買うだけでもバカにできない出費ですよね。

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