こんにちは、シゲです。
・部下が生意気でムカつく。
・どうにか生意気な部下を反省させて、仲良く仕事ができるようになりたい。
・生意気な部下の対処方法を教えて。
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は、下記です。
- 1:生意気な部下への対処方法
- 2:上司や部下の立場は関係ない
「部下がマジで生意気で毎日イライラする」「でも、仕事も順調に進めないといけないし…」と悩んでいませんか?
確かに、プライドが高い部下を持つと、上手く仕事が回せず人間関係も悪化しそうで不安ですよね。
しかし、断言しますが、自分が上司だからという態度を取ることで、部下との距離感はどんどん離れます。
とはいえ「仕事を進める上で上司として対応は必要だし…」という方もいるはず。
そこで、本記事では生意気な部下への対処法を紹介します。
部下との関係性に悩むことはなくなるし、仕事の負担も軽減できるので一石二鳥ですよ。
11年勤めていた会社で、入社3年目くらいまで生意気だった私も、上司との関係は良く退職後にも連絡を取り合っているくらいです。
部下といい関係になり過ごしやすい職場にして、仕事を効率力進めるためのノウハウを共有しますね。
1: 生意気な部下への対処方法
早速ですが、生意気な部下への対処方法を紹介します。
具体的には、下記4つです。
- 仕事を丸投げする
- 生意気なくらいがいいと考える
- 本気でぶつかってみる
- マナーやルール違反は本気で注意する
仕事を丸投げする
部下は理想を求めているため、仕事を丸投げすることで、現実と理想のギャップを理解して貰えるからです。
- 部下「○○の段取りに余裕がなさすぎます。改善して下さい。」
- 自分「そうか。今は改善する余裕がないから、○○の段取りを1から作ってみて」
- 部下「わかりました」
- 部下(内心)「やってやるよ」
- ~作成開始~
- 部下「あれ、段取りってどう作ればいいの?」
- 部下「全然余裕ができない…。もしかして上司が作った段取りが最適かも…」
このように、仕事を丸投げすることで、部下は現実の壁を理解して、自分の能力の低さに気が付きます。
部下も、自分の理想通りに仕事が処理できないと理解できれば、生意気なことは言わなくなるはずです。
なお、部下が努力をして、理想通りに仕事を処理できるようになったなら、素直に部下を褒めましょう。
自分が無理と思っていたことを、現実に変えた人は、立場関係なくリスペクトすべきですよね。
生意気な部下がいるなら、仕事を丸投げしてみるのもありです。
生意気なくらいがいいと考える
生意気なのは、部下が向上心ある証拠だからです。
向上心がある部下は成長しやすいですよね。
部下が成長してくれれば、自分にもメリットが多いです。
生意気な部下を肯定しつつ、サポートして部下を成長させましょう。
例えば、書類作成で改善が必要と部下が言ってきたら、下記みたいな対応をするとかです。
- 部下「社内の書類作成の質は低くていいため、完璧に作らなくていいですよね?」
- 自分(内心)「入社したばかりなのに生意気だな」
- 自分(内心)「まぁ生意気ぐらいがちょうどいいか」
- 自分「確かにそうだね。じゃあ、どれくらいの質がいいと思う?」
- 部下「私は…」
こんな感じですね。
部下が生意気なのは、仕事に本気で取り組んでいるからです。
仕事に熱意を持っている部下と、対立しても部下は育たないし、自分のためにもなりません。
また、全ての指示を肯定してくる部下だと、人間味を感じなくて怖くないですか?
それなら、生意気な方が人間味を感じ、接しやすいですよね。
将来の自己投資と思い、生意気なくらいが丁度いいと考えましょう。
本気でぶつかってみる
本気でぶつかれば、生意気な部下にも熱意が伝わり、仲良くなることができるからです。
私の実体験で詳しく解説していきますね。
【体験談】お前ぐらい生意気な方がいいと言われた話
私は、11年勤めていた会社で、入社3年目くらいまで、理想だけを口にして関係部署の管理職の人とよく口喧嘩をしていました。
たぶん、2日に1回は喧嘩をしていたと思います。
今思うと、20代前半の私が、45歳以上の管理職に文句を言うってかなり生意気ですよね。
とはいえ、理想に向かって行動を続けていた私を見て、関係部署の管理職の人は、よく飲みに連れて行ってくれました。
飲みに行った時も、不思議と考え方は違うけど、嫌な人ではないなと感じていたことを覚えています。
その後、5年ほど一緒に仕事をすることがなくなりましたが、久しぶりに会う機会があり、下記会話をしました。
- 関係部署の管理職「最近部下が増えたんだが、全て肯定してきてつまらないんだよ」
- 関係部署の管理職「お前ぐらい生意気な方が、張り合いがある」
- 自分「そうなんですね。私も最近上司に受け流されることが多くて、バカにされているみたいなんですよ」
- 関係部署の管理職「お互い大変だな。今日飲み行こうぜ」
- 自分「行きます」
こんな感じで、よく喧嘩をしていた関係部署の管理職人と仲良くなることができました。
本気でぶつかりあった方が、熱意が相手に伝わり、仲良くなることができます。
軽く受け流す対応は辞めるべき
部下も受け流されていることは気づいているからです。
もし、自分が「この人は自分の話を受け流しているな」と感じたら、どう思いますか?
私なら、信用できない奴と認識して、より距離を開けますね。
例えば、下記みたいなやりとりです。
- 上司「○○(同僚)の仕事が遅くて、協力してくれ」
- 部下「今回は、○○の仕事手伝いますけど、次はないです」
- 上司「ハッハッハ、社員同士だし仲良くしようぜ」
- 部下「…」
- 部下(内心)「上司は、話を受け流しているな」
- 部下(内心)「だから信用できないんだよ」
こんな感じで、中途半端に受け流しても、より距離が開くだけです。
それなら、正々堂々本気でぶつかった方が、距離が縮まります。
本気でぶつかってみましょう。
私個人的には、生意気な部下と仲良くなるなら、本気でぶつかることが最適だと思っています。
マナーやルール違反は本気で注意する
とはいえ、マナーやルールを守らない生意気な部下なら、本気で注意しましょう。
理由は、マナーやルール違反は、人として間違った行為だからです。
例えば、遅刻を繰り返していて「遅刻ぐらい許してくれ」と言っている部下なら、「遅刻は社会人としてありえない」と注意が必要ですよね。
マナーやルール違反で生意気な部下には、しっかり注意して反省されましょう。
もし、注意しても反省しないなら、相手にしない方がいいですね。
本人が変わる気がないなら、変えることができないからです。
マナーやルール違反で注意後に反省しないなら、なるべく関わらないようにしましょう。
ということで、ここまでが生意気な部下への対処方法になります。
下記を試し、生意気な部下と仲良くなりましょう。
- 仕事を丸投げする
- 生意気なくらいがいいと考える
- 本気でぶつかってみる
- マナーやルール違反は本気で注意する
何事にも、行動しないことには、成果は出せないため、1つでもいいので実施してみて下さい。
2:上司や部下の立場は関係ない
ここからは、少しだけ補足になります。
生意気な部下と接する時は、上司や部下などの立場は関係なく、人として対等な立場で付き合うことが重要です。
なぜなら、会社の立場を使うと、部下は「上司は、自分の意見を押し付けてきているだけだ」と感じるからです。
- 部下「○○(同僚)さんは、効率が悪くすぎです」
- 部下「他の人にも、迷惑がかかっているので、上司から注意して下さい」
- 上司(内心)「部下なのに生意気だな」
- 上司「君が考えることではないよ。私が考えることだから」
- 部下「…」
- 部下(内心)「それができていないから、言ってるんだよ」
こんな感じで、会社の立場を利用して相手を納得させようとしても、部下との距離が広がるだけです。
生意気な部下とは、人として対等な立場で対応しましょう。
3:まとめ 対等な立場で付き合おう
本記事内容をまとめます。
生意気な部下への対処方法は、下記4つ。
- 仕事を丸投げする
- 生意気なくらいがいいと考える
- 本気でぶつかってみる
- マナーやルール違反は本気で注意する
1つでもいいので、実践してみて下さい。
また、会社の上下関係で対応しても、仲良くすることができません。
人として、対等な立場で付き合いましょう。
ということで、以上になります。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。