こんにちは、シゲです。
・自分に合うポジションを見つけたいな~。
・でも、自分だけだとどう調整したらいいかわからない。
・ついでに、ポジションを変える方法も知りたい。
というお悩みにお答えします。
本記事の内容は下記です。
- 1:ロードバイクのポジション調整方法【ポジションは目的と体系で変えるべき】
- 2:ポジションを変える方法
「ロードバイクで走行しているけど、何かしっくりこない…」「たぶん、ポジションが合っていないのかな?」と悩んでいませんか?
確かに、ロードバイクは最初に調整してもらってから変えない人も多いですよね。
ロードバイクの調整は難しそうだし、間違った挑戦でせっかく買ったロードバイクを壊したくないはず。
しかし、断言しますが、ロードバイクのポジション変更は思っているよりも簡単だし、実際に自身に合ったポジションにすると走行速度と距離が1.5倍以上変わるくらい重要です。
少しでも自分に合ったポジションを見つけて、もっと快適で楽しい走行をしたいですよね。
とはいえ、「どうやって自分に合ったポジションを見つけるの?」という方もいるはず。
そこで、本記事では自分にあったポジションを見つける方法とポジションを変える具体的な方法を紹介します。
ロードバイク歴5年以上で、サドルの高さなど頻繁に変えている私が、ノウハウを共有しますね。
1:ロードバイクのポジション調整方法【ポジションは目的と体系で変えるべき】
結論は、表題通りですが、ロードバイクのポジションは目的と体系で変えるべきです。
上記を詳しく解説していきますね。
そもそもポジションを変える必要があるか?
まず、「そもそもロードバイクを購入した時に、店員さんに調整して貰ったから、ポジションを変えなくても良くない?」と感じている方もいるはずです。
ロードバイクのポジション調整方法をお伝えする前に、上記疑問にお答えします。
店員さんに調整して貰っても、ロードバイクのポジションは変えるべきですよ。
なぜなら、専門ショップで調整する時は、足の長さだけを計り、簡単に短い時間でポジションを調整していることが大半だから。
しかし、人により腕の長さや座高なども違いますよね。
このように、初めて調整して貰ったポジションが、自分に合ったポジションのは限りませんよ。
自分に合ったポジションを見つけるためにも、ポジション調整は必要です。
プロ選手も、専属のメカニック(整備士)に調整して貰っている
1度のポジション設定で、正しいポジションが出せるなら、専属のメカニック(整備士)がレースに付いて来なくても問題ないからです。
しかし、ツールドフランスなどのレースで、必ず専属のメカニック(整備士)が付き添っていますよ。
これは、選手一人一人でポジションが異なるし、レース内容などにより、ポジションを変える必要があるからです。
このように、1度のポジション出しで、正しいポジションを出すことは、ほぼ不可能ですよ。
自分に合ったポジションを見つけるためにも、ポジション調整をしましょう。
目的と体系で、ポジションを変えるべき
使う用途と体系は、人それぞれ違うからです。
例えば、腕の長さが短いのに、ハンドルとの位置が離れていたら、腕が伸びきってしまい、走りにくくなってしまいます。
また、頻繁にヒルクライムをするなら、上半身を浮くようなポジションの方が楽に呼吸ができるため、前傾姿勢になるポジションは向いていません。
私は、ロードバイクを乗り始めて5年以上経ちますが、使う用途でポジションを調整していますよ。
ロードバイクを始めて1~2年くらいまでは、ロングライド(長距離)がメインだったため、なるべく空気抵抗を減らすことを意識し、前傾姿勢よりのポジションにしていました。
しかし、3年目くらいからはヒルクライム(坂登り)にハマり出して、前傾姿勢のポジションでは、坂を登るのが辛く感じていたため、姿勢を高くするポジションに変えましたね。
このように、目的と体系で、ポジションを変える必要があります。
目的と体系でポジションを変えてみよう!!
ここまで解説してきた通り、目的と体系に合わせてポジションを変えるべきです。
プロ選手でさえ、専属のメカニック(整備士)に頻繁に調整して貰っているのに、我々が1度の調整で正しいポジションを出すのはほぼ不可能ですよ。
頻繁にポジションを変えて、自分に合うポジションを探すのも、ロードバイクの魅力の1つです。
自分に合うロードバイクのポジションを見つけるためにも、ポジションを調整しましょう。
とはいえ、「どうすれば、ロードバイクのポジションを変えられるの?」と感じる方もいるはずです。
そこで、ポジションを変える方法を紹介します。
是非、試してポジションを変えてみて下さい。
2:ポジションを変える方法
ポジションを変える方法は、下記4つ。
- シートポスト位置を変える【縦】
- サドル位置を変える【横】
- ハンドル位置を変える【縦】
- ステムを変える【横】
では、各項目ごとに詳細を解説していきます。
シートポスト位置を変える【縦】
シートポスト位置を変えることで、サドルの高さを変えることができるため、足の位置が変わり、ペダルを回りやすさなどを変えることができるからです。
シートポスト位置を変える方法は、下記画像を参照下さい。
上記画像のネジを緩めることで、シートポストの高さを変えることができますよ。
お尻の負担なども変わるため、私も頻繁に調整しています。
サドル位置を変える【横】
サドル位置は、高さだけを変えられると思っている人がいますが、横の位置も変えることができますよ。
横の位置を変えることで、ハンドルからサドルまでの距離を長くしたり、短くしたりすることができるからです。
ハンドルからサドルまでの位置を長くすることで、前傾姿勢になりやすいポジションがつくれます。
逆に、ハンドルからサドルまでの位置を短くすることで、姿勢を高くするポジションが作れますよ。
サドル位置を変える方法は、下記画像を参照下さい。
上記画像のネジを緩めることで、サドルの横の位置を変えることができます。
最近の私は、ヒルクライムをすることが多いため、なるべくハンドルからサドルまでの位置を短くして、姿勢を高くしていますよ。
腕の長さなどにも影響するため、是非調整してみて下さい。
ハンドル位置を変える【縦】
ハンドルの高さを変えると、体重をかける位置が変わるため、負荷が掛かる部分を変えることができるからです。
ハンドルの高さを高くすれば、お尻や下半身に体重が掛かるため、疲れにくくなりますが、空気抵抗が強くなるためスピードが落ちやすくなります。
逆に、ハンドルの高さを低くすることで、前傾姿勢にできるため、スピードは出せますが、腕や上半身に負荷が掛かるため、疲れやすくなります。
ハンドル高さを変える方法は下記画像を参照願います。
上記画像のネジを緩めることで、ステムとスペーサーを取り出すことができ、ステムとスペーサーの位置を変更することで、ハンドルの高さを調整します。
初心者なら、疲れにくい走行ができるように、ハンドル位置を高く設定した方がいいと思います。
ただし、スピード感を味わいたいなら、ハンドルを低くするのもありですね。
すぐに、調整できるため、試してみて下さい。
ステムを変える【横】
ステムの長さを変えることで、ハンドルからサドルまでの距離を変えることができるからです。
※ステムの長さを変えるには、ステムを新しく購入しないといけません。
ステムの交換方法は、下記画像を参照願います。
上記画像のネジを緩めることで、ステムを取り出すことができ、ステムを新しいステムと交換することで、ステムの長さを変えることができます。
私も腕が短いため、ステムを短いものに変えたところ、ハンドルが持ちやすくなり、感動しました。
上半身に負担が掛かっていると感じるなら、ステムを変えてみるのもありです。
ロードバイクのポジションを変えてみよう
ここまでが、ロードバイクのポジションを変える方法になります。
1回の調整で、自分に合うポジションを見つけることは、ほぼできません。
ポジション調整→走行を繰り返し、自分に合うポジションを見つけてみて下さい。
なお、本記事の紹介したポジションを変更は、六角レンチがあれば、実施できますよ。
マルチツール1つだけ準備してして試してみて下さい。
また、「どうしても自分でポジション調整するのは難しそう」と感じるなら、専門ショップにお願いするのもありですよ。
ロードバイクを購入したショップなら、相談しやすいと思うので、お願いしてみて下さい。
ということで、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。