こんにちは、シゲです。
・自分でロードバイクを整備したいけど、トルクレンチは必要あるのかな?
※トルクレンチとは、締め付けの力を数値で確認できるレンチのこと
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は下記です。
- 1:ロードバイクの整備にトルクレンチは必要?【結論:必要なし】
- 2:メンテナンスに必要な工具とは?
「ロードバイクの整備を自分でしたいけど、壊れないか心配」「走行中にネジが外れるとか怖いし、トルクレンチで締めた方が良いかな?」と悩んでいませんか?
確かに、ネジを締めるのが弱くて走行中に分解してしまったら、大けがに繋がるし、逆に締めすぎると破損してしまって高級なロードバイクがパーになったらと考えると不安ですよね。
しかし、断言しますが、ロードバイクの整備で、トルクレンチは不要です。
ロードバイク歴5年以上で、自分で整備している私も、トルクレンチではなく、ただの六角レンチで整備して、問題なく快適に走行できています。
自分でロードバイクを整備しようとしている方は、基本てきにトルクレンチではなく、六角レンチで十分なので、使ってメンテナスしてみてください。
とはいえ、「トルクレンチが不要な理由がわからない」と疑問に感じている方もいますよね。
そこで、本記事ではロードバイクの整備にトルクレンチが不要な理由を詳しく解説していきます。
5分で読めるので是非読み進めてみて下さい。
1:ロードバイクの整備にトルクレンチは必要?【結論:必要なし】
ロードバイクの整備にトルクレンチが必要ない理由は、下記3つ。
- 経験でどれくらい締めていいかわかる
- 実は適性の規定が明確ではない
- 壊れるのが怖いなら、弱めに締めれば問題なし
各々、詳しく解説していきますね。
経験でどれくらい締めていいかわかる
経験と積めば、感覚でネジをどれくらい締めていいかわかるからです。
私は、5年以上自分でロードバイクを整備していますが、1度もトルクレンチを使ったことはないです。
それでも、故障をしたことはなく、同じロードバイクを使い続けられていますよ。
無理やり強く締め付けなくれば、壊れることもないため、感覚に頼って整備をしましょう。
実は適性の規定が明確ではない
また、パーツに記載されている規定のトルク(例:6Nm)も、パーツの組み合わせで変わるため、あくまでも目安にしかならないです。
例えば、素材がアルミでハンドルとステムが同じメーカーの物を基準に、締め付けトルクの規定を決めているとします。
しかし、ハンドルとステムを同じメーカーの物を使うとは限らないですよね。
ハンドルを別メーカーのカーボン製に変えたら、規定通りに締め付けてしまうと負荷がかかりハンドルが壊れやすくなりますよ。(カーボンの方が軽いけど強度はない)
このように、規定のトルクは基準が曖昧なため、目安にしかなりません。
結局は、自分の感覚を信じるしかないんですよね。
壊れるのが怖いなら、弱めに締めれば問題なし
なお、「自分の感覚に任せるのは、壊してしまいそうで怖い…」と感じている方もいるはず。
しかし、いきなり強く締め付けなくれば、壊れることはないです。
「ちょっときつくなってきたな~」感じた瞬間に、締め付けを辞めれば、壊れることはほぼないので安心して下さい。
まずは、自分の感覚より少し弱めを狙って締め付けてみましょう。
少し走行して、ガタがあったり少し緩いと感じたら、もう少し締め付けを強くして感覚を磨けば問題ないですよ。
始めて実施するなら、自分の感覚よりも少し弱めに締め詰めましょう。
とりあえずやってみるのが一番
後はやるかやらないかの違いだけです。
自分の感覚を上げるには、実際に経験してみるしかありません。
自分の感覚を磨くためにも、六角レンチを使ってロードバイクをメンテナンスしてみて下さい。
とはいえ、怖いならトルクレンチを使うのもあり
「自分の感覚に頼るのは怖すぎてできない」という方は、トルクレンチを使うのもありです。
トルクレンチを使えば、数値でどれくらいの締め付けているか分かるので、自分の感覚を磨く目安にもなるからです。
「自分の感覚だけに頼るのはちょっと…」と不安に感じるなら、感覚+数値で締め付けの力を確かめてみて下さい。
基本的にトルクレンチは必要ありません
ここまで、解説してきた通り、ロードバイクのメンテナンスには、基本的にトルクレンチは必要ありません。
- 経験でどれくらい締めていいかわかる
- 実は適性の規定が明確ではない
- 壊れるのが怖いなら、弱めに締めれば問題なし
トルクレンチは便利ですが、各パーツのメーカーが異なるため、本当に適切な強さ(トルク)がわかりません。
正直、自分の感覚に頼るのが一番ですよ。
経験が少ないなら、弱めに締めつけておけば壊れることがないので、安心して下さい。
経験を増やして、徐々に締め付ける感覚を掴んでいきましょう。
とはいえ、感覚だけだと怖いと感じる方は、トルクレンチを使い使えば、締め付け具合が数値で確認できるので、自分の感覚を磨くきっかけにもできます。
基本的に必要ありませんが、自分の感覚も信じられないなら使ってみて下さい。
2:メンテナンスに必要な工具とは?
なお、ロードバイクを自分で整備するなら、工具は必須になります。
メンテナンスする範囲にもよりますが、下記工具一式を準備すれば、ほぼほぼ全てメンテナンスできますよ。
自分で整備して愛車を長期間使い続けるためにも、下記工具を購入してメンテナンスをしましょう。
とはいえ、「ロードバイクを購入直後で出費を最低限に抑えたい…」と考えている方もいるはず。
そんな方は、下記記事に最低限必要な工具を紹介しているので、参考にして工具を揃えてみて下さい。
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ロードバイクに必要な工具を揃える方法【必要最低限の工具も紹介】
2023/4/6
こんにちは、シゲです。 というお悩みにお答えしていきます。 本記事の内容は下記です。 1:ロードバイクに必要な工具を揃える方法 2:最低限必要な工具 「自分でロードバイクをメンテナンスしたいけど、どん ...
3:トルクレンチは不要です
本記事の内容をまとめます。
下記理由から、ロードバイクの整備にトルクレンチは必要ないです。
- 経験でどれくらい締めていいかわかる
- 実は適性の規定が明確ではない
- 壊れるのが怖いなら、弱めに締めれば問題なし
規定は、メーカーが独自で決めているため、パーツの組み合わせ次第では規定が適正ではなくなり、あくまでも目安にしかなりません。
それに、弱めに締めれば壊れることもないため、結局感覚が最適です。
感覚を養うためにも、今すぐメンテナンスをしてみて下さい。
5回もすれば、感覚も掴めるはずです。
また、「自分の感覚だけに任せるのはちょっと…」と不安なら、トルクレンチを使うのもありですよ。
感覚+数値で締め付け具合がわかるので、感覚も掴みやすいと思います。
早く感覚を掴みたいなら、トルクレンチを使いましょう。
なお、ロードバイクのメンテナンスを全て自分で実施するなら、工具を1式揃えた方が良いです。
下記工具1式を揃え、メンテナンスをして愛車を大切に長期間乗り続けましょう。
ということで、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。