ロードバイクを始めて4年ほど経ったシゲです。
・始めてロードバイクのグループライドに挑戦するから不安。
・楽しくグループライドをするためにも、注意点を知りたい。
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は、下記です。
- 1:ロードバイクのグループライドで注意する点
- 2:グループライドのメリット
- 3:グループライドができる仲間を作る方法
「友人と初めてグループライドをする…」「楽しみだけど、下手すると集団落車など大きなケガになりそうだから、注意点などを知りたい」と悩んでいませんか?
確かに、友人数名と一緒に走行すると、しゃべっり競争したりとワクワクしますよね。
しかし、レースのようにちょっとしたミスで友人全員に大きなケガを負わせて、私生活にも支障をきたすかもと考えるとゾッとするはず。
そこで、本記事ではグループライドで注意する点を紹介します。
本記事を読みそのまま実施すれば、友人との空気が悪くなったり、大きなケガをすることもなく楽しく集団で走行することができますよ。
ロードバイク歴5年以上で、毎年仲間達とグループライドをしている私がノウハウを共有しますね。
グループライドを楽しむためにも、是非最後まで読んでみて下さい。
1:ロードバイクのグループライドで注意する点
ロードバイクのグループライドで注意する点は、下記7つ。
- マイペース走行は辞める
- 車間距離は必ず開ける
- 声及びハンドサインを心がけよう
- 適度な休憩をとる
- 競争意識は辞める
- 機材の自慢は辞める
- 「今日は調子悪い」は言わなくていい
各項目ごとに、詳しく解説していきます。
マイペース走行は辞める
グループライドで走行するグループ員は、各々楽だと思う走行スピードが異なるからです。
もし、自分がマイペースで走行して、グループの中で一番遅かったら、どう思いますか?
- みんなと離れてしまった。待たせてしまって申し訳ないな
- 結局一人で走っている時より、他の人に気も使うし余計に疲れちゃう
きっと上記考えになり、グループライドが嫌いになるはず。
私も友人5人とグループライドに出かけた経験があります。
そのグループには、初心者が1人居て、1番ペースが遅かったです。(初心者なので当然ですよね)
しかし、友人3名は我慢できなかったんでしょう。
「競争するから」と言い残し、先に行ってしまいましたね。
残りの1人と私で、一番遅い人にペースを合わせながら走行して、全員なんとか完走することができました。
しかし、後日一番遅かった人に「また、グループライド行かない?」と誘っても「いや、ちょっとその日は予定あって…」と断られる回数が増えましたね。
きっと前回のグループライドが楽しいと思えなかったからでしょう。
このように、グループライドをする時は、一番遅い人にペースを合わせて走行することが重要になります。
ただし、グループの中で自分が一番遅いなら、最後尾に回りマイペースで走行するのもあり。
無理に周りのペースに合わせても、すぐに疲れてしまい、最終的にグループ員に迷惑が掛かってしまうから。
最悪、一人で走ることになりますが、グループ員に迷惑が掛かるよりマシですよね。
なお、どうしても、遅いのが嫌なら、疲れにくくなるしかありません。
コツが分かる記事を張っておくので、試してみて下さい。
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車間距離は必ず開ける
グループライドは、前方に走行している人が風除けになり、自分が受ける空気抵抗を減らせるため、疲れにくくかなり楽に走行することができます。
しかし、車間距離を短すぎると、衝突事故などになる可能性が高くなります。
私も過去に、友人と2人で並んで車間距離を短く走行していました。
たぶん、1mもなかったと思います。
しかし、前方にいた友人が、急にブレーキをかけ私が避け切れず、衝突しましたね。
幸いなことに、走行スピードが遅かったため、友人も私もケガをはしませんでしたが、ヒヤッとしたことを覚えています。
それ以降は、車間距離を最低でも3mは開けるようにして走行していますね。
自分の身体を守るためにも、グループライドをする時は、車間距離を開けましょう。
声及びハンドサインを心がけよう
声やハンドサインをすることで、グループ員に次の行動を知らせることができるからです。
また、注意喚起にもなるため、声を出すことやハンドサインをすることは非常に大切になります。
私は、毎年ロングライド(長距離を大人数で走行する)のイベントに参加しています。
イベントに参加する人の大半は、後ろから車が来たら声を出して「車きまーす」と危険を前方の参加者に伝えます。
また、ハンドサインで曲がる方向を、後方の参加者に教えたりもしていますね。
グループライドをする時は、グループ員の安全を守るためにも、声及びハンドサインを心がけましょう。
適度な休憩をとる
グループ員は、それぞれ休憩が必要なペースが異なり、疲れ方にバラツキがあるからです。
例えば、一番走れる人が、「まだ大丈夫だ」と考えて休憩を取らないでおくと、グループ員のなかで一番疲れている人が、ハンガーノックなどになってしまい、体に力が入らない状態になる可能性があります。
自分だけではなく、グループ員の体調なども配慮して、適度な休憩をとりましょう。
私は、最低でも1時間に1回は取るようにしています。
競争意識は辞める
グループライドで、競争意識があると、遅い人のモチベーションが下がるからです。
例えば、グループ内で競争したとして、毎回自分が一番遅かったら、下記感情になるはず。
- 自分センスないな
- 毎回負けるし、つまらない
- もう一緒に走りたくない
このように、モチベーションが下がりますよね。
また、後から「俺の方が速かったな」など自慢されたら、もっと嫌な気分になるはず。
人間関係も悪くなるし、最悪の場合、ロードバイクに乗ることを辞めてしまう可能性もあります。
グループライドは、あくまでもみんなで楽しむことが目的のため、競争意識は辞めましょう。
とはいえ、「どうしても競争したい」と考える人はいるはず。
その場合は、レースに出てみて下さい。
ガチな人が多いため、刺激を貰えるはずです。
機材の自慢は辞める
ロードバイクの機材は、一つ一つ高価な物が多く、自慢をすると「自分はお金持っている」と主張しているみたいになるからです。
たとえば、ホイールだと、ミドルグレードで約5万円ほどします。
コンポなら、5万円オーバーもザラにあります。
嫌味にも聞こえるため、ロングライド中の機材自慢は辞めましょう。
ただし、相手から使用感想などを聞かれたら、相手も知りたい欲が強いため、話をするのもありです。
「今日は調子悪い」は言わなくていい
これは、競争意識と似てますが、競争に負けて「今日は調子悪い」って言ったら、ただの言い訳にしか聞こえないからです。
誰でも、言い訳を聞かされたら、嫌な気分になりますね。
言い訳が続くと「この人は言い訳が多い人だからな」と思われてしまい、人間関係も悪くなってしまいます。
人間関係を良好にしておくためにも、グループライドをする時は、「今日は調子悪い」は言わないようにしましょう。
2:グループライドのメリット
ここからは、グループの楽しさを少しでも知ってもらいたいので、グループライドのメリットを紹介します。
グループライドのメリットは、下記3つです。
- 疲れづらく走行できる
- 色んな人と会話できる
- 気分が変わる
では、詳しく解説していきますね。
疲れづらく走行できる
グループライドをすることで、空気抵抗を減らすことができるからです。
私の体感で申し訳ないですが、一人で走るよりも2~3割ほど、楽に走行できています。
また、「みんなと一緒に走行しているから頑張ろう」という気持ちになるため、気持ちが高揚しますね。
気持ちが高揚したまま走行していると「疲れた」より「楽しい」の方が優先されて、疲れづらく感じます。
疲れづらく走行できることは、グループライドのメリットです。
色んな人と会話ができる
グループライドをすると、休憩時間などで、グループ員と他愛もない話ができるからです。
日頃話さない内容の話なども聞けるため、面白いと感じますよ。
例えば、昼食などで初めて行った店などの感想も聞いたり、話たりできます。
ちなみに、私がグループ員と一番盛り上がった会話は、イベントに参加した際、「サイクルジャージを逆にはいて、お尻のパットがまったく見えない」グループ員がいたという話題です。
非常にくだらないですが、こんなくだらない会話も一人ではできませんよね。
どんな内容で、盛り上がるかはわからないですが、ふっとした話題でも盛り上がることがあるのも、グループライドをする魅力の一つです。
気分が変わる
グループライドをすることで、「みんなで走行できている」「色んな会話ができてスッキリした」などの一人では得られない気分を味わえるからです。
私は基本的に、一人でロードバイクに乗る方ですが、年に4回ほど5名以上でグループライドをします。
たまに、大人数で走行するのも、新鮮さがあり非常に楽しいです。
友人の状況や心境なども知れて、「自分ももう少し頑張らないといけないな」と思う機会にもなっていますね。
確かに、1人でロードバイクに乗っていると、周りに気を使わないで済むため楽ですよね。
しかし、ずっと1人で走行していると寂しく感じないですか?
寂しさをなくすためにも、グループライドは有効です。
ロードバイクの良いところは、1人でも大人数でも楽しむことができることですよ。
ロードバイクの楽しさを最大限に活かすためにも、グループライドにも挑戦してみて下さい。
3:グループライドができる仲間を作る方法
ここからは、「グループライドの魅力は分かったけど、一緒に行ける人がほぼいない」という方に向けた内容になります。
グループライド仲間が欲しい方は、是非読んでみて下さい。
グループライドができる仲間を作る具体的な方法は、下記3つ。
- 友達を誘う
- サイトやSNSで探す
- イベントに参加して仲間を作ろう
では、詳しくみていきましょう。
友達を誘う
友人を巻き込むことで、グループライドの仲間が増えますし、様々なイベントにも参加することができるからです。
私がロードバイクを始めたのは、友人に誘われたのがきっかけ。
始めは「ちょっと興味あるし、レンタルしてみようかな」と思い立ち、ロードバイクをレンタルしました。
レンタルしたロードバイクで、友人と走行してみると、思っている以上に楽しくて「ロードバイク面白い」と感じましたね。
そこから、数日後には、ロードバイクを購入していました。
そこからは、誘ってくれた友人と良く一緒に走行して楽しんでいます。
グループライドの仲間を作るために、友人を誘ってみましょう。
ただし、ロードバイクの初期投資は安くないため、レンタルから誘うと良いでしょう。
サイトやSNSで探す
最近だとサイトやSNSでも募集しているサイトがあります。
無料で簡単に募集することもできるため、是非、利用してみて下さい。
イベントに参加して仲間を作ろう
ちょっと難易度が高いかもですが、イベントに参加して仲間を作るのもありです。
人は、目的が一致すれば、どんな人でも共感することができます。
そのため、イベントに参加して、声を掛けてみることで、十分に仲間を増やすことは可能。
始めは緊張するかもしれませんが、恥ずかしいのはその瞬間だけなので、勇気を持って声を掛けてみて下さい。
全国のイベントがまとまっているサイトを紹介します。
あなたの住んでいる地域の近くに、イベントがあるか確認して参加してみて下さい。
ということで、以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。