こんにちは、シゲです。
・一緒に仕事をしている人が、プライドが高く付き合いづらい…
・どうにか上手く対応する方法を知りたいな~
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は下記になります。
- 1:仕事でプライドが高い人への対応方法【タイプ解説】
- 2:仕事ができてプライドが高い人への対応方法
- 3:仕事ができないプライドが高い人への対応方法
「職場でプライドが高い人と仕事をしないといけない…」「やりにくいし、どう対応したらいいか分からない…」と悩んでいませんか?
確かにプライドが高い人と共同で作業するのは苦痛ですよね。
正直、対応を間違えるだけで、仕事も進まないし、自分の負担が増えるだけです。
そこで、本記事で仕事でプライドが高い人のベストな対応方法を紹介します。
プライドが高い人と上手い付き合い方をすれば、味方になってくれて仕事が予想よりも快適に進めることも夢ではありません。
プライドが高い人に振り回されなくない方は、本記事を参考に無理がない付き合い方を目指してみて下さい。
11年勤めていた会社で、上司・部下両方にプライドが高い人がいた経験がある私が詳しく解説していきますね。
5分程度で簡単に読めるので、気軽に読んでみて下さい。
1:仕事でプライドが高い人への対応方法【タイプ解説】
仕事でプライドが高い人には、2タイプいます。
下記2つのタイプです。
- 仕事ができる人
- 仕事ができない人
仕事ができる人
自己処理する能力が高く、理想を追い求めるタイプです。
目の前の仕事を処理する能力が高いため、会社からは評価をされているので、上司や管理職に多いタイプですね。
しかし、理想を追い求めるあまり、現実とかけ離れてしまい、周囲から浮いてしまう人です。
- 上司「今月の目標売り上げ10%アップは達成できるの?」
- 部下「いや、3%は達成できそうですが、厳しいですね」
- 上司「お前らのやり方がいけないんだろ。やり方を変えて挑戦しろ」
- 部下「…わかりました」
- 部下(内心)「理想しか言わないんだよな~。具体的な方法を一緒に検討してくれよ」
こんな感じで、理想を追い求めるだけで、現実的な方法などを一緒に考えてくれず、付き合いづらく感じます。
上記理由から、仕事でプライドが高い人の中には、仕事ができるタイプがあります。
仕事ができない人
感情だけで自分の意見や考えを突き通そうとするタイプです。
自分に得があることを優先させたいため、論理的な考えができず、周囲から浮いてしまう人です。
このタイプは、新人社員や勤続年数が長い人が多い印象です。
- 自分「○○の書類作成、期限内で終わってないけど…」
- 部下「✕✕の作業があったので無理でした」
- 部下「自分には処理できなさそうなので、他を当たって下さい」
- 自分「…分かった」
- 自分(内心)「じゃあ初めからできないって言えよ」
こんな感じで、その場の感情で物事を判断するため、付き合いづらく感じます。
上記理由から、仕事でプライドが高い人の中には、仕事ができないタイプがあります。
ここまでの説明で、仕事でプライドが高い人の中には、“仕事ができるタイプ”と“仕事ができないタイプ”がいることがわかりましたね。
では、「実際にどう対応したらいいの?」というお悩みにお答えしていきます。
2:仕事ができてプライドが高い人への対応方法
ここからは、仕事ができてプライドが高い人への対応方法を解説していきます。
※仕事ができないプライドが高い人への対応方法を知りたい方は、3章で解説しています。
具体的な対応方法は下記3つです。
- 肯定しつつ、自分の意見を言う
- プライドが高い人がやれていない仕事をやる
- 断る時は断る
肯定しつつ、自分の意見を言う
肯定することで、相手のプライドを傷つけずに、自分の意見を言うことができるからです。
私が11年勤めていた会社に在籍中、プライドが高い上司と下記会話をしました。
- 上司「なんとしても、納期に間に合わせろ」
- 自分「納期に間に合わせるのは当然ですよね」
- 自分「しかし、現状は全作業員が残業・休日出勤をして、何とか現状を保っている状態です」
- 自分「私達だけでは限界なので、作業員の増員または代替え案を一緒に考えてくれませんか?」
- 上司「そうか。じゃあ増員をしようか」
こんな感じで、肯定することで、上司のプライドを傷つけず、自分の本音を言うことができます。
ちなみに、本音を言う時に「あなたに助けて欲しい」というメッセージも含めると、相手は「自分は頼られている」と感じるため、協力的になりやすいです。
上記理由から、仕事ができてプライドが高い人には、肯定しつつ自分の意見を言いましょう。
プライドが高い人がやれていない仕事をやる
仕事ができてプライドが高い人は、やりたいことがあるが、実際は日々の仕事の処理が忙しく、実施できていないことが多いです。
やりたくてもできていないことを、代わりに処理すれば、「使える奴」「自分の味方」と認識して貰えるため、自分の意見が通りやすくなります。
- 上司(内心)「会議の案内通知と、プレゼン資料を作らないといけないな~」
- 上司(内心)「でも、今は売上を上げる案を出す事に集中しないと…」
- 部下「会議の参加案内通知出しておきました」
- 部下「プレゼン資料も作っておきますね」
- 上司「助かる」
上記のように、仕事ができてプライドが高い人が、やりたいけどできていない仕事を処理することで、味方意識を持ってもらえます。
味方意識を持ってもらえれば、自分の意見を伝えても、ないがしろにされることはなくなり、高圧的な態度も減るはずです。
とはいえ、「プライドが高い人に協力するのは嫌」と感じる人もいますよね。
しかし、プライドが高い人に「自分の味方だ」と思わせれば、反論されにくく協力的になってくれるため、確実に得ですよ。
自分が得するためにも、仕事ができるプライドが高い人に協力しましょう。
上記理由から、仕事ができてプライドが高い人には、プライドが高い人がやれていない仕事を処理するのもありです。
断る時は断る
仕事を断らないと、仕事ができてプライドが高い人から、次々と仕事依頼をされて、自分が辛くなるだけだからです。
仕事を上手く断る方法は、下記4つになります。
- 代替え案を提案する
- 自分の理念を伝える
- 自分の状況を相手に考えさせる
- 2案出して選択してもらう
上記の詳細を、解説すると長くなるのでここでは辞めておきます。
詳細を知りたい方は、下記記事をご確認下さい。
-
仕事を断ることが重要な理由【仕事を上手く断る方法も紹介】
2023/1/22
こんにちは、シゲです。 というお悩みにお答えしていきます。 本記事の内容は下記になります。 1:仕事を断ることが重要な理由 2:仕事を上手く断る方法 3:【補足】仕事を断らなくてもいい時 「仕事を断れ ...
上記理由から、仕事ができてプライドが高い人には、断る時は断ることが重要です。
3:仕事ができないプライドが高い人への対応方法
ここからは、仕事ができないプライドが高い人への対応方法を解説していきます。
具体的な対応方法は下記4つです。
- マニュアル通りに仕事をしてもらう
- 進捗を頻繁に確認する
- 感情ではなく、論理的に説明する
- 期待せず相手にしない
マニュアル通りに仕事をしてもらう
マニュアル通りに仕事進めて貰えば、間違った結果にならないはずだからです。
私が11年勤めた会社で、仕事ができないプライドが高い部下に、作業指示を出していた時は、必ずマニュアルを渡していました。
マニュアルを渡して作業をさせた結果、部下のプライドを傷つけることなく、独自のやり方で作業もしなくなり、期待通りの結果ができていました。
上記理由から、仕事ができないプライドが高い人には、マニュアル通りに仕事をしてもらいましょう。
進捗を頻繁に確認する
進捗を頻繁に確認することで、問題を最小限に抑え対策が取れるからです。
また、仕事ができないプライドが高い人は「誰かに認められたい」という承認欲求を持っているので、コミュニケーションを取る機会が増え、一石二鳥です。
私が、過去に仕事ができないプライドが高い部下に指示出しをしていた頃は、1日で2回は必ず状況確認をしていました。
状況確認をして、独自のやり方で作業していた時は、マニュアル通りに進めるように訂正してました。
進捗が遅かった時は、人数を増やす・スケジュールを見直す等の対策をすぐに実施したことを覚えています。
上記のように、進捗を頻繁に確認することで、問題があった時に、すぐに対策が取れます。
また、進捗が順調な時は「順調そうで良かった」「進捗が早くて助かる」など相手を褒める言葉を伝えていましたね。
結果、仕事ができないプライドが高い部下がやる気を出してくれたため、最後まで順調に仕事を進めてくれてことを覚えています。
上記理由から、仕事ができないプライドが高い人には、進捗を頻繁に確認しましょう。
感情ではなく、論理的に説明する
仕事ができないプライドが高い人は、感情で物事を決めるため、感情で対応しても、エゴのぶつかり合いにしかならないからです。
そのため、論理的な説明が必要不可欠になります。
- 自分「今日お願いした○○の進捗はどうですか?」
- 同僚A「○○は全然できてないね。そもそも○○は、俺がやる必要ないでしょう」
- 自分「今日は✕✕と○○の作業予定でしたよね」
- 自分「✕✕は過去の実績から、誰でも2時間あれば処理できます」
- 自分「それにグループのスケジュールを見ればわかりますが、他の人は別の作業が入ってます」
- 自分「今できるのは、同僚Aさんだけなので、お願いします」
こんな感じで、感情ではなく論理的に説明すると、反論されにくくなります。
相手が感情で反論してきても、冷静に論理的に説明しましょう。
期待せず相手にしない
論理的に説明しても、最後まで感情論で反論してくる人なら、相手にしても時間や労力が無駄になるだけだからです。
私の場合は、段取りを作る際に、作業員として含めず、作成していましたし、会話もほぼしなくなりました。
上記状況でも、仕事は回ったため、問題なかったことを覚えています。
結局、その部下は、部署異動させられていましたね。
とはいえ、「全く相手にしないのは、さすがに酷くない」と感じる方もいるはずです。
しかし、感情だけでかまってほしいと言うのは、欲しい物を買って貰えず泣きじゃくる子供と同じ。
泣きじゃくる子供の要望を毎回聞き入れていたら、大人になれません。
大人になってもらうためにも、期待せず相手にしないことが重要です。
上記理由から、どうしても最後まで感情論で反論してくる人なら、期待せず相手にしないこともありです。
ということで、以上になります。
仕事ができてプライドが高い人へは、下記対応をしましょう。
- 肯定しつつ、自分の意見を言う
- プライドが高い人がやれていない仕事をやる
- 断る時は断る
味方意識を持たせると、強い味方になってくれるはずです。
また、仕事ができないプライドが高い人へは、下記対応をしましょう。
- マニュアル通りに仕事をしてもらう
- 進捗を頻繁に確認する
- 感情ではなく、論理的に説明する
- 期待せず相手にしない
感情論が多いため、論理的に対応することが重要になります。
どちらにしても、相手を認めてあげることから初めてみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。