こんにちは、シゲです。
・「やればできる」精神って必要あるのかな?
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は、下記です。
- 1:「やればできる」精神論は必要か?
- 2:「やればできる」は、自分の行動を後押しする時に使うべき
- 3:行動中は、「何としても結果を出す」と考えを切り替える
「やればできると思うと本当にできるようになると言われるけど、どうなんだろう?」「実際は、無理難題を押し付ける理由にしているだけだと思う」と感じていませんか?
確かに、やればできるは精神論で何の根拠もありません。
しかし、使い方を間違えなくれば、確実に自分の味方になってくれる考え方です。
自分のために有効的使えれば、新しい挑戦が増えて自己成長に繋がり、理想の結果を出せるきっかけにもなります。
とはいえ、上手い使い方なんてわからないですよね。
そこで、本記事では「やればできる」という考え方は、味方につける方法を紹介します。
このまま、間違って使い方をしていると、他人に利用されてストレスが溜まり続ける生活を続けることになります。
親に「やればできる」と言われ育てられたけど、結局できず損をした経験がある私がノウハウを共有しますね。
1:「やればできる」精神論は必要か?
結論から言うと、“自分の行動を後押し”する時に使うことが重要です。
上記以外は、自分が損するだけなので、使うのは控えるべきです
上記を深堀して解説しますね。
「やればできる」→できない場合もあり
「やればできる」という保証はないからです。
- 総理大臣になるために行動すれば、総理大臣になれる
- なれる保証はないし、ほぼ無理
- オリンピックで金メダルと取るために挑戦すれば、金メダルを取れる
- オリンピック選手になれる保証もない
このように、行動すれば、絶対に成果を出せるとは限りません。
むしろ、できないことがあって当然です。
やればできるが、本当なら全ての人が失敗せずに、幸せに暮らせているはずです。
誰でも、失敗したことがない人はいないですよね。
もう一つ私の体験談で、詳しく解説します。
【体験談】親に「やればできる」と言われたが、できなかった話
当時、小学生だった私は、母親に「国語の勉強すれば、漢字が書けるようになる」と言われ、勉強を続けました。
しかし、30代になった現在も漢字は苦手だし、紙に執筆する時は、ほぼ漢字は書けないと言っていいほどに酷いです。
このように、実際にやってみても、できないことはあります。
「やればできる」と確信を持っていると、できなかった時に辛くなるし、気持ちが萎えてしまい、自分が損をするだけです。
「やればできる」を、信じすぎるのは辞めましょう。
2: 「やればできる」は、自分の行動を後押しする時に使うべき
具体的な理由を、下記3つに分けて解説します。
- 「私、やればできるんだよ」と発言すると強がりに聞こえる
- 他人が言う「やればできる」は洗脳
- 自分の行動を後押しする時に使うメリット
「私、やればできるんだよ」と発言すると強がりに聞こえる
突然ですが、もし他人から「私はやればできるんだ」と聞かされたら、どう感じますか?
私の場合は、「できるなら、やれば良いじゃん」と思い、「強がっているだけなんだろうな」と感じてしまいます。
大半の読者も私と同じように感じていると思います。
具体的に例えると下記になります。
- 同僚A「同僚Bは、もう管理職かよ。流石だな」
- 同僚B「いや、皆が支えてくれたからだよ」
- 同僚C「俺だって、やる気になれば、管理職になれたよ」
- 同僚A・B「…ハッハッハ」
- 同僚A・B(内心)「じゃあやればいいじゃん」
こんな感じで、「私、やればできるんだよ」と発言しても、周囲からは強がっているだけにしか見られません。
周囲から嫌われるきっかけにもなるため、「やればできる」と発言するのは辞めましょう。
他人が言う「やればできる」は洗脳
他人は自身のエゴのために、「やればできる」という言葉を使うからです。
例えば、下記みたいに感じです。
- 上司「悪いが今月2件仕事追加だ」
- 部下「またですが、今でも残業や休日出勤で処理しているのに無理ですよ」
- 上司「何弱気になっているんだ!! やればできる!!」
- 上司「それに上からの指示だから、従うしかないぞ」
- 部下「…」
こんな感じで、他人は自信のエゴを押し付けるために、「やればできる」という言葉を使います。
正直、「やればできる」とだけ言われても、信用できないし実際に行動しても、自分が損をするだけですよね。
他人が言う「やればできる」は、洗脳と同じなので、聞き入れる必要はありません。
また、他人に「やればできる」と強要すると信頼を失うため辞めましょう。
自分の行動を後押しする時に使うメリット
自分の行動を後押しする時に使うメリットは、下記3つになります。
- 行動する勇気が出る
- 悩んでいる時間が短くなる
- 結果が分かる
例えば、転職活動をするか悩んでいるとしたら、下記使い方です。
- 現職場に不満がある、転職したいな~
- でも、転職には不安があるしどうしよう…
- 自分はやればできる!!
- よし、転職活動を始めよう!!
- 内定or不採用が明確になる
3で「やればできる」と考えていなかったら、1・2で悩み続けてながら不満がある職場に働き続けるはずです。
また、5で結果が分かり、今後どう行動すればいいか明確になりますよね。
- 内定 =転職する
- 不採用 =失敗した原因を分析して、再チャレンジ
失敗・成功どちらにしても、早めに結果を出すことで、今後の方向性が明確にできます。
このように、自分の行動を後押しする時に「やればできる」を使うと、自分のために行動できるようにあります。
また、真剣な顔で、自分自身に「やればできる」と言い聞かせている人を見たら、応援したくなりませんか?
私だったら、「この人は自分と戦っているんだ」と感じ、応援したくなります。
ということで、「やればできる」精神論は、自分の行動を後押しする時だけに使いましょう。
3:行動中は、「何としても結果を出す」と考えを切り替える
「やればできる」と考えたまま行動をしてしまうと、結果が出なかった時に、「俺って、できない奴だったんだ…」と感じ、凄く落ち込むからです。
「失敗しても、成功するまで繰り返す」という精神状態になれば、失敗しても苦痛は軽減できます。
例えば、ブログに挑戦するなら、下記のように使い分けるとかです。
- ブログで収益を増やしたい
- でも、初心者の自分には難しいかな…
- ~自分はやればできる!!~
- よし、ブログに挑戦しよう!!
- ブログを開設して記事を増やしていこう
- ~何としても結果を出す~
- 読者が少ない…
- アクセス数はどうすれば増えるかな?
このように、考え方を切り替えることで、失敗しても苦痛を軽減することができます。
考え方を、下記タイミングで切り替えましょう。
- 行動前→「やればできる」
- 行動中→「何としても結果を出す」
4:まとめ「やればできる」は、自分を後押しする時に使おう
本記事の内容をまとめます。
結論は、「やればできる」は、自分を後押しする時だけに使いましょう。
下記状況で使うは、NGです。
- 事象に対して「やればできる」 =根拠ない自信
- 「私、やればできる」と発言する =強がりに聞こえる
- 他人が言う「やればできる」 =洗脳
また、「やればできる」と考えるのは、行動する前だけで、行動中は「何としても結果を出す」と考え方を変えましょう。
ということで、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。