こんにちは、シゲです。
・社内教育を充実させて、優秀な人材を育てたい。
・でも、どう教育していいか分からない。
・具体的に何を教えればいいか教えて欲しい。
という悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は、下記です。
- 1:社内教育は辞めるべき【理由を解説】
- 2:優秀な社員を育て確保する方法
「優秀な逸材を育てて、仕事を楽したい」「でも、どうやって教育すればいいの?」と悩んでいませんか?
確かに、社内教育を充実させれば、優秀な逸材が育ってくれそうですよね。
しかし、断言しますが、社内教育は絶対に辞めるべきです。
正直、社内教育を充実させても、優秀な人ほど会社を辞めて、仕事が楽になることはありません。
むしろ、無駄な作業が増えて、自身に負担が掛かりストレスと疲れが溜まります。
とはいえ、「じゃあ、優秀な社員を確保して仕事を楽になれないの?」と不安になる方もいるはず。
そこで、本記事では有数な社員を育てて確保する方法を紹介します。
優秀な社員を増やして仕事を分担して、自身の仕事量を減らしたり快適な職場にしたい方は、本記事を参考にしつつ社内教育と向き合ってください。
11年勤めた会社で、様々な教育を受けたが、全く役に立たなかった経験がある私がノウハウを共有しますね。
1:社内教育は辞めるべき【理由を解説】
まずは、社内教育は辞めるべき理由を解説していきますね。
具体的な理由は、下記5つ。
- 実務で使わない内容が多い
- チーム一丸になることはない
- 専門外の教育をしないため、社員が育たない
- 社員がいつまでも在籍しているとは限らない
- 莫大な費用が掛かる
実務で使わない内容が多い
社内教育は、形だけで行われていることが多いからです。
例えば、新人教育で下記のようなビジネスマナーを教えますよね。
- 身だしなみ
- 言葉遣い
- チームワークの重要性
しかし、実際に職場に配属された後に、上記を使いますか?
職場の先輩も使っていないですよね。
このように、社内教育は、形だけで行われていることが多いため、実務でほぼ使いません。
実務で使わないことを教えても、時間と労力が無駄になるだけですよね。
社内教育は、無駄が多いため、必要ありません。
チーム一丸になることはない
そもそも会社に在籍している目的が、人それぞれ違うからです。
- キャリアアップのために入社
- 1年で知識・スキルを覚えて転職予定
- 正社員目的で入社
- 上司の指示に従っていればいい
- 役職狙いで入社
- 上司にゴマすりをする
このように、入社した目的は、人それぞれ違います。
いくら教育をしたからといって、全員が「会社のために貢献しよう」と考えを改めることはありえませんよ。
教育をしても、チームが一丸になることはないため、社内教育は辞めるべきです。
専門外の教育をしないため、社員が育たない
職場に配属されてからは、職種に関りがある教育しかしないからです。
例えば、工場系の仕事なら、ヒヤリハットなどの生産に対する教育とかですね。
しかし、下記知識・スキルを覚えた方が、社員の価値が上がりませんか?
- プレゼン力
- プログラミングスキル
- 提案力 など
専門外の知識やスキルを教えない社内教育は、社員が大きく成長できません。
私も11年勤めた会社で、教育を受けてきましたが、職種に関りがある教育だけでした。
そのため、新鮮な気づきや自分のためになると思える知識やスキルは覚えられませんでしたね。
社内教育は、大きく社員が育たないため不要です。
社員がいつまでも在籍しているとは限らない
終身雇用が崩壊しつつある現代で、1つの会社に居続ける方が難しいからです。
あなたなら、下記状況で「この会社で一生働き続けよう」と思えますか?
- 会社の業績が悪かったら、リストラ対象にされる
- どれだけ会社に還元しても、昇給できるかは上司次第
- 仕事量は増えているけど、新しいスキルは必要ない
さらに、職場の人間関係が悪いなら「この会社で一生働き続けよう」と思えませんよね。
せっかく一生懸命教育しても、育った後すぐに退職されたら、損しますよ。
時代の変化を考えると、今後実力での中途採用が増えるため、社内教育の必要性は今以上に必要なくなります。
莫大な費用が掛かる
多くの人件費と外部講師などに支払う費用が掛かるからです。
例えば、1時間の教育のために、下記内訳で時間を使ったとします。
- ① 教育資料作成:6時間
- ② 教育の通知:30分
- ③ 会場の準備:1時間
- ④ 教育本番:1時間
- ⑤ 会場片付け:30分
- ⑥ 受講者の感想確認:1時間
合計で10時間、単価が2,000円なら、人件費2万円です。
仮に、受講者が20名いるなら、人件費はトータル6万円。
さらに、外部講師を呼んだら、10万円以上になるでしょう。
正直、1時間の教育でトータル10万円オーバーって高くないですか?
1時間で得られる知識なんてたかが知れているし、会社に還元されないなら、コスパ最悪ですよね。
社内教育は、莫大な費用が掛かかり、費用対効果は少ないため辞めるべきです。
形だけの教育は辞めよう
立場優先などのために教育しても、会社に還元されないし、時間と労力が無駄になるからです。
- 昇給教育
- 社内で評価する人を納得させるため
- 新人教育
- 新人に優しい会社と社外にアピールするため
正直、上記教育は全部無駄じゃないですか?
教育を受けた社員も、今後使わない知識やスキルの教育をされても、すぐに忘れますよね。
会社側も、多くの教育費用と時間を使い教育したのに、会社に還元されないため、損していますよ。
お互いのためにならないため、形だけの社内教育は辞めるべきです。
とはいえ、「じゃあ、どうやったら優秀な社員を育てられるの?」と疑問に感じる方もいるはず。
上記疑問を、次の章から詳しく解説していきますね。
2:優秀な社員を育て確保する方法
優秀な社員を育て確保する方法は、下記3つです。
- 実務で挑戦させる
- 副業を解禁する
- 労力に見合った報酬を出す
実務で挑戦させる
自分事になれば、行動意欲が上がるからです。
例えば、客先に新規事業を提案する際、1度も提案をしたことがない社員にプレゼンをさせるとかですね。
指名された社員は「自分のプレゼン次第で、仕事を受注できるか決める」と感じ、自分事になるため、本気で下記を実施するはず。
- わかりやすい資料作成の知識・スキルを身に付ける
- 相手が行動に移りやすくなるスピーチ力を鍛える
- 人前で緊張しなくなる方法を身に付ける
プレゼンまでに、結果を出せるかは本人次第ですが、意識が大きく変わるため、成長できます。
このように、優秀な社員を作るには、実務で挑戦させることが重要です。
社員を成長させるために、新しいことへの挑戦を提案してみて下さい。
なお、立て続けで提案すると社員のモチベーションが下がるため、やり過ぎは注意です。
適度に、休憩期間も設けましょう。
個人的には、3ヵ月ごとで挑戦と休憩を繰り返すことがおすすめです。
副業を解禁する
外部から、本業とは異なる新しい知識とスキルを吸収してくれるからです。
例えば、本業が営業で、副業でブログに挑戦していれば、下記知識とスキルを身に付けることができます。
- 他人を動かす文章力
- 簡潔にまとめられる力
- 思考を整理する力
上記は、本業の営業にも役に立ちますよね。
副業を解禁することで、社員は本業とは異なる新しい知識とスキルを吸収してくれますよ。
社員からしても、昇給できない不満を解消できるため、メリットになります。
また、会社からしても、社員のモチベーション低下を防げるし、無駄な残業なども減るため得ですよ。
優秀な社員を育てるために、副業を解禁してみて下さい。
とはいえ、「実務でハードルを上げたり、副業を解禁したりすると、すぐに退職してしまうのでは?」と不安になりますよね。
上記不安の解決方法は1つで、労力に見合った報酬を出すことだけです。
上記を詳しく解説します。
労力に見合った報酬を出す
人は、損をすることを凄く嫌う生き物だからです。
損をしていると分かれば、意力が低下して、辞めてしまいます。
例えば、副業でプログラミングを覚えて、本業の書類作成方法の改善をしたところ、従業員全体の書類作成時間が、月200H削減できたとします。
しかし、全く給料が変わらなかったら、どう思いますか?
- 会社のためを思って書類作成を改善したのに…
- 月200Hの削除は、従業員一人分の給料と同じくらいの価値だよ
- 会社だけ、得できればいいのかよ
このように、不満が溜まり次第に会社への還元を辞めますよね。
優秀な社員を確保しておくには、それ相応の報酬は必須。
大企業も、新卒で年収1,000万円以上の採用を始めています。
優秀な社員を確保するためですね。
優秀な社員を確保するためにも、労力に見合った報酬を出しましょう。
3:社内教育は不要です
本記事の内容をまとめます。
社内教育は辞めるべき理由は、下記5つ。
- 実務で使わない内容が多い
- チーム一丸になることはない
- 専門外の教育をしないため、社員が育たない
- 社員がいつまでも在籍しているとは限らない
- 莫大な費用が掛かる
会社も社員も、労力や時間に比べて費用対効果は少ないです。
形だけの社内教育は、損をするため辞めましょう。
また、社内教育以外で優秀な社員を育てる方法は、下記2つ。
- 実務で挑戦させる
- 副業を解禁する
優秀な社員を育てるためにも、試してみて下さい。
なお、優秀な社員を在籍させ続けるには“労力に見合った報酬を出す”しかありません。
ここをケチると、どんどん優秀な社員は辞めていき、平凡な社員しかいなくなりますよ。
会社に還元してくれた労力に見合う報酬は必ず出しましょう。
ということで以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。