こんにちは、シゲです。
・仕事を辞めたい。でも、退職理由を本音・嘘どちらで伝えるべきか迷う…
・スムーズに退職するために上手い退職理由を知りたいな。
という、お悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は下記。
- 1:仕事を辞める理由は、本音と嘘どっちがいいの?【大切なのは、自分の不満を解決できるかだけ】
- 2:伝え方を考えても、自分のためにならない話
- 3:「本当」・「嘘」どちらでも、引き留められる話
- 4:法的には、どんな理由でも退職可能
- 5:仕事を辞めると伝える前にすべきこと
- 6:伝える時の重要なポイント
- 7:どうしても伝えられない時の対処方法
「退職する決意はできたけど、理由はどうしよう…」「本音をいうと機嫌が悪くなりそうだし、嘘を言っても自分がモヤモヤする」と悩んでいませんか?
確かに、退職する際、円満に退職しようとすることにも違和感を感じますよね。
しかし、断言しますが、辞める理由は本音・嘘どっちでも問題ありません。
本音か噓かより、自分の不満が少しでも解決できるかの方が重要です。
そこで、本記事では気持ちよく自分が納得して退職する方法を紹介します。
11年勤めた会社を退職し全く後悔していない私が、ノウハウを共有しますね。
1:仕事を辞める理由は、本音と嘘どっちがいいの?【大切なのは、自分の不満を解決できるかだけ】
退職理由は、「本音」と「嘘」どっちでもいいです。
大切なのは、自分の不満を解決できるかのみです。
「仕事を辞めたい」と思っているのは、現職場に不満があるからですよね?
現職場で不満を解消できないとわかれば、“仕事を辞める”必要があるのは確定です。
仕事を辞めた方がいいと分かっていれば、仕事を辞める理由は、何でもよく、辞められればOKのはずだからです。
たとえば、下記のようなブラック企業に勤めているとします。
- 残業=毎日5時間、残業代なし
- 休日出勤=土曜は強制、日曜も2週に1回
- 給料=毎月14万
- スキル=同じ作業で量が多いだけ
このようなブラックな会社だったら、仕事を辞める理由は「本音」・「嘘」どっちでもよく、早めに仕事を辞めたいはずです。
つまり、重要なのは、「仕事を辞める理由」を考えるのではなく、「現職場で、自分の不満が解決できるか」を考えるべきです。
これを読んでいる人は、「仕事を辞める理由」を探している人ですよね。
しかし、仕事を辞める理由を探しても、根本の「自分の不満」は解決できるかわかりません。
まず、やるべきは、現環境で「自分の不満を解決できるか」です。
上記理由から、退職理由は、本音と嘘どっちでもよく、大切なのは、自分の不満を解決できるかのみになります。
2:伝え方を考えても、自分のためにならない話
伝え方を考えても、自分のためにはなりません。
具体的な理由は、下記2つで解説します。
- 伝え方を考えているのは、他人のためだから
- 円満退社も必要ない
では、解説していきます。
伝え方を考えているのは、他人のためだから
仕事を辞める伝え方を考えているのは、他人のための行為です。
仕事を辞める伝え方をどうしようと考えているのは、“他人の言動”を気にしているだけで、自分に得がないからです。
自分のために、仕事を辞めるのですから、他人の言動を気にする必要なんて全くありません。
また、上司や同僚が、退職を“止める権利”もありません。
※詳しくは、後ほど解説します。
自分のために退職をするのに、周囲を気にする必要はないし、気にしただけ損をしています。
たとえば、下記みたいな感じです。
自分:「どう伝えれば、上司が納得して退職できるかな?」
上司が納得するために、「伝え方」を考えていますよね。
本来、仕事を辞めて納得したいのは、上司ではなく、「自分自身」のはずです。
上司が納得するかは問題ではなく、自分が納得できなくれば、仕事を辞めて後悔するのは自分です。
むしろ、「上司が納得する伝え方」を考えるだけでも、時間がとられるため、損していますよ。
上記理由から、仕事を辞める伝え方を考えているのは、他人のための行為です。
自分に得はないので辞めましょう。
円満退社も必要ない
円満退社も必要なしです。
仕事を辞めたら会わなくなる人達と、納得し合う必要はないからです。
私も11年勤めた会社を退職してからは、3~4人くらいしか会ってないです。
また、会っていると言っても、年に3回あればいいくらいです。
ちなみに、当時担当していた上司とは、退職後1度も会っていないし、連絡も取りあっていません。
少し寂しいかもしれませんが、所詮そんなもんですよ。
また、今後、会わなくなる人達に祝福されながら、退職しても嬉しくありませんよね。
退職するのは、あくまでも自分のためです。周囲は無関係なのです。
上記理由から、円満退社も必要なしです。
3:「本当」・「嘘」どちらでも、引き留められる話
仕事を辞める理由が、「本当」・「嘘」どちらでも、引き留められます。
引き留めることが、上司の仕事だからです。
上司は管理者として、「部下が辞める原因は、上司にあるのでは?」と上層部や周囲の人に疑われないために、引き留めたという実績が欲しいだけです。
または、あなたの代わりに新人を入るとなると、教育から指導まで全てやり直しになるため、引き留めた方が、上司自身が楽をできるからです。
引き留めるのは、“あなたのため”ではなく、“上司自身のため”です。
私も11年勤めた会社を退職する際、5回ほど面接(引き留め交渉)をされました。
上司も3名ほど変わりましたが、聞く内容すべて一緒で、「なんで辞めるの?」「給料上げる予定だからさ」「引継ぎはきちんとしてね」などが主な内容でしたね。
結局は、私の意思が固いと悟り、仕事を辞めることを認めてくれました。
退職後は、連絡があるわけでもなく、一気に関わることがなくなりましたね。
つまり、引き留めていたのは、“私のため”ではなく、“上司自身のため”だったからですね。
上記理由から、仕事を辞める理由が、「本当」・「嘘」どちらでも、引き留められます。
4:法的には、どんな理由でも退職可能
法的には、どんな理由でも退職可能です。
法的には、どんな理由でも退職可能なため、上司に拒まれても関係ないです。
また、損害賠償などの脅しも法律違反に該当するので、実際に損害賠償をされる心配はないです。
引用元:労働基準法第5条
(強制労働の禁止)
第五条 使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によつて、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。
引用元:民法627条第1項
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
上記理由から、法的には、どんな理由でも退職可能です。
5:仕事を辞めると伝える前にすべきこと
仕事を辞めると伝える前にすべきことは、下記2つです。
- 本当の不満を理解すること
- 転職活動
では、詳しく解説していきます。
本当の不満を理解すること
まずは、自分の本当の不満を理解することから始めましょう。
自分の不満をきちんと理解できていれば、仕事を辞める理由など気にならなくなるからです。
また、自分の不満をきちんと理解できていれば、転職する際にも不満を解決できる条件がわかるため、転職に失敗しにくくなります。
具体的な方法は、下記です。
- 不満をできる限り箇条書きで書き出す
- 「人間関係」「お金」「キャリア」「健康」の4つに分けて不満を分析する
- 不満を現職場で解決できるか検討し実施する
上記の工程で、不満を分析すれば、仕事を辞めてもいいか明確にすることができます。
具体的に知りたい方は、下記記事をどうぞ。
-
仕事を辞める基準は「自分の利益になるか?」だけです
2023/2/12
こんにちは、シゲです。 というお悩みにお答えしていきます。 本記事の内容は下記。 1:仕事を辞める基準は「自分の利益になるか?」だけです【自分を優先すべき話】 2:判断する方法 3:転職する人は、日本 ...
上記理由から、仕事を辞めると伝える前にすべきことは、まず自分の本当の不満を理解することから始めることです。
転職活動
仕事を辞める前に、転職活動をしましょう。
仕事を辞める前に、転職活動をすることで、将来の不安を無くすことができるからです。
また、内定をもらうことができれば、仕事を辞める理由にもなるため、上司に伝えやすく、拒まれることもなくなります。
転職活動をするなら、転職エージェントを利用すると便利です。
転職エージェントとは、転職のサポート・支援してくれるサービスです。
たとえば、企業と直接調整しづらい給料面も、個人の代わりに企業と調整してくれたりします。
また、自分に合った求人などを紹介してくれたりもしますね。
退職についても、親身に考えてくれてアドバイスをくれるので、利用する価値ありですよ。
代表的な転職エージェントを貼っておきます。
無料で利用できるので、登録だけでもしちゃいましょう。
マイナビ 転職エージェント
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※給料交渉の代行サービスあり
上記理由から、仕事を辞めると伝える前にすべきことは、転職活動です。
6:伝える時の重要なポイント
仕事を辞めることを上司に伝える時の重要なことは、決意を固めることだけです。
仕事を辞める決意が決まっていないまま、仕事を辞めることを上司に伝えても、曖昧な言動になってしまうからです。
そのため、引き留めの時に上司に流され、退職できなくなる原因になります。
決意が固ければ、熱意も伝わり上司も納得しやすく、スムーズに仕事を辞めることができます。
私自身も決意を固くして、上司に仕事を辞めることを伝えたので、問題なくスムーズに仕事を辞めることができました。
上記理由から、仕事を辞めることを上司に伝える時の重要なことは、決意を固めることです。
7:どうしても伝えられない時の対処方法
どうしても上司に仕事を辞めることを、伝えられない時は、退職代行を使うのもありです。
退職代行とは、自分の代わりに、退職手続きなどをしてくれるサービスです。
もちろん、上司や同僚と顔を合わせる必要はないため、気を遣う必要はなく安心して退職することができます。
代表的な退職代行を貼っておきますね。
どうしても上司に仕事を辞めることを、伝えられない時は利用してみて下さい。
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上記理由から、どうしても上司に仕事を辞めることを、伝えられない時は、退職代行を使うのもありです。
8:まとめ
最後に、本記事内容をまとめます。
- 退職理由は、本音と嘘どっちでもよく、大切なのは、自分の不満を解決できるかのみ
- 退職理由の伝え方を考えてるのは、 “自分のため”にならないため辞めるべき
- 円満退社は、仕事を辞めたら会わなくなる人達と納得し合う必要はないため、必要なし
- どんな退職理由でも、上司自身のため必ず引き留められる
- 法的には、どんな理由でも退職可能なため、上司や周囲を気にする必要なし
- 仕事を辞めると伝える前に下記は絶対にしておきましょう
- 自分の本当の不満を理解すること
- 転職活動
ということで、今回はこの辺にしておきます。
仕事を辞める時に重要なのは、自分の不満をきちんと理解し、現環境で不満を解消できないか判断することです。
現環境で不満が解消できないと分かれば、仕事を辞める理由を伝える方法なんて関係なく、仕事を辞めるべきです。
まずは、行動しないことには、何も変えられません。
自分の人生を豊かにするためにも、すぐに行動を始めましょう。
念押しになってしまいますが、貼っておきます。
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あなたが、納得できる人生をおくれることを願っています。
ということで、以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。