こんにちは、シゲです。
・仕事をしていると、常にネガティブに考えてしまう…。
・ポジティブになって仕事ができるようになりたい。
・でも、本当にポジティブ思考で、仕事ができるようになるのかな?
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は、下記になります。
- 1:ポジティブ思考で仕事ができるようになる?
- 2:ポジティブ思考が良い状況
- 3:ネガティブ思考が良い状況
- 4:ポジティブとネガティブを上手く使い分ける方法
「ネガティブすぎて、失敗が怖くて挑戦ができない…」「ポジティブになれば、仕事も上手くいくようになるのかな?」と悩んでいませんか?
確かに、できる人はポジティブな人が多いイメージで、ネガティブな自分には厳しいかもと思いますよね。
しかし、断言しますが、ポジティブだけでは仕事はできるようにはなりません。
むしろ、失敗することが増えて損する可能性もあります。
正直、ネガティブとポジティブ両方使い分けることが最適です。
とはいえ、「どう使い分けるか分からないし…」という方もいるはず。
そこで、本記事ではそれぞれの使える状況を紹介します。
本記事を参考に、自分の気持ちの持っていき方を覚えて、仕事の悩みを減らしてみて下さい。
11年勤めた会社で、ネガティブ思考が強かった私が詳しく解説していきますね。
1:ポジティブ思考で仕事ができるようになる?
結論から言うと、ポジティブ思考だけでは、仕事はできるようにはなりません。
ネガティブ思考とポジティブ思考を状況に合わせて上手く使うことが、重要になります。
結論は以上なんですが、簡易的すぎるため、詳しく解説していきますね。
常にポジティブ思考だと、軽い人になる
常にポジティブ思考だと、現実を受け止めず、理想しか言わなくなるからです。
たとえば、商品に不具合があり、どう対策をとればいいか検討している時に、ポジティブ思考の人だと、下記のような発言をするはずです。
- 何とかなるでしょう
- 素直に謝れば、許してもらえるよ
- 誠意をこめて対応するしかないよ
こんな感じで、具体的な対策を一切出ません。
私が検討の場にいたなら「こいつ、何も考えていない軽い奴だな」と思ってしまいます。
上記理由から、常にポジティブ思考だと軽い人になるため、仕事が出来るようにはなりません。
常にネガティブ思考だと、メンタルがダメになる
常にネガティブ思考だと、細かいところまで気にするし、悩んでいる時間を増えるからです。
私も11年勤めた会社で働いていた時は、ネガティブ思考でよく下記のようなことを考えてしました。
- 不具合を出したら、自分の責任だ
- 顧客に上手く説明できなかったら、どうしよう
- 上司に怒られないためには、どう行動しよう
他にもありますが、この辺にしておきます。
上記のような、ネガティブな事を常に考えていたため、「何やっても上手くいかないな」と感じてしまい、ストレスになっていました。
当時は、常にイライラして攻撃的になったりと、情緒不安定でしたね。
上記理由から、常にネガティブ思考だと、メンタルがダメになるため、自分が損をするだけです。
ここまでの説明で、片方の感情だけでは上手くいかないことがわかりましたね。
状況により、ポジティブとネガティブを使い分けて仕事をする必要があります。
「でも、どんな状況の時にポジティブとネガティブを使い分けたらいいか分からない」と疑問に感じますよね。
そこで、ポジティブとネガティブそれぞれの使うべき状況を紹介します。
ポジティブとネガティブを状況により、上手く使い分けましょう。
2:ポジティブ思考が良い状況
下記2つの状況で、ポジティブ思考を使うと効果的です。
- 失敗をした時
- 不安になった時
失敗をした時
失敗した事実は変わらないため、ポジティブに考えて失敗を上手く活かすしかないからです。
たとえば、商品紹介の資料作成後、内容を上司から指摘され失敗したとします。
ネガティブ思考だと、下記のような感情になります。
- 自分「上司から説教されて、ムカついた」
- 自分「どうせ、自分はセンスがないよ」
- 自分「説教されたし、やる気も出ないな」
こんな感じで、ネガティブ思考になっても、気持ちが萎えるだけで、商品紹介の資料修正が必要なことは変わらないですよね。
では、ポジティブ思考になるとどうなるでしょうか?
- 自分「次、上司に説教されないために、どう資料を直そうかな?」
- 自分「怒られたけど、上司の求めていることが分かったから、プラスに考えよう」
- 自分「指摘されて辛いけど、資料の質が高まるならいいかな」
このように、ポジティブ思考になると、次に活かす行動をとることができるようになります。
上記理由から、失敗をした時は、ポジティブ思考になりましょう。
不安になった時
不安になった時にポジティブ思考になると、行動しやすくなるからです。
たとえば、初めて海外に行く時に下記のような不安があるとします。
- 言葉が通じない
- 費用がいくら掛かるかわからない
- 食が合うかわからない
ネガティブな人の場合、上記不安を解決する方法が見つからないと、絶対に海外に行けないですよね。
そこで、ポジティブ思考になれば、下記のような考えになり、すぐに海外に行くことが可能です。
- 身振り手振りでなんとかなるでしょう
- 費用は掛かって分だけ、後で稼げばOK
- 結局、食べ物は食べてみないと合うかわからない
こんな感じで、ポジティブ思考になれば、海外に行きやすくなりますよね。
上記理由から、不安になって行動できない時は、ポジティブ思考になりましょう。
3:ネガティブ思考が良い状況
計画を立てる時に、ネガティブ思考を使うと効果的です。
ネガティブ思考になれば、失敗を予測することができるからです。
そのため、質の高い計画を立てることができます。
たとえば、作業段取りの計画を立てている時に、ネガティブ思考になると下記を考えます。
- 予想外の自体が起きたらどうしよう?
- 他の人が予定通りに動いてくれなかったら?
- 作業の漏れがあったらどうしよう?
さらに、下記のような対策も練ります。
- 完了予定日を納期より、数日早く設定する
- 誰でも実施できるマニュアルを作る
- 作業漏れがないように、関係者へ事前に計画を通知
このように最悪の自体を想定して対策を練り、計画を立てるため、計画の質が高くなります。
上記理由から、計画を立てる時は、ネガティブ思考になりましょう。
ポジティブ思考・ネガティブ思考それぞれ効果的な状況に合わせて、使い分けることが重要ということが分かって頂けたと思います。
「でも、現実は状況がすぐに変わるから、対応できないよ」という不満を感じる方もいると思います。
そこで、状況に合わせてポジティブとネガティブを上手く使い分ける方法を紹介します。
4:ポジティブとネガティブを上手く使い分ける方法
状況に合わせてポジティブとネガティブを上手く使い分けるには、下記手順で進める必要があります。
- 事実を認める
- 両方の視点から、選択肢を増やす
事実を認める
事実を認めることで、フラットの目線で物事を考えられるようになるからです。
たとえば、自分以外の同期が1人昇給したとします。
大半の人は、事実を受け止められなく、「何であいつだけが…」とネガティブ思考になるはずです。
しかし、同期の1人が昇給した事実は変えられないため、ネガティブ思考だけで考えても無駄な時間になります。
まずは、同期の1人が昇給した事実を認めた上で、冷静にポジティブ思考とネガティブ思考どちらが自分に取って得かを考える必要があります。
両方の視点から、選択肢を増やす
ポジティブ・ネガティブ両方の視点から選択肢を増やせば、自分に得がある選択ができるからです。
先ほど説明で使った、自分以外の同期が1人昇給した例で考えてみましょう。
- 【ポジティブ】
- 同じような仕事内容の同期が昇給したなら、自分ももうすぐかも
- 昇給すると責任も重くなるだけ
- 一緒に頑張ってきた仲間だしお祝いだな
- 【ネガティブ】
- 同じような仕事内容をしているのに、同期だけズルい
- 同期と自分の違いは何だろう?
- 上司の評価が適切じゃないんだ
他にもありますが、こんな感じです。
後は、自分に得がありそうなものを選択するだけです。
どうしても昇給したいという方なら、ポジティブの③とネガティブ②を選ぶと良いでしょう。
同期との仲も悪くならずに、自分の足りないところを見るけられかもしれないからです。
逆に昇給を諦める方なら、ポジティブの②とネガティブ③もありですね。
会社で昇給するとリスクが高くなるし、他人を期待しても変わらないため、諦めることができるからです。
また、副業で収入を増やすという新しい選択肢もできるようになりますよ。
このように、ポジティブ・ネガティブ両方の視点から選択肢を増やせば、自分に得がある選択をすることができます。
ということで、以上になります。
ポジティブ思考だけでも、仕事はできるようになりません。
ネガティブ思考とポジティブ思考を状況に合わせて上手く使うことが重要です。
本記事で紹介したネガティブ思考・ポジティブ思考両方の良い部分を使って、仕事の効率を上げましょう。
やることは、事実を認めて、ポジティブ・ネガティブ両方の視点から選択肢を増やし、最適な選択をするだけです。
ネガティブ思考・ポジティブ思考両方を使い、仕事を楽しみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。