こんにちは、シゲです。
・「ニートになりたい」と思うのはいけないことなのかな?
・正直、今の職場で働き続けても、良い将来を想像できない。
・人間関係も悪く、毎日多くの仕事を処理するだけの日々なら、ニートになった方がいいと考えてしまう…
・ニートになるべきかの判断基準が知りたいな~
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は、下記になります。
- 1:「ニートになりたい」と思うのはいけないこと?
- 2:ニートになるべきかの判断基準
- 3:ニートになるために必要な準備
- 4:【体験談】私がニートになって感じたこと
「マジで今の仕事がブラックすぎて、疲労がやばい」「最近は、無気力になることも多いし、一度辞めた方が良いかな?」と悩んでいませんか?
仕事の人間関係や内容がひどいと、何も真剣に考えたくなくなりますよね。
しかし、無気力→一度辞めて休む?→考えるのが疲れるし後にしようの繰り返しになり、今の最悪の状況を続けることになります。
このまま苦痛を感じる仕事をしていると、最悪の場合、うつ病になり人生が180度狂ってしまうかもしれません。
とはいえ、「ニートって周りからの評価も悪いし…」と不安になりますよね。
安心して下さい。ニートになりたいと思うのは自然だし、ニートになっても人生が終わることはないです。
むしろ、人生を修正するいい機会にもなるので、一度立ち止まることも必要です。
ニートは怖いけど、今の職場で働き続けるのも限界に近いという方は、本記事を参考にニートになり、一度自分と見つめ直す機会を作るかの判断材料にしてみてください。
11年勤めた会社を退職して、ニートになった経験がある私の体験談も含め、詳しく解説していきますね。
1:「ニートになりたい」と思うのはいけないこと?
ニートになりたいと思うのはいけないことではありません。
働かずに収入が入るなら、多くの人がニートになりたいと自然に感じているからです。
例えば、月20万円必ず国から支給されるとしたら、あなたは働き続けますか?
9.9割近くの人が、“NO” と答えるはずです。
毎月必ず生活できるだけの収入が入るのに、労働環境が悪く、多くの時間を拘束される仕事をわざわざ続けないですよね。
それなら、家族や友人と多くの時間を過ごした方が、人生を楽しむことができるはずです。
上記理由から、ニートになりたいと思うのはいけないことではありません。
「でも、本当にニートになっていいのかな?」と疑問に感じる方もいるはずです。
そこで、ニートになるべきかの判断基準を紹介します。
2:ニートになるべきかの判断基準
判断基準は、下記3つの内いずれかが該当していれば、ニートになるのもありです。
- ストレスが限界の時
- 人生を見つめ直したい時
- 心と時間に余裕がない時
ストレスが限界の時
ストレスが限界の状態で、働き続けると、心身に悪影響を及ぼすからです。
心身に悪い影響が出てしまうと、取り返しのつかないことになるため、一度ニートになって心身を休ませる方が、自分自身のためになります。
- 毎日職場に行くのが嫌で、体調不良になる
- うつ病になり、誰にも会いたくなくなる
- 心臓病になる
ストレスで病気になっても、職場の人達は助けてくれません。
自分自身を守るためにも、ストレスが限界なら、ニートになり英気を養うことも必要です。
人生を見つめ直したい時
人生を見つめ直さずに働き続けると、日々の忙しさに追われ、気づかないまま人生の半分以上の時間を使ってしまうからです。
それなら一度ニートになり、じっくりと人生を見つめ直す時間を作り、方向性を決めた方が、自分に取ってプラスになります。
例えば、「今の仕事がAIに変わり、職がなくなるのかが不安」と感じながら働き続けても、日々の労働で疲れてしまい、自分の将来を真剣に考える時間をなかなか取れません。
また、働き続けている内に、急に仕事がAIに変わり、突然クビにされたら絶望しか感じないですよね。
それなら、一度ニートになり、じっくり自分の将来を考え、将来AIに変わる事ができない仕事を選んだ方が、自分のためになります。
上記理由から、人生を見つめ直したい時は、ニートになるのもありです。
心と時間に余裕がない時
心と時間に余裕がない状況で、働き続けても、自分が損し続けるだけだからです。
それなら、一度ニートになって、心と時間に余裕を作った方が、人生を楽しめます。
- 疲れすぎて無気力
- 毎日仕事のことしか考える時間がない
- プライベートの時間は、寝る時間だけ
上記状態で働き続けても、やる気がなくなり成果も出ず、何のために生きているのかも分からなくなるため、自分が損をしています。
それなら、一度ニートになって心と時間に余裕を作り、自分が楽しめる生活を手に入れるために、行動を変えた方が自分のためになります。
上記理由から、心と時間に余裕がない時は、ニートになるのもありです。
ここまでが、ニートになるべきかの判断基準になります。
1つでも該当していたら、ニートになるのもありです。
逆に言うと、今回紹介した3つに該当していないなら、ニートになる必要はありません。
楽になりたい願望が強いだけで、ニートになってしまうと、何もしないダメ人間になるからです。
ニートになるのは、今の生活が辛い・変えたいと感じている時だけにしましょう。
次の項からは、ニートになるために必要な準備を解説していきます。
3:ニートになるために必要な準備
下記3つがあれば、ニートになることができます。
- 退職準備
- お金
- 目的を作る
退職準備
当たり前かもですが、退職をしないとニートになれないからです。
退職前に必要なことと、退職後に必要な手続きは、下記になります。
- 【退職前に必要なこと】
- 退職願
- 必要書類受け取り(雇用保険被保険者証など)
- 【退職後に必要な手続き】
- 年金
- 健康保険
- 失業保険
- 確定申告
詳細を知りたい方は、下記記事をご確認下さい。
-
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お金
収入が“0”になっても、ある程度生活ができる生活費が必要だからです。
私の場合は、一人暮らしもしているため、月15万円ほど掛かりました。
1年間続けるなら、約180万円ほど掛かりますね。
実家暮らしであれば、半分の費用で済むはずです。
いずれにしても、ある程度まとまった貯金は作っておくべきですね。
目的を作る
目的がないと、ただ何もしないだけのダメ人間になってしまうからです。
個人的には、下記2つの目的以外で、ニートになるのはおすすめできません。
- 今の生活の辛さから抜け出すため
- 人生を見つめ直すため
もちろん、私の個人的な意見のため、上記以外の目的を作ってもOKです。
ここまでが、ニートになるために必要な準備になります。
本気でニートになりたい方は、下記3つを準備しておきましょう。
- 退職準備
- お金
- 目的を作る
4:【体験談】私がニートになって感じたこと
ここからは、私のニート体験談を紹介していきます。
デメリット・メリット含め正直な感想を書きました。
結論からいうと、ニートになってメリットの方が多かったと感じています。
「ニートってどんな感じなの?」と疑問に感じている方に、少しでも参考になれば幸いです。
- 収入がなくなり不安に感じる
- 孤独に感じる時間が増えた
- ストレスが激減した
- 人生を見つめ直すことができた
- 自由な時間の使い方ができる
- 1ヵ月もすると暇に感じる
収入がなくなり不安に感じる
いきなり収入が0になり、貯金から生活費を切り詰めないといけなかったからです。
- 貯金が無くなったらヤバイな~
- どうやって収入増やそう…
上記をよく考えて不安になっていたことを覚えています。
とはいえ、私は貯金が結構あったため、本気で危険と感じるほどではなかったです。
貯金額が少ない人は、まず貯金を溜めることを意識した方がいいかもしれません。
私が貯金を増やした方法を知りたい方は、下記を参考にしてみて下さい。
-
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孤独に感じる時間が増えた
一人でいる時間が増えるからです。
平日の昼間に「今頃、友達は一生懸命働いているんだよな~」とか頻繁に考えていましたね。
そして、自分が何もしていないことに気づき、「俺何やっているんだろう」とむなしく感じたことを覚えています。
私は、定期的に友達と会うようにして、寂しさを誤魔化していました。
ニートになる予定の人は、定期的に人と会うことを意識しましょう。
ストレスが激減した
会社の嫌いな人に会わなくなったことと、理不尽な仕事をしなくて良くなったからです。
私は、下記内容をやらなくなり、1ヵ月ほどでストレスがほぼなくなりました。
- まともな指示を出さない上司と会う
- 自分が助けて欲しい時だけヘルプを頼む同僚と会う
- 毎日残業の日々、休日出勤あり
- 緊急対応で徹夜をさせられる
私は、5年ほど上記に悩まされていましたが、ニートになることで問題を解決することができました。
「こんなに簡単に問題を解決できるなら、もっと早めにやれば良かった」と感じたことを覚えています。
長期間悩まされてきたストレスが激減したのは、ニートになって良かった点です。
職場のストレスで悩んでいる方は、一度ニートになることをおすすめします。
人生を見つめ直すことができた
ニートになると、今までの働き方を第三者の目線で分析できるからです。
私はニートになる前後で価値観が大きく変わりました。
下記のような感じです。
- 【ニートになる前】
- 正社員で働かないと安定した生活ができない
- 世間は不景気だから、理不尽な仕事でもあるだけありがたい
- いつか昇給するから、割に合わない仕事量でも我慢する
- 【ニートになった後】
- 正社員にこだわってもメリットが少ない
- プライベートが充実しないのに、仕事を頑張る必要はない
- 割に合わない仕事を続けても収入は増えない
他にもいろいろと価値観は変わりましたが、切りがないのでこれくらいにしておきます。
たぶん、ニートにならなかったら、一生社畜のままでした。
現在は、フリーランスとして、ブログを書いたりで生計を立てています。
人生を見つめ直すことができたことも、ニートになって良かったことの1つです。
自由な時間の使い方ができる
ニートになると、全ての時間をやりたい事に使えるからです。
私の場合は下記みたいな感じで自由に時間を調整できました。
- 友達と遊ぶ約束を、曜日や時間を気にせずに決める
- 知りたい事を、じっくり調べることができた
- 疲れたら、すぐに寝れる
- 今まで行けなかった旅行に行けた
上記のように、自分の采配でどう時間を使うかを決められることは、ニートになってよかった点です。
たぶん、会社員のままだったら、毎日12時間労働とかで仕事以外何もできない日々を過ごしていたと思います。
1ヵ月もすると暇に感じる
ニートは、基本何もすることが決まっていないからです。
私の場合は、最初の1ヵ月は、心身を癒すために休んだりやりたい事をしていたため、楽しく感じていました。
しかし、1ヵ月も経つと次第にやりたい事も無くなり、「暇だな~」と感じる日々が多くなり、退屈だし、苦痛にすら感じたことを覚えています。
やはり、人は何かしらの目標がないと楽しめない生き物と再認識させられました。
上記のように、ニート生活は次第に苦痛に感じてきます。
ニートになる前かニートになった直後に、次のやるべきことを決めておくといいかもしれません。
5:結論
結論は、現状が辛いなら、ニートになるのもありです。
ニートになれば、ストレスが減るし、自由に使える時間も増えるため、自分の人生を見つめ直すには、最適な環境です。
人生100年の中の数か月を休んだところで、人生が終わったりはしません。
一度休み、自分の人生を見つめ直す期間も大切です。
ということで、以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。