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仕事を断ることが重要な理由【仕事を上手く断る方法も紹介】

仕事を断ることが重要な理由【仕事を上手く断る方法も紹介】

こんにちは、シゲです。

・仕事を断りたいけど、断る勇気が出ない。
・上手い断り方があれば教えて欲しいな~。

というお悩みにお答えしていきます。

本記事の内容は下記になります。

  • 1:仕事を断ることが重要な理由
  • 2:仕事を上手く断る方法
  • 3:【補足】仕事を断らなくてもいい時

「仕事を断れなくて、ドンドン仕事が増える…」「でも、他の人は定時で帰宅しているし、断ることって思っている以上に重要?」と悩んでいませんか?

確かに、仕事を断ることは評価に影響するし、良くないという認識がありますよね。

しかし、断言しますが、仕事で断ることは必須と言っていいほど絶対に身に付けた方が良いスキルです。

正直、仕事を断れない人は、自滅していると言われても仕方がないです。

とはいえ、「断るの苦手だし、どうすれば…」という方もいるはず。

そこで、本記事では仕事を上手く断る方法、仕事を断るかの判断基準を紹介していきます。

給料は上がらないけど、仕事量は増えていくという方は、本記事で仕事の断り方を覚えて、自分が快適に思える働き方を目指してみて下さい。

11年勤めた会社で、仕事が断れず残業三昧でストレスが限界だった経験がある私が詳しく解説していきますね。

5分ほどでサクッと読めてしまうので、読んでみて下さい。

1:仕事を断ることが重要な理由

仕事を断ることが重要な理由

まずは、仕事を断ることで、どれだけメリットがあるかを理解して貰いたいと思います。

仕事を断ることが重要な理由は、下記6つになります。

  • 自己管理できる人になる
  • 自分が損してまで、相手のエゴを受け入れる必要がない
  • 自分のために時間を使える
  • ストレスが減る
  • 労働環境が良くなる

自己管理できる人になる

仕事を断れるということは、自分の限界が分かっているからです。

例えば、飲みに行った時に、自分の限界を分かっていない人が、飲み過ぎると泥酔して、他人に迷惑を掛けますよね。

仕事でも同じで、自分の限界を分かっていない人が、依頼された仕事を全て受けてしまうと、一人で処理できず、最終的に上司・同僚に迷惑を掛けることになります。

「依頼された仕事を全て受ける=できる人」と考える方もいるかもですが、間違った考え方です。

正しくは、「自分のキャパで仕事量を決める=できる人」というのが正しい考え方になります。

つまり、仕事を断ることで、自己管理できる人になれるということです。

自分が損してまで、相手のエゴを受け入れる必要がない

自分が損してまで、相手の言うことを素直に聞き行動しても、上手く利用されるだけだからです。

私が11年勤めた会社に在籍していた頃、上司から急に下記内容の仕事依頼がありました。

  • 納期まで2週間
  • 誰もやったことがない
  • 何も仕事が進んでいない状況

無茶ぶりですよね。

「この契約が上手く行かないと会社経営がヤバイ」などの理由をつけられ、渋々仕事を受けました。

しかし、実際に苦労していたのは、私含め作業員3名程度で、我々が徹夜している中、上司は早々に帰宅していました。

また、何とか仕事を処理できた後、上司は昇進し、我々作業員は全く昇給しなかったため、実績だけを上司に取られた形になりました。

「ふざけるな!」と叫びたくなったことは今でも忘れません。

上記理由から、自分が損してまで、相手のエゴを受け入れる必要がないため、仕事を断ることは重要になります。

自分のために時間を使える

仕事を断ることで、時間に余裕ができるからです。

時間に余裕ができれば、下記を実施することができます。

  • 新しいスキルを覚える
  • 知識をインプットする
  • 業務改善を検討できる など

仕事を断ると、上記のような時間の使い方ができるため、自分を成長させるための貴重な時間を作れます。

仕事が断れず、作業だけをする毎日だったら、苦痛だし自分が損をするだけです。

仕事を断り、自分のために使う時間を増やしましょう。

ストレスが減る

仕事を断れば、気持ちに余裕ができ、労働時間も短くなるからです。

例えば、下記みたいな感じです。

  • 【作業に掛かる時間】
    • ○=6時間
    • ✕=2時間
    • △=2時間

ルーティン作業が○だけなら、作業時間が6時間で完成できるため、気持ちにも余裕がありますよね。

そこに、✕と△が依頼され、仕事を受けてしまうと、作業時間が10時間になり、残業が必要になります。

また、労働時間が増えプライベート時間が短くなるため、ストレスに感じます。

上記のように、依頼された仕事を全て受けても、自分が損をするだけです。

仕事を断り、ストレスを減らしましょう。

労働環境が良くなる

仕事を断ることで、管理する人が真剣に業務改善の必要性を理解するからです。

例えば、自分が上司だとして、残業する仕事依頼を全て部下に断られたら、どうしますか?

  1. 自分が残業して処理する
  2. 断念する
  3. 定時までの仕事を効率アップさせて、部下に定時内で処理して貰う

上記いずれかの選択肢を考えますよね。

たぶん、1と2は自分が損するだけなので、3番を選択するでしょう。

上記のように、仕事を断ることで、管理する人が真剣に業務改善を考えるため、労働環境が良くなります。

逆に仕事を断らないと、管理者に「仕事を部下に振れば問題なし」と判断されてしまい、いつまでも辛い労働環境のままです。

ここまでが、仕事を断ることが重要な理由になります。

いかに仕事を断ることが、自分にメリットがあるか理解して頂けたと思います。

次の項では、具体的な断り方について解説していきます。

仕事を断り、自分が損をしない生き方をしましょう。

2:仕事を上手く断る方法

仕事を上手く断る方法

仕事を上手く断る方法は下記4つになります。

  • 代替え案を提案する
  • 自分の理念を伝える
  • 自分の状況を相手に考えさせる
  • 2案出して選択してもらう

代替え案を提案する

代替え案を提案すると、相手は選択肢の幅が広がるため、嫌なことを回避することができます。

また、単純に断るだけだと角が立ちますが、代替え案を伝えれば、相手に“協力的だな”と感じさせることができ、嫌われることはなくなります。

  • 上司「○○の仕事3日後までに処理できない?」
  • 自分「すみません。××の作業予定があるので、3日後は無理です」
  • 自分「1週間後なら処理できますけど、どうしますか?」
  • 上司「じゃあ1週間後でお願いする」

こんな感じで、相手に“協力的だな“と思わせれば、人間関係を悪化させる心配はなくなります。

代替え案を出す時は、“期間”、“仕事量”、“方法”を使うと便利です。

  • 期間  =○○日後なら、処理可能です
  • 仕事量 =○○だけなら、実施できます
  • 方法 =処理できる人を探すより、外注化した方が早く処理できるかもです

上記は一例なので、参考にしてみて下さい。

代替え案を提案して、仕事を上手く断りましょう。

自分の理念を伝える

自分の譲れない理念を伝えれば、相手から反論されにくくなるからです。

  • 上司「今日中に○○の仕事を追加で終わらせてくれないか?」
  • 自分「急すぎますし、残業になりますよね?」
  • 上司「残業をお願いしたい」
  • 自分「すみません。私は家族と過ごす時間を第一で考えているので、残業はできません」
  • 上司「…わかった」

こんな感じで、仕事を断ることができます。

もし「家族を養うためにも、仕事を優先しろ!!」と理念さえ否定する上司なら、仲良くする必要がないため、はっきりと断りましょう。

今回は、一例で“家族と過ごす時間”を使いましたが、あなた個人の理念で問題ありません。

自分の理念を伝え、仕事を上手く断りましょう。

自分の状況を相手に考えさせる

上司に“部下の状況管理をしろよ”と遠回しに文句を言うことができ、“仕事していないなら、上司自身でやればいいじゃない?“というメッセージにもなるからです。

  • 上司「○○の仕事、今日中に終わらせてくれ」
  • 部下「予定していた✕✕があるので無理です。それに昨日依頼された△△も残っているのですよ」
  • 上司「そこをなんとか」
  • 部下「上司は“○○”“✕✕”“△△”1日で処理できますか?」
  • 部下「評価が低い私には、荷が重すぎます」
  • 上司「…」

こんな感じです。

本来、部下の状況を把握して、仕事を割り振るのが上司の仕事です。

しかし、上司自身が楽をしたいため、部下の状況を考えずに、仕事を依頼することはよくあることですよね。

上司のエゴから回避するためにも、自分の状況を上司に考えさ、上手く仕事を断りましょう。

2案出して選択してもらう

2案出して上司に選択して貰うことで、どちらか一方の願いが叶うからです。

  • 上司「同僚Aの仕事の進捗が悪いから、手伝ってやってくれ」
  • 自分「自分の仕事も忙しい状況です。もし、同僚Aの仕事を手伝ったら昇給して貰えます?」
  • 自分「仕事量だけ多くなっても、辛いだけなので」
  • 上司「じゃあ、別の人に頼むよ」

こんな感じで、“昇給”と“仕事を断る”の2つの選択を上司にさせて、どちらを選んでも自分は損をしない状況が作れます。

2案出して選択してもらい、上手く仕事を断りましょう。

ここまでが、仕事を上手く断る方法になります。

仕事を断らないと損するのはあなたです。

また、損しているあなたが、他人を助けても一緒に損することになります。

他人に優しくするのもいいですが、まずは自分を最優先することが重要。

他人に優しくするのは、自分に余裕ができた後からで大丈夫です。

仕事を断り、自分に余裕を作りましょう。

3:【補足】仕事を断らなくてもいい時

【補足】仕事を断らなくてもいい時

仕事を断らなくてもいい時は、成長する見込みがある時です。

成長ができる見込みがある仕事なら、将来の自己投資になるからです。

例えば、プログラミングを使う仕事に就いて3ヵ月の人が、上司から理不尽な仕事の依頼をされたとします。

理不尽な仕事のため、短期間で考えると損ですが、長期間で考えるとプログラミングのスキルが無料で身に付けることができますよね。

上記のように、成長する見込みがある時は仕事を断らなくてもOKです。

ということで、以上になります。

仕事を断ることには、多くのメリットがあります。

自分が損をしないためにも、本記事で紹介した方法を使い、仕事を断ってみて下さい。

仕事を断ることで、あなたにとって人生が豊かになるきっかけになるはずです。

やらないと何も変わらないので、行動して結果を出しましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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