こんにちは、シゲです。
・本音を言えなくて、いつも損をしている気がする。
・ストレスも溜まるし、本音を言えるようになりたい。
・本音を言えるようになる方法を知りたいな~
というお悩みにお答えしていきます。
本記事の内容は下記になります。
- 1:本音を言えない理由
- 2:本音で伝える方法
「本音で伝えるのが苦手」「でも、我慢してるのも辛いし、本音で話せるようになりたい」と悩んでいませんか?
確かに、本音を伝えることで、人間関係が悪くなる可能性は高くなりますよね。
しかし、今後は主張しない人がドンドン損する時代になってきています。
このまま本音が言えない状態が続くと、最悪ストレスで病気になる可能性も高いです。
本音で伝えられるようになりたい方は、参考にしてみてください。
11年勤めていた会社で、本音を言えず後悔した経験がある私が詳しく解説していきますね。
1:本音を言えない理由
本音を言えない理由は、下記4つになります。
- 他人に嫌われたくないと思っている
- 自分の意見に価値がないと思っている
- 相手が納得しないと思っている
- 本音がわからない
他人に嫌われたくないと思っている
本音を言って他人に嫌われたり、反発されることで、今後の人間関係が悪くなることを恐れているからです。
- 同僚A「○○さんって、仕事できないのに一人だけ昇給してずるいよな~」
- 自分「そうだね」
- 自分(内心)「じゃあ、○○さんみたく、ゴマすりすればいいんじゃない?」
- 自分(内心)「でも、同僚Aさんに嫌われたら、職場でも一人になるから黙っておこう」
こんな感じで、他人に嫌われたくないと思っていると、本音を言えなくなります。
自分の意見に価値がないと思っている
自分意見より、他人の方が優れた意見だと考えているからです。
そのため、自分の意見(本音)は言わずに、他人の意見に賛同してしまいます。
- 上司「○○の利益を5%アップさせたいのですが、案を出してください」
- 同僚「100万円掛かりますが、設備を導入すれば、作業時間を約30時間短縮できます」
- 自分「私も同意見です」
- 自分(内心)「100万円分の設備投資は、会社的には無理だろうな~」
- 自分(内心)「でも、私が考えた外注化案は、同僚が出した案より明確じゃないし無理」
こんな感じで、自分と他人の意見に優劣をつけているため、自分の意見に価値がないと判断し、本音を言えなくなっています。
相手が納得しないと思っている
本音で伝えても、相手が納得せずに結局採用されないと考えているからです。
私が社会人3年目くらいまでは、定年間際の上司と一緒に仕事をしていました。
定年間際の上司に、私の意見(本音)を言っても、「入ったばっかりの新人が何言ってるんだ」という言動をされたため、全く本音を言わなくなりました。
当時は「どうせ、私の意見なんて聞いてもくれないなら言わない」と感じていた事を覚えています。
上記のように、本音で伝えても相手が納得しないなら無駄と考え、本音を言わなくなります。
本音がわからない
他人を優先する癖がついて、本音を真剣に考えていないからです。
そのため、本音が分からず、相手に伝えることができません。
- 上司「急で悪いが、○○の仕事を今日中に終わらせるために、徹夜してくれ」
- 上司「俺は冷静な判断をしないといけないから、徹夜はできないんだ」
- 自分「わかりました」
- 自分(内心)「徹夜了承しちゃったけど、何となく嫌な気分だし損している気がする」
- 自分(内心)「でも、何て言って断ればいいかわからない」
こんな感じで、他人を優先して、本音を真剣に考えていないため、本音が分からなくなってしまいます。
本音がわかっていない状態なら、本音を相手に伝えることはできませんよね。
ここまでが、本音を言えない理由になります。
無意識の内に、自分自身で制御してしまっていることが大きな原因です。
そこで、本音で伝える方法を紹介していきます。
この方法を使えば、相手に本音を伝えることができるようになります。
2:本音で伝える方法
本音で伝える方法は、下記4つになります。
- 本音を理解する
- 他人の評価、機嫌は気にしない
- 協議するための1つの意見として本音を伝える
- 本音を言っても変わらないなら、環境を変える
本音を理解する
自分自身の本音を理解していなくれば、相手に伝えることができないからです。
まずは、自分自身の本音を理解することから始めましょう。
具体的な方法は、下記2つになります。
- 自分が無意識に嫌と感じた原因を真剣に考える
- 自分が損・得するかを考える
一例は下記になります。
- 【自分が無意識に嫌と感じた原因を真剣に考える】
- 上司から仕事依頼
- 何か嫌だなと感じる
- 原因を考える
- 上司の管理ミスで、仕事の依頼をされているのに、自分だけしか労働しない
- 本音=上司も一緒に仕事しろ
ここまでが、本音を理解する方法です。
では、この本音を相手に伝えるべきか判断する方法は、下記を使います。
- 【自分が損・得するかを考える】
- 自分だけが労働するのは損
- 仕事依頼を断るもしくは、上司や同僚も一緒に仕事を処理すべき
こんな感じで、本音を理解して相手に伝えるべきかを判断できれば、相手に本音を伝える準備ができます。
他人の評価、機嫌は気にしない
本音を言って協議にも入れてくれず、すぐに反論する人と仲良くする必要がないからです。
自分の意見と反対の意思を持っている人と、仲良くしようとしても、ストレスが溜まるだけですよね。
それなら、嫌われて会話しなくなった方が、気持ちも楽になります。
私が11年勤めていた会社で、私の意見に何でも反論してくる同僚の先輩がいました。
始めは「嫌な人だけど、先輩だし仲良くしないと」と考え、本音を言わずに我慢した結果ストレスでイライラしていましたね。
しかし、ある時から「仲良くしようとしてストレスが溜まるなら、嫌われてもいいや」という考えになり、本音を伝えるようになりました。
もちろん、同僚の先輩は反論してきたので、無視して私一人で勝手に仕事を処理するようになったことを覚えています。
その後、同僚の先輩とは一切話さなくなりましたが、仕事も問題なく処理できたため、気持ちも楽になり結果的に得と感じましたね。
上記理由から、他人の評価・機嫌は気にしないで、本音で伝えて問題ありません。
自分自身を守るためにも、本音で伝えましょう。
協議するための1つの意見として本音を伝える
協議するための1つの意見として本音を言えば、他人から嫌われることはないからです。
例えば、友人と海外旅行の計画を立てる時に、下記意見を伝えるとかです。
- 行先は、ハワイが今の時期夏だから過ごしやすそうだよ
- 遊ぶなら、スカイダイビングで日本では見れない景色を見てみたい
- 予算は20万円以内がいいな~
こんな感じで、協議するための1つの意見として本音を言えOKです。
後は、実際に協議して自分の希望通りになればそれでいいし、ならなかったとしてもしつこくゴリ押ししなくれば、友人から嫌われることはないです。
また、本音を伝えることはできているため、ストレスは溜めにくくなります。
上記理由から、協議するための1つの意見として本音を伝えましょう。
本音を言っても変わらないなら、環境を変える
本音を言っても、必ず自分の望んだ結果になるとは限らないからです。
本音を言い続けて、何度も自分の望んだ結果が出ないなら、環境を変えて自ら行動した方が早く成果を出せます。
例えば、昇給したいと思って、上司に下記説得を本音で実施したとします。
- 仕事量を1.5倍処理するようになった
- 先に昇給した同僚よりも実績を出している
- 部下が3人いるのに、部下と同じ職級
上記のように、本気で説得しても昇給しないなら、転職や副業などで収入アップを狙った方が確実に得です。
ちなみに、私も11年勤めていた会社で、業務改善を本音で伝え続けましたが、改善する気配が全くなかったため、退職しました。
今はフリーランスとして、生計を立てようとしています。
上記理由から、本音を言っても変わらないなら、環境を変えましょう。
3:まとめ
本記事内容をまとめます。
- 本音を言えない理由
- 他人に嫌われたくないと思っている
- 自分の意見に価値がないと思っている
- 相手が納得しないと思っている
- 本音がわからない
- 本音で伝える方法
- 本音を理解する
- 他人の評価、機嫌は気にしない
- 協議するための1つの意見として本音を伝える
- 本音を言っても変わらないなら、環境を変える
ということで、以上になります。
本音を言えないのは、他人を気にして優劣を決めているからです。
しかし、協議するための1つの意見として本音を言えば、他人から嫌われることはなく、本音を伝えることができます。
たとえ、嫌われたとしても、自分も本心では仲良くする必要はないと考えているため、問題ありません。
他人は気にせずに、本音を言いましょう。
また、本音を言って自分の望みが叶わないなら、環境を変えましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。